難病対策 or がん対策(カテゴリーの考え方編)

もし「腹膜偽粘液腫は難病なのか、がんなのか」という質問があったとしたら、それはナンセンスすぎる問いだろう。腹膜偽粘液腫は今現在、難病だし。がんでもあるし。どっちも、なのだから。

先日の陳情では、厚生労働省疾病対策課長から、腹膜偽粘液腫については難病対策でなくがん対策のほうへという話だったが、これは国の「対策」面の話であって重複するわけにもいかないので、便宜的にどちらか一方で対策を立て実行していただくということかと思う。

単純に考えてまずいのかもしれないけれど、疾病対策課長が「がん対策」へというなら、腹膜偽粘液腫は「がん対策」の中で要望していけば良いのではないだろうか。がん対策健康増進課も腹膜偽粘液腫をはじいて、どちらからも扱ってもらえない、とは私には思えない。ただ、腹膜偽粘液腫というのは病態だから、どういう方向からがん治療を捉えていくかを問題にしてもらわないと、なんて思うんだけど。

これまで難病認定を訴えてきたから、難病でなくなるのか、みたいに見えるけれど、そういうことじゃ~ない!

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