MRIを予約していると診察が優先されるのか、MRIが終わってそれほど待たずに診察に呼ばれた。先に来ていたHappyさんたちよりも先だ。
夫とともに部屋に入ると、米村先生は私の顔を認めるや
「ああアンタか。元気そうだねえ。ぶひっ。」
「先生は人の顔見ると、すぐにぶひって笑いますよね。むすっ。」
「ぶひっ」を訳すと「ヨカッタヨカッタ」で、「むすっ」を訳せば「ありがとうございます」である。
先生はすぐに「再発はしていない。問題なし」と仰った。そして私が受付で出していた銀座医院の紹介状から「アミラーゼは気にしないでだいじょーぶ。お腹、見せて。」
仰向けに寝てお腹を出すと、
「これ、どうしたんだ。」
「あ、コレはえっと、その、何でもないです、ただ貼ってるだけ。」
ケロイド予防というかケロイド治しに、恥骨部分からショーツのやや上まで傷跡にテープを貼っていたので、先生は何かあったかと思われたようだった。なぜか恥ずかしさが先に立って、理由をきちんと話さなかった。
「体重は増えた?」
「うーん、あまり変わりません。」
先生はおへその横あたりを何か所か押して、「だいじょーぶ」。
問題なく診察終了。やはり気が楽にはなる。あとはお聞きしたいことをサクサク伺った。
まず、腫瘍マーカーの値を。なぜかその日は結果が出ていなかったので、看護師さんが「後日郵送します」と仰っていた。半年前の結果を伺うと、CEAが1.1、CA19-9が8.5。だいじょーぶというより、まるっきり問題ないわ〜。
他に伺ったことはHIPECのことについて。署名活動をしていると、協力してくださる方がいろいろ質問を投げてくる。私自身もわからないことがあったので、この機会に伺っておきたかった。(質問内容は後ほどUP。)
HIPECの話に附随し、来月29日に京都で「国際HIPEC学会」があって、米村先生が司会をされるというお話を伺った。(詳細は後ほどUP。)
お話を伺っていると、米村先生はSugarbaker先生の手術数を軽く抜いていることがわかった。世界一だよ、先生。。。
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診察後、Happyさんたちに挨拶してから病院を出た。12時前で、これまでになく早い退出時間。次はまた半年後。今度はMRIなしで時間指定がないので、よほど早く来ない限りこんなわけにはいかないだろう。
この日、病院に来るために前々日からお腹のほうも万全に整えているから、お昼ご飯を食べてから帰ろうと、花火大会でにぎわう沼津の街を抜けて漁港に行った。行程には、付いて来てくれた人が楽しかったと思うイベントを盛り込んでおかないとね。
↓こんなの食べた。美味しかったけれど、やっぱり量が多すぎ。
ちなみにお刺身の右上のビールは夫が飲んだもの。私はビールは胃が苦しくなるし、なんたって運転手だし! 運転できないって、ある意味特権。。。
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翌日、Happyさんから彼女の診察結果を聞いた。メールには「気になっていた症状は、よくあるらしくて心配ないらしいです。(中略)手術までの間、抗がん剤を飲むことになったし、温熱療法もやって下さることに」とあった。
Happyさんは良性だからか、前回の手術では温熱化学療法がされなかったという。今度、やればきっと大丈夫だよね。手術の順番が来るまで、なんとか抗がん剤の服用で症状を抑えて乗り切って。。。