Archive for 2016年04月11日(月)

やれるもんならやってみそ

毎日が忙しくて疲れていると、軽い病気にでもなってのんびり入院してみたい、と思ったりしない? 正直に告白すれば、私もそう思うことがある。あんな大変な、ヒーヒーした経験をしておきながら、そう思ったりするんだから、人間って(というか私がだけど)バカだな〜と思う。

でも。

我慢の限界に挑戦しているかのような入院は、、、




いやだ、いやだぁああ!!!

めちゃくちゃ痛い。あれはツラい。
熱が全然下がらない。これもツラい。
そして、
絶対安静、ベッドから起きちゃいけない。コイツがまた非常にツラいのである。

ICUとかさー、私には気が狂いそうだったのを思い出すと、ベッドから起きてウロウロもできないなんて、ああ、やっぱり忙しくても頑張ります、ごめんなさい、もうそんなこと考えませんっ、と思うのである。

その絶対安静を2週間やって、もういいかと思ったら、また2週間と先生に言われて、都合4週目に突入している、というのが、あつママさんという。。。

今、治るために頑張っている。

滝に打たれるとか険しい山に登るとかっていう修行よりも、何もできず、動かず、一か所にずーっと寝続けるっていうほうが、とんでもなくすごい苦行だと思う。

あつママさんはきっと、精神力も鍛えられちゃうだろう。あと1週間か。。。はぁ。。。

ヨネ・スイッチ

思い出したのだけれど、先月の池田病院での診察で、ベッドに仰向けになって米村先生にお腹をペロッと見せたときのこと。

「!! どーしたんだっ!?」

先生がいつもの穏やか系から一変、厳しい顔をされたのである。

「は?」

自分のお腹を覗き込むと、先生が指差しているのは、手術痕と平行に赤く細長く付いた、パンストの縫い目の跡だった。恥ずかしげにヘラヘラ笑いながら説明すると、先生も恥ずかしげに「あはは」と笑った。

以前のお腹診察でも、先生が「!! どーしたんだっ!?」となったことがある。その時は私は、恥骨だったか剣状突起部分だったか忘れたけれど、ケロイド直し&ひっかかり防止のために、手術痕の切り始め(切り終わり?)にテープを貼っていたのである。

先生としては、一瞬、自分の与り知らぬところで、患者がなんらかの外科的処置を受ける理由があったのか、と驚かれたのだろう。要らぬところでスイッチを押してしまってスミマセン。ってか、こっちも恥ずかしかったっス。