田中一光氏のポスター作品を徹底的に解析、「ライゾマティクス グラフィックデザインの死角」

デジタル技術を中心に、既存の枠組みを越えた多様なクリエイションを切り開いてきたライゾマティクスが、「グラフィックデザイン」をテーマにした企画展「ライゾマティクス グラフィックデザインの死角」をギンザ・グラフィック・ギャラ …

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下手な「解析」なんてして欲しくないので、行ってみたいような行ってみたくないような。

特別展「みちのくの仏像」−東京国立博物館

十二神将立像(山形・本山慈恩寺)

展示スペースも点数も多くはない。そういう展示スタイルは円空さんの時と似ていると感じた。ただ、もちろんそれが印象を左右するということではない。

公式サイトのみどころに人間味のあると書かれているのだが、それとは異なった印象を持った。それを最初に言うのは少し違う。「みちのく」だから人間味というのはちょっと安易じゃないか。
逆にどの仏像からも、これほどとは想像していなかった崇高さを感じた。空想の中で時を遡り、想いを馳せるとより一層そう感じられた。その中に確かに人間味といえるようなものもあった。優しさとか包容力が伝わってきた。それを人間味と呼ぶならその通りだろう。

他と違う佇まいを見せていたのが、岩手・黒石(こくせき)寺の薬師如来坐像。圧倒的で隙の無い力強さにしびれる。

パネル展示で、被災した収蔵物の復元についてまとめてあった。これが意外に読み応えがあり、興味深かった。失われてしまったもの、残りはしたが被害の大きいもののなんと多いことか。逆に驚異的な手間と技術で救われたものもまたものすごい点数に上る。関わっておられる方々に敬意を表したい。

特別展「みちのくの仏像」/2015年1月14日(水)〜4月5日(日)/東京国立博物館 本館特別5室(東京・上野公園).

北条明直メモリアル展

友人の作品神奈川県座間市にある座間神社つきの会館「すいめい」にて、明日16日の午後4時まで。
以前もここに書いたいけばなをやっている友人が出品していて、また手伝わせてもらった。
はじめてカメラ付きの携帯(PHS)を使い始めているのでこれで撮ってみようと思ったのだけれど、ほとんどブレちゃって失敗。みんなよくこんなホールドし難いもので写真を撮っているなあ。軽いこともあってシャッターを押す時にまた微妙にブレるみたい。慣れるまでは使えない。おまけに解像度の設定を見落として全部小さいファイルになっちゃった。どんな素人だよ。
そういうわけで、大掛かりな作品の一部を撮った左の画像しか使えるものがなかったっす。ごめんね。
今回は友人曰く割合納得の仕上がりだったし、僕も良かったと思っていただけにそれが残念。次回までに携帯カメラに慣れるか、ちゃんとデジカメ用意するかしよう。

他の出品者のインスタレーションの数々も、僕が手伝わせていただいた中では面白い作品が集まり、こういう場に居られてラッキーと思った昨日1日であった。

帰りは懐かしい小田急線相武台前駅から電車に乗ったのだけれど、ここのところ若干お疲れだったのか各駅停車で座れたからなのか激しく熟睡。
会場の「すいめい」という神社会館は小さめながら素敵なお庭(そこにも野外作品がいくつも)もあり、とてもよい天気だったのでおもてに出るとほんわかまったり。帰りの熟睡による時間の寸断でなんだか夢みたいな1日だったな。
お近くの方はぜひ。

川喜田半泥子のすべて展

今日は今年2度目の川喜田半泥子展へ。1度目は正月に只券を貰った銀座松屋、今日はちゃんと自腹で横浜そごうで見てきた。
1度目がとても面白く、年初に元気が出る良い展覧会だったから、今回内容がいくらか変わるということでもう一度と決めた。
こんな場所から世間を眺められたら楽しかろうなあと思われる境地に棲むことが出来た人だと思う。今回は1度目よりもさらに作者の輪郭が浮かんで見えた。
隙だらけなのだ。
銀行の頭取まで務めた実業家としての顔の反動?好きなようにろくろを回し続け素人を通した作陶活動。もちろん一つ一つの作品自体には隙や弛みは感じられない、どころか(多作であったことを思えばさらに)完成度の高さに驚くしそれぞれの宇宙にどっぷり楽しめる。
しかし作品と作品の間にはゆったりと堂々と隙があり、圧倒的な存在感や緊張感は感じない。でも(そちらの世界には疎いから想像でしかないけれど)たとえば良い茶室というのはもしかしたらそう言う空気感の中に存在するものなのかもしれないとも思う。
これでいい、という説得力を感じるし、何よりそれらを見ていると何だかわくわくしてくる。
作品は個人蔵が多く、まとまった個展となったのは関東では18年ぶりとのこと。それも今回のような規模では初めてということだった。
「東の魯山人、西の半泥子」とも称されるらしい。個人的には圧倒的に半泥子ファンになった。

川喜田半泥子のすべて展 横浜そごうでは3月22日まで。その後山口県立萩美術館、三重県立美術館と巡回。

かしこまらない生け花の在り方

今日明日は生け花の講師もしている友達の公募展参加作品制作の手伝い。講師も、と書いたのは多方面で才能を発揮している人だから。
ここ数年この時期恒例になってきている。短時間での準備は大変だけれども普段とは違う貴重な体験ができて楽しい。しかも手間賃までいただけちゃうので有難い。

この展覧会はざっきばらんな雰囲気で、自由なスタイルで参加することができ、友達も割合チャレンジ度の高いものを出してくる。
生け花といってもここではかしこまったものではない。どこにでもいるような普通のおじさん、おばさん達(失礼。だってそんな風に見えるのだもの。実際はどこかの家元さんとかも混ざっているのかもしれないが)が楽しみながら「フリーアート」を創作している。そんな雰囲気も楽しみの一つだ。ただそんな中にキラリと(あるいは渋く)光る作品を見つけるのも面白い。

友達の作品も毎回生け花の枠を飛び越えて素材(植物)との格闘となっていく。今日は本人も僕も納得できる状態まで作り込めなかった。明日の午前中が勝負。さてどうなるか。

第35回 いけばな公募展
日時:2009年12月5日12:00〜17:00、6日 10:00〜16:00
場所:隅田公園リバーサイドギャラリー
入場無料