第18回先進医療技術審査部会 議事録

2014年6月12日の第18回先進医療技術審査部会の議事録には、「2. 新規申請技術の評価結果について」として「腹膜偽粘液腫の減量切除術に対する周術期腹腔内化学療法」について論じられている。

議事録を読んだところのイメージとしては、この治療は世界的に広く実施されているものだし、先進医療として治療開発を進めてみよう、、、だが現在、有効性がイマイチ計れず、使用抗がん剤などのことなどからも将来的に標準治療となるかどうかはわからないよなー、みたいな。でも、予後が良さそうな患者(悪性度の低い人)ほどがっつりコレやったほうがいいよねー、みたいな。
(間違って理解している可能性があるので、気になる方は議事録を実際に見てほしいっす。)

この裏返しとして、キッツい手術だけに予後が悪そうな患者はむしろやらないほうが、みたいな。

ここで思うのは、まず、悪性度だけで予後を予測できるのか?という疑問。もっといろいろな予測因子があるはずである、ほら、MARCOとかさ〜。

また、「あなたの場合、この手術はやらないほうが良いですよ」と言われたときの患者の気持ち、わかるかね?という疑問。生きる気力、そぐよね〜〜〜っ! 「もうお迎えが来ても良い年齢だ」と思っている人なら、やらないほうが良いと、私も思うけど。

Leave a Comment

* are Required fields