Archive for 2012年06月11日(月)

YHフローレとエプリッチ

土曜日は冷蔵庫の配送日だった。その2、3日前から下段の冷凍庫と野菜室も冷えなくなったので、買い替えて正解だった。

冷蔵庫は設置しても冷えきるまでに最低数時間はかかるので、なるべく中身を空にするようにした。日頃、庫内のチェックなどしていないので、食品を一掃する良い機会でもある。賞味期限切れのものが結構あるのだ。ドレッシング、ジャム、佃煮、、、瓶詰系がいっぱい。

そんな瓶詰の背後に隠れ潜んでいたのが、YHフローレとエプリッチ。

その節はお世話になりまして。元気になった今の味覚でもう一度、味わってみたいけれど、賞味期限が随分前に切れているため捨てることにする。ありがとう。さようなら。

せっかく出て来たので、いまさらではあるが私個人の利用してみた感想を。

【YHフローレ】

ヤクルトの「ミルミルS」(Sのほうね)が大好きだったら、結構好みの味だと思う。私自身はこの手のものの中では美味しいかもと思ったけれど、大好きとまでは。。。そんな感じだったので、義務的に飲んでいた。いろいろな栄養成分が入っているのは良い。最初のころは200mlという量が多く、1本飲みきるのに苦労した。だんだん胃腸も回復してきて200mlが一気に飲めるようになってきたら、今度はお腹が下ってしまった。「ごくごく飲み」は気を付けたほうが良い。ゆっくり飲まないと下痢をする。(なのに、便秘のときに「飲めば出るかも?」と思って飲んでも、出ないものは出ない。)

ストローが付いていないということは、経口摂取の人が少ないのだろう。ということは、口から飲むことはあまり考えていないのかも? 味についてもっと改良の余地はないのだろうか。もっと美味しいのが飲みたいし、もっと少量パックがあっても良いと感じた。

【エプリッチ】

これも一度には食べられない量。食べきりサイズがあったらなあ。しかし、味がバラエティに富んでいるし、通販で1つから買えるので試し買いができるのは良い。

コーヒー味は私にはイマイチだった。ほかに買ったフレーバーはどれもほんの2、3口食べるのはおいしい気がする。大勢の人たちに出すために、ようかんの一口分くらいに切って出すのに便利なものみたい。とにかく一人で一度には食べきれないし、同じ味が続くと飽きる。

【結局のところ。。。】

便利、美味しい、値段も高くない、ということでよく利用した栄養補給用の食品は、結局のところ、ウィダーインゼリーなどだった。。。亀山先生もカロリーメイトやウィダーを飲んどけ、とも言ってたなあ。

転ばぬ先の腸閉塞対策

銀座医院に続けて行っちゃったおかげで、ラッキーなこともあった。腸閉塞対策における援護である。

亀山先生は二見先生に、私が腸閉塞で来院したことを話され、開通前&開通後の腸閉塞レントゲンを見ておいてもらったと仰っていた。で、大建中湯がいいとか、いろいろ話し合ってくださったらしい。嬉しい限りである。

さらに。入院設備のある外科に突如腸閉塞で行く前に、先にかかっておいたほうが受け入れてもらいやすいから、そうできるように行きやすいところに紹介状を書こう、とのこと。まるで念願の関所手形が下りる気分だ。

「実は今も、腸閉塞2、3歩手前な雰囲気なんです。」

数日おきにお通じはあるし、ガスも出ているけれど、なんか微妙な予兆があるのである。たとえばお腹があまり空かないとか、食べるとやや膨満感があるとか。

「消化の良いものを食べてね。きのこはダメだよ。麦ご飯も。」

「麦ご飯も?」

「うん。そのまま出てくるよ。」

便秘に良い食べ物って、腸閉塞には良くなさそう。

そしていまだ数歩手前な雰囲気。昨夜は膨満感で横になった途端にこみ上げて来て、トイレに駆け込み少しだけリバース。スパゲティが数センチの長さでトマトソースとともに出て来た。よく噛んでるつもりだったんだがなあ。

 

アミラーゼが高くてリンパ球が多い

先週の火曜日、そろそろ大腸カメラをやってやるか!と上から目線、態度デカめで銀座医院に行った。腸を押すと痛い理由がわかるかもしれないし。それから、検査とは関係ないけれど、平熱が低くなってしまって大丈夫なのかどうしても聞きたい。内視鏡検査はお任せ!な二見先生と日にちを相談させていただく前に、検査します宣言&「ついで聞き」のため亀山先生の診察室へ。

先生に最近の体調を聞かれたので、先日の体調不良のことや右耳下に小さな腫れを見つけたことを言うと、大腸カメラは発熱のほうを片付けないととたしなめられる。

「あの、体温が下がってから35℃台なんですけどー。」

これについては先生、まるでスルー。それより微熱があったことが問題らしい。以前からの診察を振り返ると、気にしなくて良いことにKameyamaセンサーは無反応、ということが判明しているので、大丈夫ってことらしい。

「それじゃ、胸の音を聞かせて。」

先生が聴診器を持ったので、私はシャツを、、、

「うぎゃ〜〜っ!」

「どうした!?」

「シャツにシミが。。。さっき飲んだコーヒー、こぼしてた。」

水色のシャツにコーヒーを、滝で言ったら袋田の滝レベルでザーッとこぼしていたのである。施設かどこかで「オバアちゃん、まーたこぼしちゃったの?」と言われている老後が頭に浮かんでいる場合でなく、これはかなり恥ずかしい。

「気付かなかったよ」と先生は仰ってくださったが、そのあとこう続けた。

「……そこから胸の音は聞こえないでしょ?」

動揺してか、ワタシは胸のボタンははずさず、シャツの下からお腹を出していた。。。

そんなこんなな診察で、背中に痛みがあるかどうかなども診ていただき、血液検査もした。

血液検査では白血球は正常だが、アミラーゼが少し高いとのこと。そこで、結果が後日になる検査もすることになり、金曜日に再度、病院に行くことになった。

金曜の朝、先生から結果が良くないので説明するからとわざわざお電話を頂く。喉元過ぎればなアバウトな性格が見透かされているもよう。

結果を伺いに行くと、唾液腺でなく膵臓のアミラーゼが高く、さらに白血球の中のリンパ球の割合が高いということだった。たとえば膵臓がんなども否定はできないらしい。

「経過観察の腫瘍マーカーの値、わかる?」

「わかりません。」

次からは聞くことにしよう。米村先生は腫瘍マーカーの値は見方がある、数値だけで一喜一憂すべきでないというようなことをおっしゃっていたが、亀山先生も、私の場合は術後のマーカー値と比較しないことには、今、マーカーをしたところで判断がつかないというお話だった。

今回の微熱などの不調は、先生によればたぶん感染症だろうが(確かそう仰っていたような)、また一週間くらいしてから治っているかどうか診ようとのこと。そして、

「来月の経過観察はエコー? CT? あ、MRIね。そのとき膵臓あたりも撮ると思うけど、それで米村先生にも診てもらってね。」

ということだった。