転科告知

この記述は、7月12日、岸和田の病院で当時を思い出しながら書いたものです。

夕方ごろだったろうか、ぶらりと主治医がやって来た。こちらはどうも体をじっとしていられないというか、体がだるくてだるくて、うまい落ち着きどころがなく、ベッドの上で横座りにぼうっとしているところだった。

「聞いた?」
「はい。。。」
先生は家族から私が病名などは聞いたこととして、次のステップを話し出した。虫垂原発と考えられるから、婦人科から外科に転科して、今後の治療は外科の先生が行うことになると。

先生は外科の先生は胸にポートを埋め込み、そこから抗がん剤治療をしたいと言っていたという話もされた。私は足の小指にできたマメをいじりながら、先生の話をぼうっと聞いていた。

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