なんだかリンパ球祭り

水曜日は銀座医院に行った。以前の血液検査でリンパ球のパーセンテージが高く、3か月後にまた診ていただくことになっていたので、先週採血し、結果を聞きにいった。

そうだ、病院に行くならインフルエンザの予防接種もついでにやっちゃおう(ここの検診センターが保険組合の契約医療機関になっている)ということで、日を合わせて予約しておいた。

先に予防接種を受けに4階へ。

問診票の既往症や今かかっている病気の欄に、腹膜偽粘液腫と書くのがどうも気乗りしない。眼科など、腹膜偽粘液腫とまったく関係ない病院に行ったときもそうだが、問診票を見た医師はどんなふうに思うのかと考えると、ちょっぴり憂鬱になる。でも、去年もここで予防接種をして書いたのだ。去年と同じ先生なら何とも思わないだろう。同じ先生がいいなあと思った。

名前が呼ばれて診察室に入ると、残念ながら去年の女医さんではないのがわかった。

先生は問診票を見ながらいくつか質問をされた。こちらを向かないので、勝手にイエティ先生とあだ名を付けて質問に答えていた。と思ったら、突然、先生がガバっと振り向き、こちらににじり寄って私の顔をじーっと見た。こちらも先生の顔をじーっと見てしまった。

やはり腹膜偽粘液腫が珍しかったのだろうか? 全然関係ないかもしれないけれど、つい気になってしまう。。。

イエティ先生の問診が終わり、看護師さんにサクっと注射してもらった。

1階に戻り、内科の受付をした。前段が長くなってしまったなあ。

***

「アミラーゼはまあ大丈夫だけれど、リンパ球の数値がまた上がってるなあ。」

亀山先生は検査結果にひょいひょいと丸を付け、見せてくださった。今年6月、8月に検査したときがいずれも50%代後半で、今回さらに71%と上がっている。昨年5月の草津総合病院での検査結果を見てみれば29.2%。ちなみに2007年にした検査では25.8%。手術してからなぜか能天気さが加速して、リンパ球が「祭りだ祭りだ〜ひゃっほ〜〜」と浮かれて増殖してるとか?

リンパ球の割合が多いということは、すなわち他の割合が少ないわけで、見れば好中球が以前よりも少ないし。

先生は「うーん、どうしようかな」と唸り、しばらくして、よし決めた、という顔で仰った。「専門の先生に診てもらおう。ねっ。」

こんな時、亀山先生はどうやら究明タイプなのだけれど、「わざわざ専門病院まで行かせるなんて」と思う人もいるに違いない。もっとざっくりした判断の先生なら、「様子を見ましょう、具合が悪くなったらまた来てください」とでも言って帰しそうな気がする。

どっちのタイプの先生が好みかは人それぞれだろうが、私は「究明してもらいたい」に1票。「あの時、あの数値だったのに、なぜわからなかったのだ?」などと後悔したくないから。専門の病院に行って何でもないと言われれば、それはそれで安心できるし。

ということで、今度は血液内科への紹介状をもらったのだった。

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今、ふと気になったが、こういうときにインフルエンザの予防接種って大丈夫だったのかなあ。かゆいのとまだ少し腫れている以外は何ともないけれど。

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