この記事は7月11日に、岸和田の病院で当時を思い出しながら記しました
朝、病室に婦人科の主治医がぞろぞろ引き連れてやって来る。手術治療はチーム医療だとは仰っていたし、大学病院なのだからそうなるのだろうが、些か驚いた顔をすると、主治医が「白い巨塔でーす」と言うので、一応ここは笑うポイントだしと私もゾロゾロきた先生方も声を出して笑う。これが私には良かったようで、無理に?笑ったお陰で緊張がほぐれる。
家族は、夫、父、弟夫婦が朝からきてくれた。術着に着替え、車椅子に乗って手術室に向かう時には、気持ちは落ち着いていた。なるようにしかならない。
今日には結果がわかるのだ。
病室前の廊下にて。車椅子を押してもらいながら、自分自身が左手に入れた点滴を下げた棒を押して行く。