Archive for 2011年10月02日(日)

衣替え

衣替えをしようにも、替えて着るものがなくなってしまった。スーツはまるで借り物みたい。貧乏根性で全部は処分できなかったが、ボトムスについてはかなり処分した。

ついでにと下着類の引き出しを開け、数枚あったサニタリーショーツを取り出す。お世話になりました、あばよ! やや感傷的になる。ふと見ると、知らぬ間に腹帯が4枚も入っている(自分が入れたのだけど)。入院中は世話になったよ、まだ傷跡も痛いことだし寒くなったらハラマキ代わりに使うかな。あ、ハラマキそのものか。(ちなみに、これから入院するため腹帯を探しているアナタ、竹虎の「ソフラビレイ」よりオオサキメディカルの「ヌーベル」のほうが、値段が高い分、ずり上がったりしませんヨ。)

さてと。とりあえず今着る服を買おう。お腹の傷が擦れず、今より少し太っても着られるようなワンピースを買おう。

早速、近くの店に行く。ある店で試着したときは「ラインがきれいですね〜!」、別の店では「細いですね〜!(褒め言葉)」と言われた。世の中の痩せているのを良しとする美的感覚に、以前は大きな不満を抱いていたものだが、今はそうであってくれて気が楽だ。もしぽっちゃりしているのが美しいとなったなら、服を買いに行く元気もないくらい落ち込んだことだろう。ボトムスの処分なんて、わーわー泣きながらしたに違いない。

 

お向かいさんのその後

病院で同室だったお向かいさんのことが気になっていた。しかし、病気のこともすっかり忘れるほどお元気に過ごされていたら、私が「その後、いかがですか」などと聞いてくれば、嫌かもしれない。そう思うと、連絡するのがはばかられた。

そんな折、お向かいさんの娘さんがこのブログにコメントを入れてくださった。「色々あって、お向かいさんは再入院中(大阪市内)ですが、本人 いたって前向きです、ご心配なく。」と。

「前向きです」って一体何よ? ってことは後ろ向きの時があったってことじゃないの。ご心配なくって、ご心配しちゃうよぉ!!

お向かいさんは8週間の入院生活を終えて退院したものの、その後、もはやこれまでと思うまでに体調が悪化してしまったのだそうだ。そんな思いと病状を抱え、ご本人はさぞ辛かっただろうが、ともに過ごされていたyouさんも心労が重なったことだろう。

話を聞くにつけ、現在の医療体制への疑問がふつふつとわき起こる。なぜそんなに具合が悪くても入院できないのだろう? そう思うのは素人考えなのだろうか?

やっと入院できて、今、一進一退ながら「前向き」な方向へ向かっているようなので、ゆっくり養生されてお元気になってほしい。

腹膜偽粘液腫の手術(姑息手術ではなくて)は、やはり大手術だ。そのため、なりうる合併症もいろいろあるのだと思う。でも、お向かいさんも私も、この手術を受けて病気を乗り越えることにしたのだ。

お向かいさん、がんばって。ってか、がんばらなくて良いから、じわじわ〜〜っと元気になっていって。なぜだか、お向かいさんが元気になって初めて、自分も元気になったと言えるような気がして。。。

入院中のご本人からもお電話を頂戴できた。先ほどまで熱があったけれど、今は下がって電話できたと。お声を聞けて少しほっとした。

お向かいさん、元気になったらお会いしましょうね!

破れかぶれ?

なんと。

サイドボードの上にお見舞の袋を置いておいたままにしていたら、夫が中身は私がつかったと思って袋を捨てるつもりでお札ごと破ってしまったという。

夫の関係の方から頂戴したものでお返しは済ませているが、私はそれに手をつけていなかったのだ。

「君にあげるよ。」

もっと前に、破る前に言ってください。。。