昨日、退院した。
その日の朝、りんごさんに旦那さんのことを少しでも早く伝えたくて、でも、HCUは面会時間があるから手紙を書いて看護師さんに託した。それから病院最後の朝食を食べ、少し荷物を整理した。
日曜日で、回診はあるのかな? よくわからないからパジャマのままでいながら久しぶりの化粧をしているところに、米村先生が研修医の劉先生を伴って登場!
「あ、お化粧中。。。後で来る。」
「ス、スミマセン!」
ビックリして手元が狂い、右まぶたに稲妻を描いてしまった。
もう一度、お化粧をやり直してしげしげ自分の顔を見ると、痩せていた。10日でこんなに痩せるんだな〜。今回の手術入院は、断食道場みたいでもあり(手術がたいしたことなかったから)、いろいろなことを考えた精神修養の場であったような気がしてならない。
回診はもうないだろうというのは何となくわかったので、しばらくしてからナースステーションのほうへ出向いていった。米村先生は、たぶん患者さんの家族だろう若い男性に、何かを説明されていた。それをデイコーナーの椅子に座りながら、ぼんやり見ていた。男性は先生の短い説明に一応うなずいていたけれど、どうもすっきりしてないようだった。きっとこの場面を、先生は何百回も繰り返しておられるだろう。男性がすっきりできるのはたぶん、患者さんの手術が終わって術後の経過も良くなってからだ。先生を信頼し、心から感謝するのは、かなり後になってからなのだ。
看護師さんが私が待っているのを伝えてくれて、先生は私に「次は池田でね」と仰った。私は「はい」と言った。先生へお礼の言葉を言うべきだったし、また、「センセイ、りんごさんとHappyさん(いよいよ手術!)も絶対ぜ〜〜〜ったい治しちゃってね!」なんて言える女子っぷりなら良いのに、元親父ギャルの私にはそういう芸当ができず、言わなくったって先生は絶対治してくれるし、と、なんだかんだと思っているうちに先生はいずこかに消えていた。
病室に戻って服に着替え、会計をしに行き、再びナースステーションに行って手首のネームを切ってもらう。前回はこれが儀式のように感じたけれど、今回は特に感慨もなく。その後、劉先生に挨拶した。
荷物をすっかりまとめ、病室で待っていると甥夫婦たちが迎えにやってきた。11時だ。彼らにちょっとだけ待ってもらって、りんごさんに挨拶しに行った。りんごさんは化粧をして洋服を着た私を見て、「うわ〜っ」という顔をした。私もちょっと照れくさかった。2〜3分、お話しして、バイバイと手を振りながらHCUのドアを閉めた。
「お待たせ。んじゃ、よろしく。」
甥の車で病院を後にし、私のたっての希望で星乃珈琲なるチェーン店に立ち寄り。早いランチをした。珈琲と、あれこれ頼んでシェアした食事は、シャバの味がしたyo!
その日は夫の実家泊。義妹夫婦や甥の弟夫婦も私を見舞ってくれたりと、にぎやかだった。ワインも飲んだわ〜〜(控えめにしてマス)。
で、今、まだ大阪の夫の家にいながら、これを書いている。
夕方の便で帰る。
ちゅっこ
2013年12月10日(火)16:55
退院おめでとうございます!!!やっぱりシャバはいいですか(笑)そして早速ワインとはステキです!!!折をみて、赤・白・ロゼ・スパークリングとお持ちしますね。
pom
2013年12月12日(木)10:35
ちゅっこさん、さんきゅ〜、待ってる!
ぺぺろみあ
2013年12月10日(火)17:19
退院おめでとうございます!
星乃珈琲に行きたくなりました。
女子っぷりは心では思いつつ、なかなか言えませんよね(-_- 😉
pom
2013年12月12日(木)10:39
ぺぺろみあさん、ありがと。そちらもなんか良さげで良かった! 星乃珈琲のカツサンドはスゴい。あ、女子丸出しなヤツっていけすかないよな!
りんごの旦那より
2013年12月11日(水)01:05
退院おめでとうございます
あと、大変なのにお手紙ありがとうございましたと妻より
pom
2013年12月12日(木)10:41
りんごさんの旦那さん、ありがとうございます。こちらこそ、りんごさんと仲良くなれて良い入院生活となりました。
たんちん
2013年12月12日(木)08:04
今、Yコール来ました。12/27手術です。家族で喜んでます。お気遣いして頂いて有り難うございました
pom
2013年12月12日(木)10:58
たんちんさん、ついに来ましたね! 悶々としながら自宅で過ごす正月より、スッキリしながら病院で過ごす正月のほうが「新年!」っぽくって良いですね。
金曜手術だと病室が空かなくて、私のように元気でもHCU(501号室)3泊、とかさせられちゃうのですが、看護師さんは「お正月が近くなってくると退院する人が増える」なんて仰ってましたから、病状が良ければ1〜2泊ですむかもしれませんね。そうしないと面会も思うようになりませんから。
奥様が入院されるまでの間に、病院についてのことをちょっと書こうと思っています。参考にならないかもしれないけど、良かったら見てください。