更年期対策から1か月

婦人科でディビゲルと当帰芍薬散を処方してもらってから、1か月以上が過ぎた。薬を使ってみての感想は、

「なんとなく良いかも。」

ディビゲルをつけた翌日、おりものに気づいた。卵巣を摘出してからまったくなかったので、その変化に驚いた。気になっていた起床時の指のこわばりは、気づいてみたらいつの間にか「指が板」状態から、第一関節が変かなあという程度になっているから、もしかしたら良いかもしれない。

汗っかきとか、手足が冷たいとか、微妙に疲れるとか、下痢や便秘になるといった、更年期なのか体質なのか、気がたるんでいるだけか、はたまた術後の何かなのかまるでわからない症状については、今のところ改善の実感はなし。先日は下痢と便秘が治ったかもと喜んだが、一時的だった。

ひとつ、実感しているのは「気持ちが元気になってきた」。本当。これは期待外というか、これ以上ハイになってどーするよ?と思うけれど、血の気が多くなったか、しばらく忘れていた「腹を立てる」という感情も戻ってきたようだ。すっかり煩悩がよみがえってしまった。

薬は1か月分の処方だったので、先週末に婦人科にまたもらいに行った。

前回と同じ先生が「その後どうですか」と、マスクをもごもご動かしながら私に聞かれた。

「はい、なんとなく良い感じがします。」

「そうでしょう、そうでしょう。漢方と併用するのが良いのです。」

またマスクをもごもごさせながら、そう仰った。漢方がすぐに効果があるとは私には思えないが、もしや先生はそう仰って私を暗示にかけることで「病は気から」を実践しているのだろうか。

「塗り薬でかぶれたりしませんでしたか。」

「しませんでした。あの、先生、漢方のほうなんですけど。」

前回聞き忘れた、胃を切っているけれど当帰芍薬散は大丈夫か、また、よく飲み忘れて1週間分くらい残っていることを話した。大丈夫でしょう、飲み忘れのほうは1日1回になった日があっても構わないと仰った。

1か月後に来院するのは面倒なので、多めにくださいと言うと、

「では2か月分出しましょう。」

ということで2か月分をもらうことになった。漢方もしっかり2か月分あり、次は少なめにもらったほうが良いかも。

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