Archive for 2012年11月04日(日)

なんかまた胃腸が変

一段落したと思うとまた新たにいろいろあったりして、どうものんびりする時間がない。

でもそれは良いことなのだろう。動けるからこそ忙しくできるわけで。

とはいえ、もう少し余裕が欲しい気も。どうもまた、胃腸が痛いというか膨満感になりやすそーな、いつもの量を食べたら腸閉塞になるかもしれないよーな雰囲気になってる。

最近、忙しいとすぐ胃腸にくるんだよね。プレッシャーに弱くなったのか???

M.Hさんから術後初池田報告

10月に、奥様の術後初めての診察で池田病院に一緒にいらっしゃったM.Hさんから先日メールを頂戴したので、遅くなってしまったけれどご紹介。(抜粋です。)

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その日の午前中に行われた学会での発表結果と照らし合わせながらの説明で、病理はLowグレード、温熱を行ったので、5年生存率は99%。
このパターンでの再発リスクは20%で、再発するとすれば2年以内が80%、4年で95%と言う感じなので、まず2年は4カ月検診でまわして行こうか
というような話でした。次回は2月にMRIの予約をと言われ、
予約を入れましたが、相当な混雑具合でした。

お腹が痛いが?との問いについては、内臓が癒着していると言う事で、時間が解決すると言う事でした。(人それぞれなのでしょうか?)
ご存知かと思いますが、
やっていけない事や食べてはいけない物も無いみたいです。

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再発の話も出ましたが、ご存じかと思いますが、また切ればと言う話でした。

情報としては大した内容ではありませんが、条件次第で5年99%と言うのは、腹膜偽粘液腫を検索した当時の余命2年打つ手なし!と言う情報からすれば、患者及び家族にとっては、凄い明るい情報だと思います。
(条件が複雑なのもこの病気の特徴なんだと思いますが)

確率に一喜一憂するわけではありませんが、とりあえず一安心です。

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Lowグレードで温熱を行った場合、5年生存率は99%って、以前より生存率が上がってる! その日の学会はどんな学会だったかわからないけれど、最新の情報だろう。

M.Hさんのホッとした気持ちが手に取るようにわかる。奥様も本当に良かったわ〜。

そうそう、M.Hさんは池田病院を「昭和の香り」と形容されていたのが面白かった。(行ったことある人は「うんうん!」って頷いているはず!笑)

M.Hさん、ありがとうございます。落ち着いたら、「だんじり時期入院&付き添い記」頼みますね〜〜。

第8回腹膜表面悪性腫瘍世界会議

HIPECの日本での保険適用化にもはずみをつけたい気持ちから、以下、共同通信PRワイヤーの海外リリースの記事をまるごとコピペ。すでにこの治療を受けた者としては「そんなことも知らないの〜?」みたいな?

ソースはこちら↓
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201211028060/

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2012年11月2日

8th World Congress on Peritoneal Surface Malignancies

◎腹膜転移治療が大腸がん患者の福音に

AsiaNet 51240
共同JBN 1345(2012.11.2)

【ベルリン2012年11月2日PRN=共同JBN】8th World Congress on Peritoneal Surface Malignancies(第8回腹膜表面悪性腫瘍世界会議)は10月30日から11月2日までドイツのベルリンで開催され、世界中の多くのがん患者に希望をもたらす画期的なパラダイムシフトが強く印象づけられた。これまで腹部の固形がんの一つである腹膜表面悪性腫瘍にかかった患者は、治癒的治療の対象とはなり得ないと考えられていた。これらの患者は予後の可能性が極めて低く、「支持療法で最善を尽くす」という枠内でもっぱら全身化学療法を受けるだけであった。

この国際学会では、大腸がんの中の腹膜表面悪性腫瘍の集学的治療が有望であり、治療5年後の生存率が30-50%になり得るとの考え方を共有する確実なデータが提出された。外科医でこの会議の議長を務めたポール・シュガーベーカー医博(米ワシントンDC)は、腫瘍縮小手術(CRS)と腹腔内温熱化学療法(HIPEC)および補助的な化学療法を組み合わせを利用するアプローチの先覚者の一人として認められている。HIPECでは化学療法剤がセ氏42度で60分から90分かけて腹腔患部に投与される。シュガーベーカー医博は「残余のがん組織は、在来の化学療法で処方される多様な規定濃度の細胞毒性薬が投与される。この治療法が成功するのはそのためである。特定の患者によっては、生存率が2倍になる可能性があり、従ってこの方法は個別の対症アプローチの中での治療選択肢の一つになると考えられる」と述べた。

個別治療という観点は大切であり、その理由は、この治療法が腹部以外への転移が見られない単独かつ限定部位の腹膜偽粘液腫にかかった患者にのみ適しているからである。同会議の共同議長ポンピリュウ・ピソ医博(ドイツ・レゲンスブルク)は「しかし結局のところ、この患者集団は大腸がん患者全体の15%を占めている。要約すれば、ドイツでは結腸がん患者が毎年新たに7万人になるが、この治療法を使うことによって約1万人の患者の予後が改善されることになる」と指摘した。

詳しい情報は下記のサイト参照。
http://www.peritonealconference2012.com
http://www.dgav.de

▽報道関係者問い合わせ先
Dr. Bettina Albers
albers@albersconcept.de
+49-174-2165629

ソース:8th World Congress on Peritoneal Surface Malignancies
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