アンデッド・ソルジャーズ

本日の一本@日本未公開映画。の筈。

『アンデッド・ソルジャーズ』
2015年の、イギリスの作品。
原題は、『SOLDIERS OF THE DAMNED』。
ジャンルは、ホラー・アクション。と公式には書いてある。
発売元はブロードメディア・スタジオ、売ってるのはポニー・キャニオン。
粗筋は、ブロードメディアさんの公式から転載。

1944年の東ヨーロッパ戦線で、ロシア軍はルーマニア方面からドイツ軍隊を押し戻している状況の中、ドイツ軍のエリート司令官カート・フライシャーは、古代遺物の秘密を探るために、敵軍との境に位置する広大な森林を抜ける間、女性科学者アンナを護衛するように軍上層部から命じられ、渋々承諾する。
その森を抜ける過程で、仲間の兵士が何者かに殺されたり、忽然を姿を消したり、果てには何度も生き返ったりと怪現象が多発。
アンナの護衛で同行しているSS(ヒトラー親衛隊)の高官とも何度か諍いがあったりするうちに、森の中で子供たちのゴーストが出現、突然兵士が灰になってしまったり、不気味な現象が次々と起こる。
この森には何かが憑りついている――。
ついに一行は森の奥深くに遺跡を探し出すのだが、アンナはヒムラーのオカルト部門の一員であり、遺跡の秘密を他の軍部に漏 らさないようにカートを殺そうとする。
果たして対ロシア戦線よりも遥かに重要とされる遺跡の驚愕の秘密とは―――!?

先日観た『ナチス・オブ・ザ・デッド』の直ぐ傍に置いてあったから、ついうっかり勢いで借りた。……のだが。
……何と言えばいいか。
1944年頃には、東部戦線に限らず、ナチス・ドイツ的に結構な勢いでピンチのテーマ掛かってた頃って事実があるし、そんなこんなで、基本設定的には無理がない、とは思ったけども。
こう……話に付いていくのが大変、みたいな感じがある。
主人公達が任務で向かった森の中で、一体何が起きているのが中々判断が付かないのよ。
大小のエピソードを一つ一つ拾って行けば、その内に、「ああ、そういうこと?」って判っては来るけど、最後まで観ても、『その結果が引き起こされた原因の原因』部分に付き纏う疑問符は消えなくて、「え? だから?」と消化不良起こす。
結局の処、何を描きたかったのかも良く判らない。オカルト話、の一言で済ます事は出来るけども。
それとも、英国特有のブラックジョーク、って事なんだろうか…………。
個人的には、余りお勧め出来ないかなー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です