思い出したのだけれど、先月の池田病院での診察で、ベッドに仰向けになって米村先生にお腹をペロッと見せたときのこと。
「!! どーしたんだっ!?」
先生がいつもの穏やか系から一変、厳しい顔をされたのである。
「は?」
自分のお腹を覗き込むと、先生が指差しているのは、手術痕と平行に赤く細長く付いた、パンストの縫い目の跡だった。恥ずかしげにヘラヘラ笑いながら説明すると、先生も恥ずかしげに「あはは」と笑った。
以前のお腹診察でも、先生が「!! どーしたんだっ!?」となったことがある。その時は私は、恥骨だったか剣状突起部分だったか忘れたけれど、ケロイド直し&ひっかかり防止のために、手術痕の切り始め(切り終わり?)にテープを貼っていたのである。
先生としては、一瞬、自分の与り知らぬところで、患者がなんらかの外科的処置を受ける理由があったのか、と驚かれたのだろう。要らぬところでスイッチを押してしまってスミマセン。ってか、こっちも恥ずかしかったっス。