去年のシンポジウムで私に声をかけてくださって以来、意気投合しているhappyさんから、日曜日にメールが届いた。
内容は、前日に行ったという池田病院検診の結果だった。再発が見つかり、8月頃に手術することになったと。
「一年ちょっとで、再発してしまいショックですが、体力つけて頑張ってきますね」
絵文字つき、いかにも明るく振る舞うそのメールはカラ元気満載、ショックな気持ちが逆に痛いほど伝わってくる。
再発って、やっぱり、あるんだ。。。
私もショックを受けてしまった。
happyさんに返信しようと一所懸命メールを打つけれど、どうもニュアンスが伝わらない気がして、思い切って電話してしまった。
「もしもし?」
「もしもしー。」
どのくらい話しただろう。
話してわかったことだが、happyさんが去年受けた米村先生の手術では、温熱化学療法をしなかったとのこと。米村先生の腹膜偽粘液腫の手術では腹膜切除に加えて温熱化学療法がデフォだと思うけど。
「先生忘れたんじゃないのぉ?」
「まさかー、こればっかりは忘れないでしょ〜。」
happyさんは良性。その時の状態からも、お腹に抗癌剤を入れるよりそのまま様子を見たほうが良いと先生は判断されたのだろう。
米村先生がこれまで診て来た患者さんのなかには、とても珍しい例ながら、何もしなくても偽粘液腫が消えてしまった人もいるらしいし、お腹を開いてポロッと取れてしまった人もいるとか。いろいろなパターンがあるわけで、一律同じ手術ではないはずだ。
「先生は、再発したらまた切ればいいんだって言うしね。」
「それでね、先生に何回まで切れるんですかって聞いたら、15回まで切れるって言うのよー。」
「簡単に言うよねー。」
「ホント、簡単に言うんだから。。。」
「今度は温熱するんじゃない? そうしたらもう再発しないよ、きっと。」
「うん、しっかりやってもらうわ!」
happyさんはすっかりさばさばした口調で言った。
明日は我が身である。私もさばさばといきたい。だが、その前にウジウジ聞いてしまった。
「聞いてもいい? お腹、膨れてきた感じ?」
「うん、ちょっと太ったかなあって。でも3か月前の検診では何でもなかった。」
そうなのかー。他にも変わったこととして、便の出具合に変化があり、緩いのがちょろちょろと出てくるらしい。。。
「ねえ、happyさんのこのこと、ブログに書いてもいい?」
「うん、書いて。こういう例もあるって、他の人に知ってもらいたいし。」
「わかった。」
happyさんの、再手術体験報告もいずれ聞けるだろう。
happyさん、その持ち前のスカッとさわやかな性格で、8月になったらスカッとさわやかにやっつけてきて! それまで美味しいもの食べて体力温存、ファイティン!!