Happyさんに帰りの挨拶ができなかったので、診察後ずいぶん経ってからだったがご機嫌伺いのメールをしてみた。帰りは大丈夫だったろうか。。。お返事には絵文字を散りばめながらこうあった。
池田病院ではお疲れ様でした
こちらは点滴が2時半から4時半までかかり、5時に病院を後にしました
帰りの新幹線では駅弁を食べ無事に家に着きましたが、その後1週間位は調子悪かったですわ
お陰様で抗がん剤が効いていて、小さくなっているようですがもう少し様子を見たいと思いますわ
Happyさんは今、池田病院に毎月通っている。
再発し再手術してスッキリ、のつもりだったが腫瘍が残ったため、ただいまXELOX療法(全身化学療法の一つ)を受けている。再切除しやすくするために腫瘍を小さくしているのかと思う。またはこれで消えちゃうとか?
XELOX療法は、飲み薬のゼローダのほかエルプラットを点滴する合わせ技らしい。だから点滴に病院へ行かなければいけない。
彼女は会えばいつも明るく、大きな目で相手の顔を覗き込みながら話しかける。見る限り、抗がん剤治療をしているようには見えない。
不安な気持ちや体調の不良もそれなりにあるだろうが、そういう素振りを見せないし、いわゆる「かまってちゃん」でないから、悲劇のヒロインに酔いしれようとはしない。それどころか、軽〜く治療してますが何か?的なノリ。
会ったときも人気俳優の話などで盛り上がった。気持ちを楽しいことに振り向けるほうが、免疫だってアップする。Happyさんはそれを体現していた。
さて、このブログは当初、「私のための覚え書き」だった。今も基本的にはそういうスタンスだ。そこを逸脱しては自分の興味が続かない。ただ、続けていると、このようなブログでも情報の一つになると感じるようになった。
そのようななか、お仲間のことは自分自身の話ではないのだけれど、有用な情報になるだろうし、かつ私自身のために留めておきたいことでもある。(彼女には学ぶべきことが多い。なお、この記事は彼女が了承してくれたらアップされ、そうでなかったら下書きとして保存しようと思う。)
お向かいさんが病気を克服したのと同様、Happyさんも、なんだかんだありつつも克服しちゃいました!となるだろう。焦らず養生してくださいね!