先進医療B

先月(2014年10月)、厚生労働省の先進医療会議は、国立国際医療研究センター病院が申請した「腹膜偽粘液腫の減量切除術に対する周術期腹腔内化学療法」先進医療Bとして了承した。

なにはともあれ、国際医療研究センターの矢野先生ありがとうございますぅう、お目にかかったことないけどぉおお。

国際医療研究センターの矢野先生のことは、米村先生の診察の時に「東大の人で腹膜偽粘液腫について一所懸命取り組んでいる先生がいる」等々伺っていた。

私は、腹膜偽粘液腫の腹膜切除+腹腔内温熱化学療法という治療について、ひとっ飛びで保険適用を望んでいたが、ド素人的考えだったかも。。。いずれにしても、これで保険適用への道が開けたと思う。

了承された厚生労働省の先進医療会議の第23回は、現時点で議事録がアップされていないので詳細が分からないけれど、資料は見ることが可能(下記の、先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について 資料 先-2(PDF:67KB) 別紙4(PDF:1,808KB))。

別紙4を見ると、構成員の五十嵐隆先生という方が評価者で、欧米では確立した治療法であり、わが国での導入、保険適用が望まれるとして、将来的に保険収載を行うことが妥当としている。イエ〜イ!

そーゆーわけで、 先進医療B。である。先進医療Bは薬事法上未承認・適応外の医薬品・医療機器を用いた医療技術で、これでデータ収集をして今後につなげるという感じ。

で、先進医療となれば、患者として気になるのは医療費のこと。この「腹膜偽粘液腫の減量切除術に対する周術期腹腔内化学療法」においては、上記の「資料 先−2」の「先進医療技術審査部会において承認された新規技術に対する事前評価結果等について」の「保険給付されない費用※1※2(「先進医療に係る費用」)」を見ると、29万3千円とある。

先進医療ってすごく高いイメージがあるから、この金額は可愛くは見えるものの、費用捻出が難しい人もいるだろうな、な金額である。

それからぶっちゃけな話として、患者負担は米村先生のところのほうがかからない。が、例えば関東圏の人などは、先進医療30万プラスであっても関西に行くより入院・通院のための交通費や家族の宿泊費がかからないし、移動時間の短縮もできて精神的にも肉体的にも楽だとは思う。

以上。ってことなんだけど、ビミョ〜に気になることがとりあえず2点あったりする。

1点め。資料見ると、国立国際医療研究センター病院の腹膜偽粘液腫の治療数が少なすぎるのと、手術時間が長過ぎる。。。なので今後、どんどん手術していただいて腕を磨いていただきたい、と思う反面、自分や自分の大切な人が手術するならすでに名人の先生にお願いしちゃうよね〜、という。

2点め。「周術期腹腔内化学療法」とは手術したときの腹腔内温熱化学療法(HIPEC)プラス、手術後「術翌日より、腹 腔内に5-FU 15mg/kg / NS 1000 mLを腹腔内に投与し、24時間毎に薬剤の入れ替えを行う。これを4日間連続で繰り返す。」のようだけど、この術後にやるヤツのほう、キツくないの? キツくないのぉ??? HIPECだけじゃダメなんですか? ちなみにやった人いますか? 感想を教えてください!

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