婦人科外来2回め

この記事は、実際には2011年6月14日に記しました。記憶が少しあやふやです。

夫と一緒に受診。これまでの検査から、リンパに転移がない、スキルスでもないと先生から伝えられる。それは良い知らせなのだが、この時はまだ知識が浅く、ああそんなものかと思う。しかし、腹水の検査結果はクラスIV。

「悪性ってことですか?」

「悪性の可能性があるということです。」

そして手術の日にちを相談する。最初の診療では、混んでいるから2か月くらい先との話だったが、来月4月14日に決まった。先生によれば、震災の影響で学会の予定が変更になったのだそうだ。私の前に呼ばれた人は、空いたこの時に手術日を繰り上げた患者さんだと先生はおっしゃっていた。その女性は、夫らしき人に車椅子を押してもらっていた。。。

私はよほど悪いのだろうか。いずれにしてもお腹が張って苦しく、手術を早くしてもらえるのは嬉しかった。

先生は手術内容等をプリントして私たちに説明した。子宮単純摘出、両側付属器切除、悪性だったら骨盤から傍大動脈リンパ節郭清、大網切除が加わる(今、プリントを見ずに記憶を頼りに記しているので間違いがあるかも)。リンパ節を記した人体図のカードが白衣の胸ポケットから取り出され、郭清するという部分が指し示される。境界悪性の場合は悪性に準じた術式になる。良性であれば手術の時間は3時間ほど、そうでなければ6時間くらい。

どのくらい切るのかという私の問いには「恥骨から上へお臍の上まで。この絵よりももっと上まで切ることになるでしょう」と、プリントの臍の上まで点線が入ったイラストに、先生は赤ペンで破線を追加した。

先生は、念のため胃の内視鏡検査をしておきましょうとおっしゃった。輸血用に自己血を貯血する予約も入れることになった。

(その後、夫の話では、先生が「一緒に頑張りましょう!」とおっしゃったのだそう。全然覚えていないのはたぶん、手術の内容がネットで調べてわかっていたにも関わらず、実際に示されてショックで、呆然としてしまったからだと思う。)

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