Archive for the ‘08.お仲間のこと’ Category

回顧・おはぎちゃん(その1)

もう2年経つ、おはぎちゃんが旅立ってから。きちんと落ち着いた気落ちで記そうと思っていたことや、その他、いろんな思いがあって、今の今まで来てしまった。でもこのままいくと、いつまでたっても書けないかもだから、ちょっとずつでも、話が前後してでも記していくことにする。

おはぎちゃんは、このブログでは個人情報的なことから、「Cさん」など、呼び名を変えて登場していただいたと思う。腹膜播種になった女性だ。

タイトルで、「回顧」でなく「追悼」とすべきか、考えたけれど、追悼なんかしない!という思いで、回顧とした。

よく、「彼女は私の心の中で生きています」とかいうけれど、なんかそれって違うな〜って思う。おはぎちゃんやNEWさんが亡くなってから、私にはわかったことがあったのだ。

生きているかどうか、って次元でないところに、彼らは「いる」ってこと。肉体はないから「生きている」ってことにはならないけれど、「いる」ことは確かなのである。彼らはそのユーモアでたま〜に仕掛けてくるし。「あ、ヤラレタ」って思うこと、あるもん。

さて、おはぎちゃんは、肉体を持つこのシャバで、本当に本当にやりきってから、次のステージに行った。あれだけやりきった人っているだろうか。

肉体があるからこそできることとは、人との交流だ。一方通行の言葉の投げかけ(意思の伝達)は、次の世界でもできそうだ(あくまでも想像だけど)。でも、密な交流や社会的生活(社会の関わりのなかで生きること)といったことは次の世界にも、もしや、あるかもしれないけれど、形は違っていそう。泣いたり笑ったりして1日1日を過ごす生活ではないだろう。そもそも「生活」じゃないな。

時々、おはぎちゃんのことを思うと、「pomちゃん、いろいろ忙しいってことは良いことなんだよ。私のことは書いてほしいけれど、無理しなくていいからね」と、聞こえてくるかのようだ。それで今の今まで来ちゃって、ごめん、おはぎちゃん。で、「その2」が本題。

  • ちびまるぱんだ

    2017年07月31日(月)05:39

    返信

    待ってました!
    おはぎちゃん(o^^o)

    • pom

      2017年08月01日(火)00:31

      返信

      ちびぱんさん、あざっす。たぶん、今度の土曜か日曜に「2」を投稿すると思います。後手後手で、おはぎちゃんもあきれていると思われマス。

  • ちびまるぱんだ

    2017年08月01日(火)21:24

    返信

    「あらあら」って笑顔で見守ってますよ、きっと( *´︶`*)

  • ちびまるぱんだ

    7月 31st, 2017

    返信

    待ってました!
    おはぎちゃん(o^^o)

    • pom

      8月 1st, 2017

      返信

      ちびぱんさん、あざっす。たぶん、今度の土曜か日曜に「2」を投稿すると思います。後手後手で、おはぎちゃんもあきれていると思われマス。

  • ちびまるぱんだ

    8月 1st, 2017

    返信

    「あらあら」って笑顔で見守ってますよ、きっと( *´︶`*)

天国からのサプライズ(イントロ編)

父が入院したのは6日の金曜で、それは私にとってなんだかんだの忙しさがちょっと越えて、ビミョーなインターバルのときだった。父を病院に連れて行った義妹の報告からは、それなりに心配なものの命に別状はないように思えた。

そこで思いついちゃったのが、「capiさんからイタダキ会」である。

以下、登場人物は「絵馬(あらすじ編)」と絵馬の話に出てくるんだけど。

なんかもー、絶対、仕組まれたね、天国から。

やれるもんならやってみそ

毎日が忙しくて疲れていると、軽い病気にでもなってのんびり入院してみたい、と思ったりしない? 正直に告白すれば、私もそう思うことがある。あんな大変な、ヒーヒーした経験をしておきながら、そう思ったりするんだから、人間って(というか私がだけど)バカだな〜と思う。

でも。

我慢の限界に挑戦しているかのような入院は、、、




いやだ、いやだぁああ!!!

めちゃくちゃ痛い。あれはツラい。
熱が全然下がらない。これもツラい。
そして、
絶対安静、ベッドから起きちゃいけない。コイツがまた非常にツラいのである。

ICUとかさー、私には気が狂いそうだったのを思い出すと、ベッドから起きてウロウロもできないなんて、ああ、やっぱり忙しくても頑張ります、ごめんなさい、もうそんなこと考えませんっ、と思うのである。

その絶対安静を2週間やって、もういいかと思ったら、また2週間と先生に言われて、都合4週目に突入している、というのが、あつママさんという。。。

今、治るために頑張っている。

滝に打たれるとか険しい山に登るとかっていう修行よりも、何もできず、動かず、一か所にずーっと寝続けるっていうほうが、とんでもなくすごい苦行だと思う。

あつママさんはきっと、精神力も鍛えられちゃうだろう。あと1週間か。。。はぁ。。。

自己導尿のはなし

腹膜偽粘液腫の根治を目指す手術は、手術する先生はもちろん大変だけれど、患者のほうもそれなりに大変だ。

「お腹の中をこんなに取っても生きられるんですか!」「こんなに取らなきゃ生きられません!」みたいな。

だから術後、以前の身体とは違う自分の身体と付き合うことになるわけで、人によっては後遺症として、たとえば排尿障害になり、自己導尿が必要になった人もいる。

自己導尿になってから数か月で排尿障害が治らないと、一生のお付き合いと考えるべきらしいんだけれど、術後4年にして自己導尿を卒業!なんてこともあるらしい。

ヨガが効いたかも?というのは本人の弁だが、それだけでなく、彼女は気持ちも明るく、いつも綺麗に美し〜くしているし、活動的に過ごしているから、そういう総体的なことで治ったのではないかと、私は思う。

ひさみさんの話である。ブラボー!!

そして2016 Spring

毎度のごとく、今年も期日ギリギリに確定申告書を提出した。とりあえず提出して、ちょっぴりだけスッキリした。

毎年、春の訪れを確定申告で感じるという、しょーもないワタクシであるが、ここ数年は嬉しいことに、もう一つの春の風物詩が。

DSC_2123

いかなごサマの到来である。今年もひさみさんが律儀に送ってくださったという。

ぽんぽこさんへ
今年も“いかなご”炊けました〜。
昨年はお向かいさんにも届けることができたのに、今年はできなくなってしまいまいた。
残念。淋しい。

いかなご、いかなご
そが上に熱き涙をしたたらせて
いかなごを食ふはいづこの里の習いぞや。。。

ひさみさんが作った今年のいかなごのくぎ煮をむさぼり食らいながら、約5年前に同室だったお向かいさんのことを思い出す。昨年旅立っていったお向かいさんを。元気を取り戻した時もあったけれど、入院生活が結局長かった。お向かいさんもお向かいさんの娘さんも、大変だったと思う。

今頃、お向かいさんはどうしているかな。きっと何かを、娘さんたちに伝えたいと思っているだろうな。お母さんの味は大事よ、って言っているかな。。。

お仲間とは、別れもあるけれど、嬉しい話ももちろんある。

ひさみさんのところは下の娘さんもご結婚された。先日その時の写真を見せてもらったけれど、花嫁の娘さんが可愛いし。そして、あらま〜お母様っ、お若くて素敵だわ!って感じで、もー、ひさみさん、元気になって娘さんの結婚式をしっかり体験できて良かったネ。

みんな、いろいろだ。

いろいろだけれど、同じく春は巡るのだ。

病院で頑張っている、あつママさんたちにも。かーなーり辛いところを頑張ってるもよう。応援してるよ。すごくすごく応援してる!! ジワジワ、薄皮だったっけ?剥がれるように良くなっていくんだってさ。

春は巡るのだ。そしてやがて太陽が燦々とふり注ぐ季節に向かうのだ。

虎の穴

ただいま、あつママさんは術後数日経ったところだと思う。

しんどいだろーけど、頑張っているはず。

ほかにも、月曜に手術してる人も知っている。

♪白いベッドの ジャーングルに〜 今日も 嵐が〜 吹きあーれーる〜〜
ルール無用の 腫瘍には 手術のパンチを ぶちかませ
ゆけ ゆけ みんな〜
応援し・て・る〜〜

タイガーマスクの替え歌を歌ってみますた〜〜。
ふざけてないよ、結構マジで。

「寄り切リーナ」

初めてのことってわからないことだらけ。「わからない」は不安感を増幅させる。そんな時、経験談を聞けば、個人差はあろうがちょっと勝手がわかって、無駄な不安は減らせるかも。

リーナさんの話(彼女のコメントをコピペっす)もきっと、誰かの不安をちょっと減らしてくれる気がする。

「怖がリーナ」だったらしいけれど、がんばリーナで寄り切リーナ(←今ココ? 決まり手は「うっちゃリーナ」というよりやっぱ「寄り切リーナ」かと)。そのうち、ばっちリーナとかになりそうでっす!

↓それにしてもこの独特なリーナ節わー、ほんまクセになります。。。

***
近況ですが
一進二退
一進一退
二進一退
繰り返しながら去年の12月で岸和田、米村先生のHIPECから1年が経ちました。

術後の排便障害に散々泣かされてきましたが
すこーーーしづつ
ほんまに
すこーーしづつではありますが
良くなってきてるようです(´▽`*)

お仲間さんが言いました。
薄紙を剥がすような感じやけど確実に良くなってゆくから焦らず頑張って!
上手いことゆーなぁ(・o・)!!と思いました。
ほんまそうですよね
昨日と今日比べても良くなってる気なんてしません。
むしろ昨日のほうがマシ!って日も多々あります。

こうやって1年振り返ると
めちゃめちゃいいやん!ってなります
確実に薄紙365枚剥がれたんやと実感できます

また違うお仲間さん、言いました
年単位で自分の身体視て。決して焦らず悲観せず
って。

ほんまに先輩お仲間さんには開眼させられたり
救われたり、時にはドクター超えたリアル経験からの
アドバイスで心強くなれたりします( ∩ˇωˇ∩)♡

さて、アタシ。
反面患者な人なのでなんの役にも立たないあくまでも
リーナ論??を話しますと。

あめでぃおさんやこれからHIPECを。と考えてる方にとっていっこも説得力はありません。

病歴、ざっくりと…
2014年4月、ドッグ入り
右骨盤内に何かあるぞ、右卵巣が怪しい。要再検査
右卵巣はギリギリアウトの大きさで手術の対象
嚢胞やろうと診断。

CT、MRI検査の結核右卵巣摘出したらオケとゆわれていたのに数日後、呼び出し。上の人の見立てで嚢胞ではなさそう。子宮、両卵巣摘出となりかなり動揺したけど承諾。
同年8月いざ開腹したら
「なんぢゃ!ごりぁ〜!!」
でした
虫垂がパンチクリンに腫れて先は破裂してそれが腹膜にあちこちに飛び散っていた!
外科の先生も急遽手術室に呼ばれ原発の虫垂、大網と
子宮、卵巣を切除したが飛び散ってるモノ、全て取れていませんと術後目覚めて即聞かされてちんぷんかんぷんでした。

その時の気持ちはやこの病院の非情さは割愛して、
妹、、娘、友達、アタシ、満場一致で米村先生とこにゆかねばっっ!!と9月に紹介状にデータを持って岸和田に。
「安心して下さい。取れますよ(⌒_⌒)」ぐらい簡単に
おっしゃる米村先生に神を見ました(*°○°*)♡!

アタシにはその言葉だけで充分!
この病気がどんなものなのかなんて知らなくていい!
だって治るんやもん

米村先生の手術がHIPECとゆう名前だって術後に知ったし
その手術のリスクさえも知らず、pomさんのこのブログさえちゃんと読めなかった。
怖い話しなんて一文も入れたくなかったから
ちありんちゃんってご存知でしょうか?
彼女のブログだけは何度も何度も読み返しました。
あんな風に治るんや、趣味のダンスだって3ヶ月で復帰したるでぇ、と思ってた。

リーナのリーナは怖がリーナ。

全部全部知ってしまうとヒビリーナ。
きっと手術するかしないかアホほど悩む。

知らないアタシは
早く要らんもん綺麗に取って欲しい!
出来たら今年中(2014年)に手術してもらいたいと思ってました。

そしたら、米村先生から直で電話あり12月26日できるでーやろか〜?と神の声!年末年始なんてどーでもいい!
お願いしますっ!!と言ったら1週間も無かった(汗)

抜けてるけど
同年9月には岸和田で腹腔鏡による手術をしてます。
抗癌剤で洗い流す、病巣確認、腹部ポート設置ですね

米村先生も患者の性格を見抜いてらっしゃいますよね
アタシには小難しい説明はしません
ただ綺麗に取れたよ(^_-)-☆と。

そんな脳天気なアタシを見兼ねて石橋先生(岸和田のこの病気のナンバー2の先生)は丁寧にわかりやすく絵を書きながら 頭に花を咲かせまくってたらアカンでと現実的な話しをして下さいます。

初対面では大嫌いな石橋先生だったのに今はアタシのナンバー1です(○´艸`)♡

話しは脱線してしまってますが
敵に勝つには敵を知れ!
なんですが
アタシは敵はもぉおらんし後は米村先生のゆう通り
後一年抗癌剤頑張るだけ。

そんな感覚でしかないんです。

全く役立たずでごめんなさい。

現実逃避なら毎日思うけど
この一年もまた地味地に薄紙剥がして
去年よりアクティブにやってゆくよっ°.*\( ˆoˆ )/*.°

役にも立たないのに長文、誤字脱字失礼します。
***

  • ぷくもち

    2016年02月04日(木)12:59

    返信

    そうなんです。
    知らないという事は不安や緊張を増幅させると思います。
    私はそれを少しでも回避したくて出来うる限り調べて望みました。

    術後9日目のぷくもちです。
    いやー厳しいですね、スマホ持つ手に力が入りづらくて(;^_^A
    ようやくなんとかご報告できます。

    昨日お腹のドレーンが3本抜けました。
    胸のは廃液が減らないからまだまだです。
    ふらついて起きているのもやっとですが、三分粥の食事は半分以上頂けています。

    悪い事態も想定して、たとえどんな結果になっても後悔しない覚悟でいましたが、なんとか希望の持てる道が見えてきました。

    • pom

      2016年02月05日(金)13:20

      返信

      キタ━━━(゚∀゚).━━━!!ぷくもちさん!
      マジお疲れっス、待ってたyo!!

      厳しい数日間を過ごし、力が入らないながらもスマホができるようになり、ジワジワ回復されているようですね。良かったです。

      時々熱が出たりとか、後戻りすることもあっても、確実に回復に向かっていますので、心配無用です〜〜〜。

      体は辛くて寝てるしかないけれど、ズバリ三食昼寝付き、上げ膳据え膳!と思うことにして(普段はそんな日、ないもんね)、自分を癒すためだけに24時間をお使いくださいませ。

      また、ご報告をお待ちしております!!ぷくもちさんのコメントがきっと、これからの皆さんに役立つはずです。

  • あめでぃお

    2016年02月06日(土)08:00

    返信

    リーナさん、ありがとうございます。

    そして、ぷくもちさん手術成功おめでとうございます。

    我が家はまた日常が戻ってきています。
    月曜に3回目の抗ガン剤前の血液検査。
    4週間休薬していたのに、CEAが18.9→5.9
    に下がっていて単純ですが、夫婦で喜びました。
    まだ基準値ではないのに。
    主人は良く効いているらしく、
    数値が現在は下降してくれています。

    現在長女の反抗期がすごくそちらにふりまわされっぱなしで、余り主人を構えません。

    抗ガン剤治療中は味の濃いモノ、塩辛いモノしか食べれないと言うので食べれるモノを何でも食べて仕事に行ってもらってます。(本当はダメですよね。)

    ペーパードライバー教習も今おやすみ期間らしく、私に出来る事は何も出来ることはないので
    術前検査、手術まで子どもサービスというか
    子育てや春休みの計画(手術すれば、GWは入院になるし)など楽しい事を考えて過ごそうと思っています。

    今日は長女の誕生日。

    そして、まだ7段飾りも無理くり主人にスチール棚を作ってもらうところでとまってるので
    主婦業がんばります。

    またお邪魔します。

    みなさんの順調な回復を祈ってます。

    まとまりのない文章ですみません。

    • pom

      2016年02月08日(月)06:14

      返信

      あめでぃおさん、ありがとうございます。

      お嬢さんのお誕生日おめでとう〜!
      お父さん・お母さんに笑顔がまた戻ってきて、二重に嬉しかったんじゃないかな。
      なんとなく、良いムードな感じ〜〜。気持ちが穏やかになれば、免疫力も高まるしね。

      手術に向けて、良いムードでいきましょうよ!

  • ちびまるぱんだ

    2016年02月10日(水)05:44

    返信

    リーナさん、相変わらずのリーナ節(笑)
    でも、頷ける~(‘∀`)
    私もどちらかと言うと、リーナさんタイプでした。
    あの頃は、pomさんを始めとする手術を経験した先輩方に話を聞き、決断しました。そして 手術を受けると決めてからは、とにかく前しか見てなかったですね。

    突き進む勇気と覚悟…必要です!
    これから手術の方々、fightヾ´。・o・。`ノ!!

    ぷくもちさんも頑張っておられますね( ˊᵕˋ )
    安心しました!

    • pom

      2016年02月13日(土)20:35

      返信

      ちびぱんさん、こちらにお出ましありがとうでござ〜る。
      返信ゲキ遅スミマセン!

      ちびぱんの手術したとは思えない回復っぷりは、勇気と覚悟と前向き姿勢の三つ巴の結果ですよね。
      私どもは元気にやれていることをアピールしていきましょーぜ!

  • ぷくもち

    2016年02月10日(水)17:38

    返信

    あめでぃおさん ちびまるぱんださん pomさん
    ありがとうございますm(_ _)m

    スマホを操る手に力が入るようになり、長時間の座位もなんとかできるようになり、頸の点滴も抜けました。
    ただ、肺に影があったので一緒に治療してもらったそうで、その影響か右肺のドレーンがまだ抜けません。
    焦らず行こうと思います。

    • pom

      2016年02月13日(土)20:42

      返信

      ぷくもちさん、ちょっとずつ体力も出てきたようですね! ヨカッタヨカッタ。
      肺はなんかびっくりですが、治療できたことだし、ま、液がジョワジョワ出てても仕方ないっス。
      今、ぷくもちさんの体は切ったところを一所懸命修復中なんだもん。

      ゆっくり焦らず、ですね〜〜。また、コメント待ってるっす!!!

  • ぷくもち

    2月 4th, 2016

    返信

    そうなんです。
    知らないという事は不安や緊張を増幅させると思います。
    私はそれを少しでも回避したくて出来うる限り調べて望みました。

    術後9日目のぷくもちです。
    いやー厳しいですね、スマホ持つ手に力が入りづらくて(;^_^A
    ようやくなんとかご報告できます。

    昨日お腹のドレーンが3本抜けました。
    胸のは廃液が減らないからまだまだです。
    ふらついて起きているのもやっとですが、三分粥の食事は半分以上頂けています。

    悪い事態も想定して、たとえどんな結果になっても後悔しない覚悟でいましたが、なんとか希望の持てる道が見えてきました。

    • pom

      2月 5th, 2016

      返信

      キタ━━━(゚∀゚).━━━!!ぷくもちさん!
      マジお疲れっス、待ってたyo!!

      厳しい数日間を過ごし、力が入らないながらもスマホができるようになり、ジワジワ回復されているようですね。良かったです。

      時々熱が出たりとか、後戻りすることもあっても、確実に回復に向かっていますので、心配無用です〜〜〜。

      体は辛くて寝てるしかないけれど、ズバリ三食昼寝付き、上げ膳据え膳!と思うことにして(普段はそんな日、ないもんね)、自分を癒すためだけに24時間をお使いくださいませ。

      また、ご報告をお待ちしております!!ぷくもちさんのコメントがきっと、これからの皆さんに役立つはずです。

  • あめでぃお

    2月 6th, 2016

    返信

    リーナさん、ありがとうございます。

    そして、ぷくもちさん手術成功おめでとうございます。

    我が家はまた日常が戻ってきています。
    月曜に3回目の抗ガン剤前の血液検査。
    4週間休薬していたのに、CEAが18.9→5.9
    に下がっていて単純ですが、夫婦で喜びました。
    まだ基準値ではないのに。
    主人は良く効いているらしく、
    数値が現在は下降してくれています。

    現在長女の反抗期がすごくそちらにふりまわされっぱなしで、余り主人を構えません。

    抗ガン剤治療中は味の濃いモノ、塩辛いモノしか食べれないと言うので食べれるモノを何でも食べて仕事に行ってもらってます。(本当はダメですよね。)

    ペーパードライバー教習も今おやすみ期間らしく、私に出来る事は何も出来ることはないので
    術前検査、手術まで子どもサービスというか
    子育てや春休みの計画(手術すれば、GWは入院になるし)など楽しい事を考えて過ごそうと思っています。

    今日は長女の誕生日。

    そして、まだ7段飾りも無理くり主人にスチール棚を作ってもらうところでとまってるので
    主婦業がんばります。

    またお邪魔します。

    みなさんの順調な回復を祈ってます。

    まとまりのない文章ですみません。

    • pom

      2月 8th, 2016

      返信

      あめでぃおさん、ありがとうございます。

      お嬢さんのお誕生日おめでとう〜!
      お父さん・お母さんに笑顔がまた戻ってきて、二重に嬉しかったんじゃないかな。
      なんとなく、良いムードな感じ〜〜。気持ちが穏やかになれば、免疫力も高まるしね。

      手術に向けて、良いムードでいきましょうよ!

  • ちびまるぱんだ

    2月 10th, 2016

    返信

    リーナさん、相変わらずのリーナ節(笑)
    でも、頷ける~(‘∀`)
    私もどちらかと言うと、リーナさんタイプでした。
    あの頃は、pomさんを始めとする手術を経験した先輩方に話を聞き、決断しました。そして 手術を受けると決めてからは、とにかく前しか見てなかったですね。

    突き進む勇気と覚悟…必要です!
    これから手術の方々、fightヾ´。・o・。`ノ!!

    ぷくもちさんも頑張っておられますね( ˊᵕˋ )
    安心しました!

    • pom

      2月 13th, 2016

      返信

      ちびぱんさん、こちらにお出ましありがとうでござ〜る。
      返信ゲキ遅スミマセン!

      ちびぱんの手術したとは思えない回復っぷりは、勇気と覚悟と前向き姿勢の三つ巴の結果ですよね。
      私どもは元気にやれていることをアピールしていきましょーぜ!

  • ぷくもち

    2月 10th, 2016

    返信

    あめでぃおさん ちびまるぱんださん pomさん
    ありがとうございますm(_ _)m

    スマホを操る手に力が入るようになり、長時間の座位もなんとかできるようになり、頸の点滴も抜けました。
    ただ、肺に影があったので一緒に治療してもらったそうで、その影響か右肺のドレーンがまだ抜けません。
    焦らず行こうと思います。

    • pom

      2月 13th, 2016

      返信

      ぷくもちさん、ちょっとずつ体力も出てきたようですね! ヨカッタヨカッタ。
      肺はなんかびっくりですが、治療できたことだし、ま、液がジョワジョワ出てても仕方ないっス。
      今、ぷくもちさんの体は切ったところを一所懸命修復中なんだもん。

      ゆっくり焦らず、ですね〜〜。また、コメント待ってるっす!!!

その理由

これまで、何人かの天に旅立ったお仲間のことを、このブログで記している。

結局皆、病を克服できないのかと誤解されるかもしれない。また、なぜそんなことばかり綴るのか、と思われるかもしれない。

まず、お仲間で旅立つ人は少数派である。多くの人は元気にやっていて、ぽんぽこ的に話題にしていないだけっス。スマンな。

手術し、退院後、経過が良ければ、3か月、半年、1年と、経過観察の期間は延びていく。だから調子良い人はそんなに病院に行かない。

何が言いたいかというと、お仲間は調子悪い人だらけ、と思う人がいたら勘違いだってこと。会う人会う人、調子良くないように思ってしまうかもしれないけれど、それは病院で会うからでは? 調子良い人も先生の診断(良い結果)を聞くまでドキドキで調子悪そ〜になってるし。。。

と、それにしても、なぜ旅立った人のことを綴るのかというと。

私なりの心のケジメというか、彼らとの次の新たな関係を認識するためと、もう一つ。

彼らが生きた「証」を、ささやかではあるけれど、とどめておきたいから。

私自身、「私、ダメかも」な時にブログをやろうと思い立ったのである。生きた証を残したかったのだと思う。

親しかったHappyさんは、私が書いてもいいかと聞くと、いつもOKだった。彼女はどこか私にその思いを託しているようだと、いつからか感じるようになった。

同じように感じたのは、おはぎちゃんだ。なんとなく、そういうのを感じた。たぶん合っていると思う。

心が落ち着いたら、おはぎちゃんのことも綴るつもりだ。

絵馬(その6)

今はFacebookやらYoutubeやらの時代である。NEWさんが天に旅立ってから、追悼の写真や映像が続々紹介され、生きている時には知りえなかった彼の姿をたくさん見た。病気仲間が知らない、生き生きとした姿がそこにあり、これまで閉じられていた箱が私たちにも公開されたような、そんな感じである。

NEWさん、こんなにカッコ良かったんだねえ。。。(って言ったらきっとアッチから、「なに今頃気付いてるんだよ!」と返ってきそう〜〜。)

以前よりも今のほうが、確実に彼のことを知っていると思う。

さて、例のグループも疎遠になったかといえばそんなことはなく、というよりむしろ、やけに熱気を帯びて、というかなんというか、不思議な友情で結ばれてしまったかもしれず。

少し落ち着いたところで、という感じで、6月半ばにはグループ内でイベントを行うこととした。って、飲み会だけど。

Roseさん夫妻ご贔屓のお店で、もちろんメンバーはRoseさん夫妻、K田さん、capiさん、私。あ、NEWさんも。ということでおちょこは6個。

DSC_0894

よくもまあ酒飲みが揃ったもので、美味しいお料理をいただきながら、かなり飲み、しゃべり、、、どこかホンワカした気分に包まれるひとときを過ごしたのである。

***

また、NEWさんの奥さんとは、例えばお互いのややおばさんチックなスマホの使い方に「ダサっ」と言えば「文字デカっ」と返せる間柄になっているし、その後も、二度お会いしている。

一度は、んーーー、これまた悲しいことだけれど、おはぎちゃん(ちびまるぱんださん言うところの「お隣さん」)のお通夜のとき、Roseさん夫妻の車にNEWさんの奥さんと私が乗せてもらい、一緒に行ったのである。

もう一度は楽しくも、思い出すと胸がきゅっとなるかもなイベントで。大学病院の夏祭りだ。

K田さん夫妻、NEWさんファミリー、私で、NEWさんとK田さんが入院していたときに見たという、夏祭りでの花火を皆で見ようということになったのである。

話が飛ぶけれど、K田さんはそもそも、NEWさんが大腸がんで入院している時に同じ部屋だったのだそうで、これまた患者つながりだった。

私もそもそも「卵巣がんかも?→手術→腹膜偽粘液腫でした〜」の病院がここで、因縁(?)もあり、実家からも近いので、ご一緒させていただくことにしたのである。

皆でワイワイと飲んだり食べたり記念撮影したり、、、いよいよ暗くなって花火が始まった。それぞれの思いを花火に重ねながらだろう、皆、空を見上げた。

DSC_1128

***

今ももちろん、皆との交流はホットに続く。

14日のcapiさんのグループ内報告はコレ。

「今日は突然でしたが、NEWさんの初盆にお邪魔してきました。(略)
キュウリとナスの馬と牛も完成してました。初号機は特殊なポーズをしてましたが、改良型で成功したようです(^ ^)」

NEW家の誰が作ったのかな、なんて思いながら、NEWさん、無事帰って来られたね、と微笑ましかった。

またまたcapiさんから、NEWファミリーも含めた皆に向けてだろう、

「まだまだ暑いですね〜。夏バテしないように、がんばりましょう!」

だってさ。

これからも、私はこの人たちと遊びに行ったりするんだろうな。NEWさん、このご縁をありがとう。これからも、よろしく。

(NEWさんのブログ「LIFE:あきらめない日記」

  • Rose

    2015年08月17日(月)23:51

    返信

    Pomさん

    今日はNEWさんの命日ですね。NEWさんが旅立ってから17日はお花を飾ってプレモルなんぞを一緒に飲んでおります。さっきも飲みました。
    兄と慕っていたNEWさんが旅立ってしまったはとても哀しい事なのですが、ちょくちょくイタズラをしに来てくれているようで…不思議体験が増えました。それはまた何時かお話しますね。
    また前回のメンバー+NEWさんのご家族で一緒に食事(飲み会とも言う)しましょうね。これからも宜しくお願い致します。

    • pom

      2015年08月19日(水)03:32

      返信

      Roseさん、書き込みありがとうございます!

      NEWさんが私に、Roseさんのことを最初に話したとき「お酒好きな人だから、今度、一緒に飲むことにしよう」でした。NEWさんは、お酒好きを集める嗅覚に優れていたのかもねwww

      そちらはその後、不思議体験あるんですね。こちらはもうさっぱり。病室でも、奥さんが「誰に会いたい?」って聞くと「Roseちゃんに会いたい」って言ってたもんなあ。オラのとこなんかには来ないワケだわ。

      これからも、皆で集いましょうね。

      抗がん剤治療は大変だと思いますが、治療するために生活しているのでなく、生活するために治療しているってことで、楽しいことをいっぱいできるようにして、でも無理はしないで気楽に、、、あ〜そんなこと、Roseさんが一番わかってるんだった。スミマセン。

      んじゃ、また!

  • Rose

    8月 17th, 2015

    返信

    Pomさん

    今日はNEWさんの命日ですね。NEWさんが旅立ってから17日はお花を飾ってプレモルなんぞを一緒に飲んでおります。さっきも飲みました。
    兄と慕っていたNEWさんが旅立ってしまったはとても哀しい事なのですが、ちょくちょくイタズラをしに来てくれているようで…不思議体験が増えました。それはまた何時かお話しますね。
    また前回のメンバー+NEWさんのご家族で一緒に食事(飲み会とも言う)しましょうね。これからも宜しくお願い致します。

    • pom

      8月 19th, 2015

      返信

      Roseさん、書き込みありがとうございます!

      NEWさんが私に、Roseさんのことを最初に話したとき「お酒好きな人だから、今度、一緒に飲むことにしよう」でした。NEWさんは、お酒好きを集める嗅覚に優れていたのかもねwww

      そちらはその後、不思議体験あるんですね。こちらはもうさっぱり。病室でも、奥さんが「誰に会いたい?」って聞くと「Roseちゃんに会いたい」って言ってたもんなあ。オラのとこなんかには来ないワケだわ。

      これからも、皆で集いましょうね。

      抗がん剤治療は大変だと思いますが、治療するために生活しているのでなく、生活するために治療しているってことで、楽しいことをいっぱいできるようにして、でも無理はしないで気楽に、、、あ〜そんなこと、Roseさんが一番わかってるんだった。スミマセン。

      んじゃ、また!

絵馬(その5)

1か月後。

NEWさんは息を引き取った。よく頑張ったというべきか、いやまだ頑張れたはずだというべきか、私にはわからない。(いつもわからない。励ましたのが良かったことかどうかも、わからない。そして自分を責めてしまう。)

昨年末にNEWさんが作ったグループを、超マメなK田さんがネット上でさらに進化させていたので、それを利用して、その前後の状況はK田さんやcapiさんがリアルタイムで知らせてくれていた。

亡くなる前日にもK田さんは見舞っていて、「少し浮腫んでしまった足を、愛を込めてさすって」あげたとか、当日もcapiさんがNEWさんに電話した、なんて話が入っていたのだけれど。

その日、K田さんは病院に戻ったり、数百キロの道のりをものともせず、一足先に自宅に戻ったNEWさんのところへ、capiさんとともに、、、お線香をあげたとのことだった。

***

告別式の日、Roseさん夫妻と私は初めてcapiさんに会った。こんな時に「初めまして」なんて挨拶してるの、なんかヘンだよ! でも、NEWさんメインの、NEWさんがいるその場、ってことはやはりNEWさんが私たちの出会いを仕組んでくれたのだと思う。

「昨日のお通夜ではKさんと号泣でした」

そんなことをcapiさんから聞きながら、Roseさんと私は、K田さんがNEWさんの奥さんに託した例の御守を、capiさんから受け取った。どうやらこの御守には、病気治癒はともあれ、縁結びのご利益があるのかもしれなかった。

式の最中、隣でcapiさんが男のくせに泣くから、私もつられて泣いた。