衣替え

衣替えをしようにも、替えて着るものがなくなってしまった。スーツはまるで借り物みたい。貧乏根性で全部は処分できなかったが、ボトムスについてはかなり処分した。

ついでにと下着類の引き出しを開け、数枚あったサニタリーショーツを取り出す。お世話になりました、あばよ! やや感傷的になる。ふと見ると、知らぬ間に腹帯が4枚も入っている(自分が入れたのだけど)。入院中は世話になったよ、まだ傷跡も痛いことだし寒くなったらハラマキ代わりに使うかな。あ、ハラマキそのものか。(ちなみに、これから入院するため腹帯を探しているアナタ、竹虎の「ソフラビレイ」よりオオサキメディカルの「ヌーベル」のほうが、値段が高い分、ずり上がったりしませんヨ。)

さてと。とりあえず今着る服を買おう。お腹の傷が擦れず、今より少し太っても着られるようなワンピースを買おう。

早速、近くの店に行く。ある店で試着したときは「ラインがきれいですね〜!」、別の店では「細いですね〜!(褒め言葉)」と言われた。世の中の痩せているのを良しとする美的感覚に、以前は大きな不満を抱いていたものだが、今はそうであってくれて気が楽だ。もしぽっちゃりしているのが美しいとなったなら、服を買いに行く元気もないくらい落ち込んだことだろう。ボトムスの処分なんて、わーわー泣きながらしたに違いない。

 

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