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へそ事変、あのへそ腫瘍は、、、

おへその部分に腫瘍ができ、昨年11月末の手術で「グッバイ・マイ・へそ」となり、へそなき身となったのであるが、へそへそ騒ぎまくって、結局なんだったのか、記しておく。

先月の池田病院で米村先生から伺ったところ、あのおへその腫瘍は前回手術時に取り残したものか(目に見えないほどの腫瘍があった?)、またはお腹をジャブジャブやっているときにおへそに飛び火(飛び水?)しちゃったか、らしい。要するに再発ではないとのこと。なんだよもードキドキさせてぇー。

あのおへそで再発だったら、お腹の中3か所に腫瘍ができているのだそうだ。米村先生が「3か所」と、はっきり数を仰ったということは、そういう場合、決まった場所に腫瘍があるのだろう。でも、私のお腹の中は、癒着をはがして見てみてもなかったというわけ。

おへその腫瘍といえば、Sister Mary Joseph’s nodule とかってなんだかもーなのが検索されちゃっていたのだけれど、ブログにそれを書いちゃうと本当にそれな気がしちゃうので、違う!コレじゃない!と思い続けて、良かったっス。

入院中に何でもなかったと言われて、石橋先生に「それじゃ、おへそを手術しなくても良かったとか???」みたいに聞いたら、「手術せな、いかん!」みたいに怒られ(実は石橋先生に怒られるのがキライじゃない)、とりあえず、おへそに腫瘍があったのは事実だというのは理解できたものの、何がなんだか、だったのが、3か月後の検診で伺えてスッキリした。

そういう訳で、無病率のパーセンテージに私も「再加入」できたとさ。

・・・それにしても、ちょっと不思議なのだけれど、おへそに異変が起きる前に、おへその話題をこのブログでしていた。あれがあったので、おへそとの別れがなんら寂しくもなかったんだよね〜。

  • upa

    2014年05月03日(土)15:47

    返信

    ご無沙汰してます。おへそ事変が再発でなくてなによりです。この病気にかかる人は腫瘍ができやすい体質とかあるのでしょうか?
    私は上あご(上の前歯の歯茎あたり)に腫瘍がみつかりまして・・・・
    早く取りたいんですけど来月からの休職を控えて
    これ以上休みのとれず(´・ω・`)
    腫瘍って言葉聞くのは嫌なもんですね

    • pom

      2014年05月04日(日)03:32

      返信

      upsさん、ご無沙汰です。
      上あごの腫瘍、それもまた気になることですね。
      歯茎を診ていただいた先生からは、急いで治療しなくても大丈夫か聞きましたか?

      腫瘍にかかりやすいかどうかはわからないけれど、私も胸に腺腫があるし、過去には子宮腺筋症の治療を受けたこともあるし、、、細胞レベルの遺伝子コピーがやや失敗しちゃう傾向なんでしょうか???

      とにもかくにも、どれもこれもバッチリ治せるよ〜に、まずはどれを優先事項とするかですよね。

  • upa

    5月 3rd, 2014

    返信

    ご無沙汰してます。おへそ事変が再発でなくてなによりです。この病気にかかる人は腫瘍ができやすい体質とかあるのでしょうか?
    私は上あご(上の前歯の歯茎あたり)に腫瘍がみつかりまして・・・・
    早く取りたいんですけど来月からの休職を控えて
    これ以上休みのとれず(´・ω・`)
    腫瘍って言葉聞くのは嫌なもんですね

    • pom

      5月 4th, 2014

      返信

      upsさん、ご無沙汰です。
      上あごの腫瘍、それもまた気になることですね。
      歯茎を診ていただいた先生からは、急いで治療しなくても大丈夫か聞きましたか?

      腫瘍にかかりやすいかどうかはわからないけれど、私も胸に腺腫があるし、過去には子宮腺筋症の治療を受けたこともあるし、、、細胞レベルの遺伝子コピーがやや失敗しちゃう傾向なんでしょうか???

      とにもかくにも、どれもこれもバッチリ治せるよ〜に、まずはどれを優先事項とするかですよね。

輸血のこと(病歴プロフィール・3)

1度目の大学病院での手術では、事前に自己血を貯血。院内の血液センターで400ccずつを2回、計800cc採った。2度目の貯血では、血を増やすというホルモン剤も打った。血を採ってくださった血液内科の医師がとても楽しい先生で、緊張がほぐれて良かった。

手術の出血量は1リットルもなかったとのこと。

2度目の岸和田の病院で手術を受けるにあたり、輸血について先生に「貯血はしないんですか?」と尋ねると、「間に合わん」との答えだった。時間的に間に合わないのかと勝手に思っていたが、術後、それは量的に間に合わないのだと知る。

手術時の出血量は4リットル以上。自分の血が全部出てしまった計算になる。輸血は20単位。1単位とは200ccの血液でできる輸血用の血だそうだ。私のおぼろげな記憶が正しければ、術後、ICUでも黄色い血液製剤を輸血した。腹膜切除がいかに困難な手術か、この出血量が物語っていると思う。

追伸:献血をしてくださって私のところにその血が来た皆さん、ありがとうございます。

病歴プロフィール(2)

2011年4月半ば、実家の近くの大学病院で婦人科主治医のもと、卵巣腫瘍手術として開腹。腹膜偽粘液腫とわかり、外科医にも入っていただいての手術となりました。

単純子宮全摘術、両側付属器切除、大網切除、虫垂切除。粘液腫を掻き出し、腹腔内を洗浄。

(掻き出した粘液腫の写真はコチラ。取り出した臓器の写真はコチラ。)

同年6月末、まだ4月の手術の傷跡が生々しい時ながら、大阪・岸和田の病院で米村豊先生に執刀していただき再手術。

腹膜切除、胆嚢摘出、脾臓摘出、胃の幽門側切除、横行結腸切除(胃と横行結腸が粘液腫によって塊のようになってしまっていたため)。さらに、腹腔内温熱化学療法を受けました。

病理診断結果は良性と悪性の中間で、20年生存率は90%だか95%だかと、良好な結果を得られました。ただし再発の可能性も少しある、再発するとしたら2年以内が多いということでした。

病歴プロフィール(1)

2011年4月、49歳0か月で卵巣腫瘍(卵巣がんの疑い)の開腹手術を受けました。そこで初めて、虫垂原発の腹膜偽粘液腫と診断されました。

これまでの病歴は、子宮腺筋症(子宮動脈塞栓術を受け、完治。QOLが格段に上がり、感動した。オススメの術式※)、乳腺腺筋上皮腫(確かそんな名前。経過観察も終わりにするかというくらい、今のところ問題なし)、尿管結石(体外衝撃波結石破砕術を受けるも、石が小さすぎて2個あるうちの1個は取れず、育ってるのでは?)。挙げてみると、意外にありますね。

※先進医療の「高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術」というのがあるのを今知りました。治療に選択肢が増えるのは嬉しいものです。どこでも受けられて、さらに安ければもっといいけれど。。。