退院してから、お腹が空かないのはなんとツライことだろう、食べる楽しさはもう味わえないのだろうか、、、とちょっと悲しい気持ちになっていた。病気前の、なかなかダイエットできない悩みなんて、「もーお金ありすぎちゃって、どう使っていいかわからんばい!」くらい贅沢な悩みであった(なんで九州弁なのか、わからんばい)。
そんななか、ようやく「お腹空いたかも?」という感覚が出てきた。はっきり空腹だとは断言できないけれど、何となく何か食べたくなる時が出てきたのだ。良かった! そうなると、ずっとできなかった外食がしたくなる。とはいえ、一人前だとかなりの量を残すだろうし、なのに食後の休憩が20分くらい必要なので(それでも以前に比べれば短縮している)、なかなか難しい。でも、少ししか食べなくても大丈夫で、だらだら店にいられれば、問題ないはず。
というわけで一昨日、久しぶりに外食をした。会社帰り、夫とイタリアンの店へ。料理をシェアすることにして、カポナータ、真鯛のカルパッチョ、モッツァレラチーズ・アンチョビ・トマトがのったピッツァを注文。飲み物は私はおとなしめにカシスオレンジに。
突き出しに出たオリーブはゲップも出ず、おいしい〜! なんか今日は調子イイかも。と思ったが、カポナータは口に入れた途端、ゲップの嵐。ダメだ、これは。気を取り直してのカルパッチョは最初に一度ゲップが出たがその後は問題なく、3切れ食べられた。ピッツァはチーズがあまりかかっていないところを1ピース。これもゲップが出たのは最初だけであとは美味しく食べられた。
初めて入った店だったが、夫は美味しかったとご満悦。「それに安いよね、ココ」って、別に安いわけでなく、私が以前のようには食べなかっただけなんですけど。