一昨日は、夫とスーパーに買い物に行った帰りに軽い吐き気を催してしまい、家に着くなりベッドに横たわった。みぞおちのあたりに手を当てると、ドクドクと脈打っているではないか。心臓が下に降りて来てしまったかと驚いたが、どうやら胃が脈打っていたようだ。
たぶん、胃が疲れているか、はたまた空腹状態が多くて変になっているかのどちらかだと思う。手術してからお腹が空いた感覚がわかないのだけれど、お腹に何も入っていないというのはわかる。お腹が空き過ぎたとき胃が痛くなる、あの感覚だ。
食べなくては。退院して2週間強の間に体重が3kgも減っている。背が低いので、この期間で3kgの減りは大きい。このままいくと、みるみるガリガリになっちゃう。だが、今も続く排便困難が私を食べることに臆病にさせ、さらに最近はゲップや軽い吐き気が食事中でもそうでない時でも関係なく襲って来るので、食べるのが怖くなっていた。
弟夫婦がメールをくれた。6日の土曜日に実家に集結して退院祝いみたいなことをするはずだったのを、私がこんな状態で延期してもらったため、心配してのメールだった。タイトルは「病院へ行こう」。どこかで聞いたことあるな。
「病院に行って、点滴か栄養剤の注射かしましょう。送り迎えします。お願いします。」
心配してくれてのことだが、なんだか笑ってしまった。んな、ちょっと病院に行って点滴をちょこっとしたってなあ。。。
すいかをくださった知人も、薬局に頼めばエンシュアリキッドという、本来処方されるものを売ってくれるので試してみたらとメールをくれた。弟たちより的確なメールだ。このような飲料系は最終兵器とすることにし、とりあえず今は違うもので頑張りたい。というのは、まるで固形物を受け付けないというわけでもないし、また、入院中に出て来たこのような飲料系が総じて口に合わず、ほとんど飲めなかったという事情もある(でもエンシュアリキッド自体は飲んだことないから、もしかしたらイケるかもしれない)。
コメントを入れてくださったyouさんからも、エプリッチなるものがイイらしいとの情報が。これはゼリー状らしい。いろいろなフレーバーがあり、何種類かを通販で試し買いすることにした。到着日がちょっと先になるようなので、すぐに試せなくて残念だ。
というわけで、ほんのちょっと前から、美味しく食べられて比較的カロリーが稼げるおやつ(カロリーだけでなく、たんぱく質やビタミンなども摂れればさらに良し)を物色中である。なぜか三度の食事より食べやすい(少なくともゲップは出にくい)おやつでカロリー面を賄えば、いろいろなことが少しずつ良くなっていく気がする。
まず、コレはイイと思ったのが、ヤクルト。あんなに小さくて50キロカロリー。完璧に飲み切れる。お腹にも良さそうだし、毎日続けても飽きなさそう。
次に、マカデミアナッツチョコレート。1粒で45キロカロリーくらいゲットだ。
ナッツと来れば次はドライフルーツ。プルーン2個で50キロカロリー。
どんと、確か240キロカロリーくらい摂れるのが、アイスの「爽」。もっと濃厚なアイスクリームならより高カロリーだろうが、術後、すっかり生クリーム系が苦手になってしまったため、さっぱりしたアイスの方が食べやすい。胃を悪くしない程度に、たまにゆっくり食べようっと。
スイーツはおおよそカロリーが高いけど、生クリームを使っているものが多いからバツ。以前はあれほど好きだったのに。(追記:杏仁豆腐やマンゴープリンはかなりイケることが判明。)
同じく、コレは!と思って買ってみたものの、 バツだったのが歌舞伎揚。1枚で63キロカロリー。大好きだから軽く2枚はいけると思ったが、クドくて食べきれず。これでは最終目標は夢のまた夢だ。最終目標とは手術前と変わらず食べられるようになること。そうなったらぜひとも食べたいものがある。浅草・葵丸進の天丼だ。あの江戸前の、こってり味を堪能したい。しかし歌舞伎揚で悲鳴をあげているようじゃ道のりは遠い。
話がずれてしまった。おやつの抑えとして、カロリーメイトのブロック。食べやすさから東ハトのハーベストも良いのだけれど、ショートニング入りなのが気になるところ。
そして本日、トラディショナルな優れモノを発見! 甘酒である。
甘酒は実は夏の季語。昔は夏バテ防止の栄養補給としても飲まれていたらしい。私には麹から作る甘酒は甘過ぎて口に合わないので、酒粕を買って来た。ハチミツを入れて飲めばバッチリ! カロリーはまだ調べてないけれど、そこそこあると思う。滋養もありそうだし。早速明日から作って飲もうっと。
もこもこ
2011年08月17日(水)12:15
り・・リアル写真ですね~しかも、体から取り出したものとご馳走が並んでるとは(笑)経験者以外にはキツイでしょうね(#^w^#)。こんな現実もありってことですよね~
pom
2011年08月17日(水)19:31
時系列に並べたら、臓器の後にランチが!私もちょっと気にはしたんですが、見たくない人は見ないでね、ってことで許していただこうと。でも、臓器の画像を入れたプロフィール(2)では、クリックしたら別ウィンドウで開くようにしています。
それにしても、粘液腫がどんなものか、興味ありませんか? 私、すごく見たかったから、弟に頼んで執刀医の術後説明を写真とビデオに撮ってもらったんです。