お向かいさんのその後(5)

先週の日曜日、youさんからお電話をいただき、お母さんの最近のご様子を伺えた。話の内容は、本当にうれしいものだった。

これまでのことを思い出すと。。。youさんのお母さん=お向かいさんの長期にわたった入院生活は、実のところ大変なものだった。腸に開いた穴が塞がらず、一時は危篤な状態まで陥ったこともあった。

その後回復され、やっとのことでめでたく退院となったのだが、手放しで喜べなかったのは腸の穴が塞がらなかったからである。退院してもストマをつけ、さらにポートを埋め込んでの生活なのだ。栄養補給のためにポートに点滴を自分でつなぎ、夜寝ている間ずっと点滴するというのが、今のお向かいさんの日課。それでもご飯だっておいしく食べられるし、お出かけもされているようで、お元気にされているようだった。

そんな状態ではあるけれどもお向かいさんもyouさんも受け入れ、今、毎日の暮らしを楽しまれている。

とは言っても。やはりストマが外せるものなら外したいし(トイレ滞在時間は長くなるけど~)。何より、夜中の点滴はトイレで何度も目が覚めて熟睡できないだろう。点滴棒をお供にトイレに行くのも、ホント煩わしいもんなあ。

そんな煩わしさにオサラバするためには手術が必要。そこで決心されたようで、

「7月に手術することになったんです。」

この報告のために、youさんはお電話してくれたのだと思う。

今はとても前向きだと言う。以前の前向きは、気持ちを鼓舞するために無理矢理言っていたウソ前向きだったけれど、今度は本気の前向きだ。

手術してすぐは大変だろうけど、今度こそスッキリできますよ! 絶対に。お向かいさん、東京で待ってますよ!

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