米村先生の手術が受けられる病院

それは、滋賀県草津の草津総合病院、または大阪府岸和田の岸和田徳洲会病院。米村先生は確か、草津で週1日(ちょっと曖昧)、岸和田で週2日、手術されていらっしゃる。1日に2例やったりするらしい。。。すごい。

外来診療は草津は第1、第3土曜日、岸和田は毎週木曜日(だと思う)。静岡県長泉町の池田病院でも第4土曜日にされている。受診するには、いずれも予約が必要(なはず)。

私の場合は、患者支援の会から腹膜播種治療支援機構の勝谷さんにメール連絡するよう教えていただき、メールをしたところ、勝谷さんから草津に来るよう指示された。草津で初めて受診し、先生から岸和田でも良いと言われて岸和田で手術を受けることにした。

もし岸和田の病院のことを知っていれば、直接、病院に電話したかもしれない。だが不思議なことに、岸和田の病院のHPにはパッと見たところ、外来診療担当表に米村先生の名前がないのである。ところがスタッフ紹介にはしっかり先生の名前が掲載されているし、先生の専門領域として「胃癌、腹膜播種、腹膜偽粘液腫」とある。

聞いたところによれば、数年前に米村先生のことがTVで取り上げられた時に病院の電話がパンクするほど鳴り続け、他の患者さんたちの迷惑になってしまったのだとか。だからなのか、岸和田ではまるで裏メニューみたいな扱いに見える。(電話して初診の予約ができるかどうかは不明。)(下の追記【その1】ご参照願います)

今またTVを見た人で、先生に手術してもらいたい患者さんが全国にいると思う。腹膜偽粘液腫の患者さんは少ないけれど、先生もまた一人なのでかなり予約が混んでいるのではないかと推測する。それに術後の経過観察の外来受診者は増えるばかりだし(私もその一人)。

関西にわざわざ行かずとも、たとえば東京で手術できないかと思う人は多いだろうけれど、この手術のエキスパートとなると、日本では米村先生しかいない。でも、そんな先生が日本に一人でもいてくれて、患者としてはラッキーである。(下の追記【その2】ご参照願います)

ちなみに、先生の手術は日本の優秀な外科の先生方も手を出そうとしないものなのだから、タイヘンっぽいらしい。受けた自分は実感がないけれど。。。だから、これから受けようと思う人は、合併症の可能性等いろいろ考えてから手術するかどうかを決めると良いと思う。でも基本、長生きしたかったら手術、だと私は思う。すごく気になる人工肛門については「皆嫌がるから、最近はあまりやっていない」と、米村先生が初診時に話されていたのを記憶している。

2013年3月23日追記:
【その1】岸和田徳洲会病院に、米村先生の「腹膜播種センター」が堂々と!載っています。それを知った私のブログ記事はこちら

【その2】東京では、国立国際医療研究センター外科が治療に当たっているようです。それについての私のブログ記事はこちら

2017年6月5日追記:「米村先生にたどり着く方法」を投稿しましたのでご覧ください。

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