これだけは載せておこうと。
3月31日にあった第2回希少がん医療・支援のあり方に関する検討会の議事録。
腹膜偽粘液腫のことが話題になっているのである。
佐々木構成員が、膜偽粘液腫のようなものは良性の診断が病理でついていくが生存率も悪かったりもするわけなので、希少がんとして扱う範囲を拡大してこういったものも拾ってあげる必要がある、みたいなことを仰っている。
で、堀田座長が「わかりました」と。そして、江副がん対策推進官が「希少がんかどうかという線引きをすると、不毛な論争に陥りますので、概念上はがんであることが大前提になっているということを押さえた上で、対策上はもう少し広い範囲で考えていく」と。
悪性(がん)かそうでないかでキッパリ分けてしまうのでなく、腹膜偽粘液腫みたいなビミョーなものも、がん登録等の対応で考えるということになったようだ。
ということで、腹膜偽粘液腫は希少がんの対策に入るということになろう。