人間にはテレパシーとか超能力とか、そんなものがあるのかも。。。時々、そんなふうに思う。
昨日のことだ。夕方、会社の近くを歩いていた。日も短くなってきて、涼しいというより肌寒くなってきたけれど、そういえば老紳士さん夫妻はどうしていらっしゃるだろうか。今月末に池田病院受診だったかな? 奥様は私と同じ趣味(というか仕事というか)なので、お元気であった頃なら今の季節はお忙しくしていたはずだ。とそんなことを思っていたら、電話の着信音。
バッグからスマホを取り出すと。なんと老紳士さんからではないか。ホラっ、来た〜!
「○○さん、こんにちは! お電話ありがとうございます。」
元気に電話に出たら、電話口の老紳士さんは「あわわ」と狼狽した。
「すみません、かけるところ、間違えました。」
私の驚くべき能力により、かけるつもりでなかった私にかけてしまったらしい。
「どうされているかなと、ちょうど思っていたところなんです。お急ぎかもしれませんけど、、、その後、奥様の具合はいかがですか?」
「ええ、相変わらずあまり食べられなくて困っているのですが、涼しくなってきたんでね。少し体も楽なようです。」
「そうですか。」
以前、たぶん社交辞令でなく「遊びに来てください」と言ってくださっていたけれど、なかなか伺うチャンスがなかったので、「そのうち伺わせてください」「ぜひ」ということで電話は終わった。
というわけで、奥様のご様子が伺えた。ふーしーぎー。