腹膜播種治療トレーニング プログラム

2016年9月1日に「Japanese School of Peritoneal Surface Oncology(JSPSO)」が開校するとのこと。なんとなんと!それは、腹膜偽粘液腫を含む腹膜播種をばっちり治す包括的な治療について研修する学校なのである。

研修資格はもちろん医師免許のある方。外科医・産婦人科医・麻酔医・画像診断医など。

従来は腹膜偽粘液腫を含む腹膜播種は手術はムリってことだったけれど、米村先生たちによって手術対象となった。私も恩恵を受けた一人。でも、はるばる大阪や滋賀の病院に入院せねばならなかったし、退院しても術後のケアが居住する県内の病院で対応してくれないとか(最近は減ってきたようだが)いろいろあったわけで。

ゆくゆくはもっと身近な場所で治療を受けられるようになるかも!

意欲のあるお医者さん、これからの医療を考えるお医者さんに、このプログラムが目に留まるよう、少しでも何かの検索で引っかかってくれたらと祈って。。。

日本腹膜播種治療トレーニング プログラム

Asian SCHOOL OF PERITONEAL SURFACE ONCOLOGY And Asian PERITONEAL SURFACE ONCOLOGY TRAINING PROGRAM

想像だけれど、英文のほうは海外の医師向け。英語で研修可能なのだと思う。日本語のほうは、これは私の推測にすぎないが、研修施設が太字とそうでないのがあって、そうでないほうは基本的に英語での研修ってことで、棲み分けてるとか?

と、その前に

あー、また月末だ。31日だ。ビジネス以外で忙しがっているから、こんなひどい月末になるのだとわかっているけれど、、、どうするのが私の正しい道なのか、わからないっっ。

予告通りの「天国からのサプライズ(本編)」とさらに、もう二つ(仮タイトルは「よく頑張りました」と「番茉莉」)をしたためようとしているのだけれど、たぶん、少し後になりそう。

と、その前に、これだけは先に出しとこ〜な情報をまず投稿することにした。お医者さんが一人でも、目に留めてくれればという願いを込めて。

天国からのサプライズ(イントロ編)

父が入院したのは6日の金曜で、それは私にとってなんだかんだの忙しさがちょっと越えて、ビミョーなインターバルのときだった。父を病院に連れて行った義妹の報告からは、それなりに心配なものの命に別状はないように思えた。

そこで思いついちゃったのが、「capiさんからイタダキ会」である。

以下、登場人物は「絵馬(あらすじ編)」と絵馬の話に出てくるんだけど。

なんかもー、絶対、仕組まれたね、天国から。

父は長寿遺伝子にスイッチ入れてます

「これまで生きてこれたことがもう、凄いことなんですよ。」

父の主治医が、心臓カテーテル検査(&ステント留置)後の説明時、私たちに言った。そしてこう続けた。「今日、突然死しても、全然おかしくないんです。」

父があとどれくらい生きられそうなのか、聞きたいと思っていたのだけれど、どうもそういうところを超えた状況に、もはや父はいたようだ。

「(循環器外来に経過観察で)pom父さんが来るとき、いつも一人で来るじゃないですか。89歳で付き添いもなく来られる人なんて滅多にいませんよ。7年前に心筋梗塞やって高血圧でもともと片肺機能してなくて、心臓も肥大してて不整脈で、薬でコントロールしているとは言え、凄いですよ。それで今回、心不全に肺炎併発ですからね、もう、神様に選ばれた人としか言えないですよっっ。」

状況把握していない家族にややキレそうになりながら説明する主治医に、義妹も私も「はあ。。。」みたいな感じだった。だって、父は目をぱっちり開けて、普通に話してるし。ベッドが低反発で柔らかすぎだと文句を言って、家から座布団持って来させてるし〜〜。

父はこれまで老人なりに普通に生活できていて、お金のこともきちんとやっている(私よりマトモ)。足の悪い母に代わって日常の買い物もするし、問題があるといえば、認知症が始まったのか勘違いが時々あり、ガンとして引かないので、母や私たちと口論になってしまうことがあることくらいだった。

「pom父さんを一日も早く退院させてあげたいと思っています。自宅介護ですよね? 就寝時は酸素吸入したほうが良いでしょう。入院しちゃうとだいたい、高齢の方は元の生活レベルまでは戻らないんです。もう歩けないかもしれないし。認知症も進むでしょう。」

これまでの勘違いも、血管が詰まることから起こる認知症によるものらしい。

認知症が進むのも困るが、歩けないのも困る。トイレはどうするのだ? これまで介護認定すら受けたことがない人なのに。介護がそもそも必要だった人だったのか。

いろいろ考えてしまうが、しかし。

昨年1月に胆管癌で手術した母は84歳だけれど、今、主治医が驚くほどのハツラツぶり。「1年以上経って、勝ち組ですね。pom母さんは60代とまでは言わないけれど、70代に見えますよ!」と主治医から言われて、まんざらでもない母を見ると、全然ダイジョーブだわ〜、と思う。

母の主治医も、高齢者は退院後、元の生活には戻れないと仰っていた。だけれど、母はがんで手術したのがウソのようだと自分でも言っている。まったく前と変わらない。私以上に強靭な生命力である。

そんな母を見ているので、父も、主治医の予想を覆してくれそうな気がするのである。

私の両親は、私に「へその一つや二つ、なくてもどうってことない!」と私を励ます人たちである。「へそがなくなったら、ほぞも噛めないし〜」みたいな、なんでそんなジョークが、再発したと落ち込む娘に言えるんだ?な人たちである。そしていつも私に「くよくよするんじゃない!」と言うのある。

なんであんなに能天気でいられるのか。自分の親ながら不思議だ。しかし、そういう性分が長寿遺伝子のスイッチを押しているのだと、私は思う。

来週あたり退院できるかな、pom父さんは。

I’m home

旅に出ていたわけでもないのだが、自分のうちを留守にして、人のうちを作ってた感じかも?
まだ少し、バタバタが続くのかな。

A comprehensive treatment for peritoneal metastases from gastric cancer with curative intent

ワタシ、エイゴ、ホトンドワカリマセンガ、、、

ヨーロッパの「EJSO」(European Journal of Surgical Oncology)という権威ある雑誌に、米村豊先生の「胃癌及び腹膜播種の最新治療の総説」が掲載されたとのことで、早速、ちぇ〜〜っく!

A comprehensive treatment for peritoneal metastases from gastric cancer with curative intent
http://www.ejso.com/article/S0748-7983(16)30025-7/abstract

これまで手術は諦められていた播種治療が、世界的にも治療できる方向へと進んでいるなあという、うれしいニュースとして。

やれるもんならやってみそ

毎日が忙しくて疲れていると、軽い病気にでもなってのんびり入院してみたい、と思ったりしない? 正直に告白すれば、私もそう思うことがある。あんな大変な、ヒーヒーした経験をしておきながら、そう思ったりするんだから、人間って(というか私がだけど)バカだな〜と思う。

でも。

我慢の限界に挑戦しているかのような入院は、、、




いやだ、いやだぁああ!!!

めちゃくちゃ痛い。あれはツラい。
熱が全然下がらない。これもツラい。
そして、
絶対安静、ベッドから起きちゃいけない。コイツがまた非常にツラいのである。

ICUとかさー、私には気が狂いそうだったのを思い出すと、ベッドから起きてウロウロもできないなんて、ああ、やっぱり忙しくても頑張ります、ごめんなさい、もうそんなこと考えませんっ、と思うのである。

その絶対安静を2週間やって、もういいかと思ったら、また2週間と先生に言われて、都合4週目に突入している、というのが、あつママさんという。。。

今、治るために頑張っている。

滝に打たれるとか険しい山に登るとかっていう修行よりも、何もできず、動かず、一か所にずーっと寝続けるっていうほうが、とんでもなくすごい苦行だと思う。

あつママさんはきっと、精神力も鍛えられちゃうだろう。あと1週間か。。。はぁ。。。

ヨネ・スイッチ

思い出したのだけれど、先月の池田病院での診察で、ベッドに仰向けになって米村先生にお腹をペロッと見せたときのこと。

「!! どーしたんだっ!?」

先生がいつもの穏やか系から一変、厳しい顔をされたのである。

「は?」

自分のお腹を覗き込むと、先生が指差しているのは、手術痕と平行に赤く細長く付いた、パンストの縫い目の跡だった。恥ずかしげにヘラヘラ笑いながら説明すると、先生も恥ずかしげに「あはは」と笑った。

以前のお腹診察でも、先生が「!! どーしたんだっ!?」となったことがある。その時は私は、恥骨だったか剣状突起部分だったか忘れたけれど、ケロイド直し&ひっかかり防止のために、手術痕の切り始め(切り終わり?)にテープを貼っていたのである。

先生としては、一瞬、自分の与り知らぬところで、患者がなんらかの外科的処置を受ける理由があったのか、と驚かれたのだろう。要らぬところでスイッチを押してしまってスミマセン。ってか、こっちも恥ずかしかったっス。

抗癌剤感受性試験、しましたか?

池田病院で、腹膜播種治療支援機構の勝谷さんにお会いして、少しお話をお伺いした。
で、その話はひとまず置いて〜〜〜。

以下、お仲間の皆様へ業務連絡。

抗癌剤感受性試験をされた患者さんで、費用を払い忘れている方! お振込みくださいませませ〜。

いろいろな話の中で、播種性転移研究会が行っている抗癌剤感受性試験について、勝谷さんによれば、病院での支払いに含まれていると勘違いされる方や、退院する頃には感受性試験のことを忘れてしまっているかもな方がおられるとのこと。

営利目的でないとはいえ、本人に直接催促すればいいのに、、、あまりにも勝谷さんが控えめなので、代わりまして、ワタクシがここで今、「はっ!忘れてた!!」と気づいた方にお伝えしますYO!

振込先口座名義:播種性転移研究会
ゆうちょ銀行から振り込む場合:ゆうちょ銀行 記号14650 口座番号8327351
ゆうちょ銀行以外から振り込む場合:ゆうちょ銀行 店番468 口座番号0832735
振り込み金額(試験費用。消費税込):12万円

振込手数料は負担してネ。
あと、振り込み票をもって領収書と代えさせていただきます系なもようなので(事務員雇う余裕なんてないだろーし)、振り込んだら紙を捨てないよーにネ。んじゃ。

2016 春、池田

一昨日は、半年ごとの池田病院での検査&米村先生の診察の日だった。

オーバーヒートする順番待ち地獄からの、完全予約制に移行してまだ間もなく、どんな感じかなと思いながらーの、そんなことより、私は「問題なし」かどうかがちょっぴり心配だったりもして、な思いで出かけた。

先に先生の診察結果を言うと、MRIも触診もしていただき、問題なし。良かったっす! 腸閉塞の4歩手前くらいの予兆感の後、腸がボコっと腫れて下腹が突き出る状態が数日続く、というのを数回経験しており、単純に腸が変なだけなのだろうが、もしかして、、、みたいなビミョー感があったもので〜〜。

で、池田病院の話に。

半年前に予告していた、「池田病院の美術品紹介」でございますが、撤去されており、ご紹介がかなわなくなりまして〜〜。きっとアレらは、院長先生のご趣味と拝察しておる次第でございますが、どこか昭和な、なんかこう、みうらじゅんとかが取り上げてくれそーなムードを醸し出した逸品揃いであったと記憶しておりますです。

そして待合室が。

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ピンクの椅子と木目の感じがオサレな検診センター感を醸し出している!(安心してください、ここだけですから。今のところ)という事実はともあれ。

これは、お昼の12時の風景なのである。今までの、あのワサワサした状況と打って変わり。

あの、順番カードと順番マシーンもなくなった。

一応、池田病院の今後の過ごし方を書いておくと、

1)病院受付
2)写真の待合室で待つ
3)血液検査とかで呼ばれたら、廊下の椅子で待つ
4)次にMRIとか処置がすぐあるなら、そのまま廊下で待つ(ここまで今までどおり)
5)なかったら、診察予定時間が来るまで出かけて良し(繰り上がりで呼ばれることもあるかもしれず、今後、携帯番号を聞かれることとなる。)待合室で待っているのも良し
6)診察予定時間になったら自主的に廊下で待つ
7)診察
8)隣の部屋に呼ばれて、次の予約を取る(あるいは勝谷さんの部屋?)
9)会計
10)お疲れ様でした

なんか、、、あまりの変化に驚いて、ぺぺろみあさんから庭の桜でも見てきてと言われていたのに、忘れてしまった。

今回、滞在時間も少なかった。劇的に改善されたというべきだろう。

スタッフの皆さんは仕事が増えてしまったようで、予約を入れてくださった看護師さんの話によれば、まだ慣れないからうまく機能していないかもと控えめな話しぶりながら、ちょっと大変ぶりが伝わってきた。患者さんからは、送迎してくれる家族の都合や抗がん剤をする時間などもあって、希望する早い時間に診察予約が取れないのは困る、という話もあるという。

患者側も、例えば、抗がん剤治療もなく、送迎時間の心配もなければ、昼過ぎからの予約を取るようにするとか、お互いに譲り合いの精神でいきたいものだ。