自分ではこんなふうに思っている。定期的な診断で何かが見つかるその前には、なんらかの兆候があるはずだ。なんか調子悪いとか、なんかへそ事変とか。特に何でもなければ、きっと先生の診断は「問題なし」なんだと。だから半年ぶりの池田病院にも、特に不安なく車を運転していった(with 助手席に乗る運転しない夫)。
そして、先生の診断はやっぱり「問題なし」でシタ。
「問題なし」と先生が仰れば、多くの患者さんは「やった!」とか「ふ〜」とか、嬉しさや安堵のリアクションをするのだろうが、当然とばかりに私が何ら喜びを示さず、先生の肩透かしを食らったような雰囲気に、申し訳なく思いつつも、どうもこう、なんつーか、先生を前にして気の利いたことが言えないという。。。上手に話せる人がうらやましっす。
そんな感じではあったのだが、今年度、腹膜偽粘液腫患者支援の会のお仕事を少しさせていただくことになり、米村先生や勝谷さんからお伺いしたことをメモしたりして(先生が面白いことを仰っても全然笑わないので、先生は私をつまらないヤツだと思っておられるに違いない。先生を前に緊張しているか、関西テイストのツボにはまれないか、そのどちらからしい)、気分良く帰ってきたのである。
とーこーろーがーっ。
帰ってきてみたら、トートバッグがないではないか。夫に預けた気でいたが知らないと言うし、車の中を探しまくってもないっ! どうやら病院に忘れてきてしまったらしい。。。
夕食を取ってから帰ってきたので、夜も更けちゃってたけれど、慌てて病院に電話してしまった。
「も、もしもしっ。今日、米村外来に行きましたpomと申しますが、夜分すみません。そちらにバッグを忘れてきてしまったようなのですが。」
「あーーー、黒いバッグですよね、猫の絵の付いた。」
「ソレ〜〜っ! ソレですっっ!」
「預かっていますよ。どうしますか。」
「明日、取りに行きます! ありがとうございマス!!」
と、言うわけで。
またまた翌日、行っちゃったという。
行ったら、ちょうど玄関入るとすぐ目に入る受付左側に、私のバッグが置かれていた、張り紙付きで。
“米村外来 pom様”
クー、恥ずかすぃ〜というかマヌケな私であるが、あってヨカッた。池田病院のスタッフの方々に感謝でっす! ふ〜。
てなわけで、また行っちゃったので、その後、観光気分で沼津漁港にご飯を食べに行きましたとさ。めでたしめでたし、って次もあるでよ。その3が。