またのタイトル「どうなる?大腸内視鏡検査(引っ張っておきながらこんなオチの最終回)」
火曜日は銀座医院へ。日曜日に私と同じく便秘と下痢で悩む患者さんがいると知り、これは術後のお決まりのパターンかもしれないので、内視鏡検査は当分やらなくても良いかもと思いつつ、それより時々やってくるモーレツな膨満感は困るので、消化剤だけは処方してもらおうという気持ち。
亀山先生と話し合って、とりあえず内視鏡の二見先生にも診ていただくことになった。
初めて診ていただく二見先生は「腸のことなら任せて」みたいな先生。かなり気さくな先生だ。
話し合った結果、内視鏡検査は今はやらない、ということに。経過観察中の病気を優先し、また、今月末に経過観察でMRIを撮ることだし、内視鏡検査はいつでもできるから。
結果はそうなったが、先生にいろいろ質問した。
「大腸の内視鏡って痛くないんですか?」
「良い質問ですね。」
だいたいそー言われた場合、悪い答えが返ってくる可能性が高い。「実のところ」みたいな。
「痛いです。」
やっぱり。
「婦人科系の手術で腹膜取っていると、小腸が下がってきて大腸と癒着するんです。でも、痛くないように処置しますけど。あと、無理にやって穿孔したら、検査したことで手術しなくちゃいけなくなるんで、そんなバカなことはしません。そんなことには、一度もなったことないです。」
言いたいことを一気に言ってくる先生である。そうなのか、小腸が下がってくるのか。。。それにしても、痛くないと言われて痛かったら腹立つけど、痛いですと言われたら仕方ないと思うから、正直に言ってもらうほうがありがたい。
今は無理して痛い思いをすることもなかろう、やるべき時が来たら、ぜひこの先生にお願いしようという気持ちには十分になった。
内視鏡とは関係ないことだけれど、私としてはとても気になることも伺った。
「先生は、私がした手術をどう思いますか?」
「僕はagreeです。」
良かった〜〜。もし反対の立場だったら、安心できないよ。
先生はSugarbaker先生のこともご存知で、腹膜偽粘液腫の患者さんなどどーにかなんとかできないのかと思うのが医者だ、なんてことも仰っていた。
「何かあったら全力でケアしますから。ここから他の病院へ紹介もできますし。」
よっしゃー、これで病院難民にならずにすむ。もし違う病気になってしまった場合、自分を受け入れてくれる病院があるだろうかと、やや心配だった。だからこそ、病気にならないように検診などはしっかりしておきたいと思っていたのだ。
心強いお言葉をもらって、診察室を出た。そしてもう一度、亀山先生の診察室へ。
「先生、ここのシステム、良いですね〜。」
「でしょ?」と仰る亀山先生の顔が、結構ラブリ〜だったりして。最初の頃は怖い先生かなと思ってたんだよね。で、背中が痛いのだけれど、、、と、なにげに気になることもちゃっかり聞き、消化剤の処方箋ももらって帰って来たのだった。