そのヒト

一人が好きだとかきらいだとか無理に思ってみたり、ジブンの内面に向かっているようなふりはもうやめよう。また、誰かとワタシの間のうえ(どこか)で「仕事」をしたいと思った。わかりやすい誰かはいないけれど、一人思い出した人がいるよ。会っていたのは僕の始めの記憶の辺りだけだけれど、幼い頃はいつもいっしょにいて、いっしょに何かをつくっている(捧げている)ような気がしていた。いつかまた遊べると思っていた。今思い出せるのは、そのヒトが「いた」ということと、ワタシとの間の色合いの断片。僕の中の静かな辺りや、想像のもとはその時にもらった時間と空間だと思う。ほんとに久しぶりに思い出した、いい正月を迎えた。

森の雨

森の雨で洗濯して研いだ粋==クール
    (うつくしいもの)
雨に打たれている
ノノノ
雨に打たれている
ノノノ
雨に打たれている
向こうの日の美しいモノとそうっと背中を合わせるために

野営

ここは戦場なので友人も家族も遠く、ヒトは日が暮れると静かに休めるところへ帰るけれどもぼくは野営も長く酒場にもカフェにも行けないので、ずいぶんの間ひとりでいる。そんなことをいってみるのもセンユウがいなくなってしまったからかもしれないなあ。
アイシテル誰かが世界のどこかで前へ歩き地面を踏みしめている、それだけでぼくは幸せだ、とその人は言ったよ。