Archive for 2011年06月06日(月)

うれしい電話フォロー

岸和田の病院に日帰りで行ってきた翌日、なんと銀座医院の亀山先生から電話を頂戴した。普通、病院の先生がフォローの電話なぞくれるだろうか? 感激してしまった。

実は5月13日に、ちょっと背中が痛いというのが口実で、銀座医院を受診した。大学病院の先生とセカンドオピニオンの件でうまくいかず、不安だったのだ。紹介状を期日までに書いてくれるか心配だったし、また、セカンドを受けた結果、地元近辺の病院で治療を受けたいと思ったところで、大学病院の治療方針は受け入れがたく、ほかに良い病院があれば教えていただきたいと思っていた。

そのとき亀山先生は、医者は職人が多い(愛想は悪い)、でも腕はいいかもしれないよ、とおっしゃりながらも、いろいろアドバイスしてくださった。そして気落ちする私に、「医療の進歩を期待するのもいいよ」ともおっしゃった。抗がん剤治療などを受けなければならない患者にとっては、希望を持てることが重要だし生きる気力となる。それに本当にがんばって生き続けていけば、治る方法が開発される可能性だってあるわけだ。

その亀山先生からのお電話である。ちゃんとセカンドオピニオンが受けられたか、心配してくださっていた。それで、大阪で手術することになったことまでをお話しした。私もその後、自分がどういう診断や治療を受けるかをきちんと話して、先生の今後の診療に役立てていただきたいと思っていた。

先生はさらにいろいろアドバイスしてくださってエールを送ってくれた。さんきゅ〜、先生。手術して戻ってきたら、調子が悪いときにはいつもお世話になりたい。

これまで特に「かかりつけ医」はいなかったし、それをなんとも思っていなかったが、今、「かかりつけ医」の重要性をつくづく感じている。自分の病歴をわかってくれているのは安心だ。もちろんわかってくれているだけでなく、見立てがよく、さらに熱い思いのドクター。そんな先生が身近にいてくれるのは、なにより心強いものだ。