「もしもし。」
「おう。いまどこ?」
「実家に着いてる。」
「んじゃこっち来いよ、まだ時間あるし。」
同窓会の実行委員であるS君に電話すると、会場が大盛り上がりに盛り上がっているのがわかった。50歳を迎えるこの年にと企画された中学校同期の同窓会は、150名以上が参加と聞いていた。S君が電話の向こうで「pom(仮名ダヨ)が今から来るって!」と叫んでくれている。同窓会には間に合わないだろうと2次会から参加予定だったが、急遽、同窓会にも顔を出させていただくことになった。
本人不在でも難病認定嘆願書への署名を呼びかけてくれることになっていたので、ありがたい気持ちと久しぶりに皆に会える嬉しさ、そして「珍しい病気になっちゃって、どんな顔をして皆に会うべきか?」という複雑な気持ちを抱えて、会場へ向かう。
入り口で、仲良しのMさんが待っていてくれた。「pomが来たよー!」
いきなり前に導かれる。
「皆、署名してくれたんだよ、何かしゃべって」
(今、その時のことを思い出して、涙がこぼれてきた。あたふたしてしまって、あのときは仲間の温かい思いやりと声援をしっかり感じるまでに至っていなかった。)
どんなことを話したか、実は覚えていない。まともなことは話せていないと思う。
あとで、S君に「難病指定お願いしている本人がこんなに元気な雰囲気で、皆、どう思ったかなあ」なんて聞いたりした。S君は「元気な姿を見て、皆、安心したと思うよ。物故者もいるからなあ」とつぶやいた。
盛況のなか、一次会はお開きになり、二次会へ。クラスごとになっていろいろと話をするなか、T君が私に言った。
「話を聞いてると、pomちゃんは神様に守られているんだと思う。長く生きて、社会の役に立てってことなんじゃない?」
良いこと言ってくれるじゃん! もー、泣けてくる。
この日は頭の中がオーバーヒートしそうな日だった。病気のことと35年前の仲間のこと。改めて人生を見つめ直す日にもなった。
同窓会のおみやげに頂戴したバラ。今、皆のそれぞれの家にも咲いているんだろうな。
みんな、ありがとね〜〜。
さちこ
2011年10月26日(水)11:00
順調でなによりだー! しかし39キロとは!?
これからも無理せず体力を養ってね。42キロになったら会おう。
pom
2011年10月26日(水)17:59
うおおお〜、なつさちさんだ!ありがとん!!
ややお久しぶりだす。そーなんす、骨盤周りがガリガリっす。なのに、ふくらはぎや二の腕は結構シッカリしてるんだよなー。痩せたいところは思ったほど痩せない。。。
ハイ、もう少し肉付けるようにしまっす。
なつさちさんも体調崩さないようにね。
探し物、もうすぐ見つかるよ、きっと!