Archive for 2012年03月04日(日)

ウォシュレット、壊れる

土曜日、トイレの床が濡れているのに気付く。便器が壊れた? 座るだけでなく、今や抱きかかえる?ほど仲良しなトイレが壊れるのは相当困る。すぐに業者さんを呼んだ。

「ウォシュレットが水漏れしているんですよ。これはかなり古いものですからね。新しいのに替えるしかありません。」

その言葉に諦めて買い替えることにした。

ウォシュレットを買い替えるときには、タンクや便器ごと替えたいと思っていた。最近の便器は掃除がしやすいらしいし。

だが、突然その時がやって来ると、トイレ貯金をしていたわけでもないため尻込みしてしまう。(尻込みだってさ〜!って、自分でウケてる。)便器まで替えると、床の張り替えも必要だという。

結局、便器はそのままで、ウォシュレットだけ買い替えることにした。

「えーっと、リモコンを付けなくても良ければ、このページのこちらになります。」

「いや、リモコン付きで。」

なくても機能的には問題ないが、今リモコンをかけている壁のねじ穴を隠すために壁紙を張り替えるよりはいいかもという理由。

「それでは、こちらの機種。汚れにくい最新モデルです。」

「じゃ、それ。」

「ベージュなので、2週間ほどかかるかもしれません。」

「はあ?」

我が家の便器はホワイトでもアイボリーでもなくベージュ。昔、便器で流行った色らしい。でも今では需要が少ないため受注品とのこと。ウォシュレットを新しくしたら、後から便器だけ買い替えることもできますよと言われたが、ベージュ・ラビリンスにハマるのもどうなんだろ。

「月曜日にいつ入るか連絡します。」

そう言って、業者さんは帰って行った。

ただいま、トイレにはマイナスドライバーが置かれている。水が滴らないようウォシュレットの元栓を閉めたため、使用前後には開閉作業を行わなくてはならない。そこまでしても洗わないではいられないのは、性分というより時代なのだと思う。

プチ腸閉塞で病院に行くか?

木曜日のプチ腸閉塞中、足の指や裏がつったりこむら返りを何度も起こした。お腹激痛&嘔吐でそれどころでないのに、こんな時になるなんてと思っていた。

ところが後でネット検索してみると、脱水症状を起こした時に足がつることがあるらしい。飲まず食わずで、液体をひたすら吐きまくっていたので、身体が干涸びかけていたみたい。

あんまりひどいとマズイらしいから、そういう時にはとっとと病院に行ったほうが良いということも知ったが、またあんなふうになったとき、すぐに行くだろうか。

一人で歩ける状況ではない。なんとか行けたとしても、家の近くの病院はどうも気が進まない。なんたって、以前のことがある。

2年前に高熱が出て病院に行ったときに何でもないと言われ、その後、下腹が筋肉痛のように痛むので行くと、「そこまで言うなら」的にレントゲンを撮って「気のせいかもしれません。様子をみましょう。でも便秘ですね」と、便を軟らかくする薬を処方されるだけだった。

下腹の痛みは半年間続いた。笑うことも、咳もくしゃみも堪えないと痛くてたまらなかった。でも「気のせい」なのだと思っていた。その時はまだ、お医者さんによって見立てが違うなんて、思ってもいなかったときだから。

考えてみると、あの時にはすでに下腹が出ていた。その冬にスカートを買おうと店で試着して、鏡に映ったお腹の具合に衝撃を受け、運動しなくてはと思ったし、最近、知り合いから「一昨年の夏にはお腹が出てきたと話してましたよね」と言われている。

もしあの病院で超音波検査等をしてくれたら、卵巣が腫れているのはわかっただろう。そうしたら、結果的にもっと早く病気がわかったはずだ。すぐに適正な治療までたどり着けたかはわからないが、もう少し早く治療できて、もしかしたら胃を切らずにすんだ、なんてこともあったかもしれない。あの時、下腹を触診された記憶がないので、最初から「何でもないのに、また来た」くらいに思われたのだろう。

腸閉塞の話に戻れば、腸閉塞なら珍しくないから誤診は少ないだろうけれど、気乗りしないよなあ。ちなみにその病院は「アナタ、家近いから入院でなく、点滴は通院で」と高熱時に通わされる距離なんだが。。。