先日のTBSのTV番組で、胃がんの治療法として腹腔内温熱化学療法が取り上げられていたと、義妹が教えてくれた。腹腔内温熱化学療法(HIPEC)がたびたびTVで取り上げられ、多くの人に関心を寄せてもらえるのはとても嬉しい。
TVでは滋賀医科大学の腹腔内温熱化学療法が紹介されていたようだ。私が岸和田徳州会病院で受けた米村豊先生の腹腔内温熱化学療法の写真を見ると、滋賀医科大学の画像で写っている筒みたいなのは使わないような気がする。で、その代わりにお腹の皮膚をビヨ〜ンと引っ張ってやるのではないかと思う。でも何しろ麻酔で寝ちゃってるので、実のところはわからないけれど。
どちらにしても腹腔内温熱化学療法に変わりなく、すばらしい療法だと思う。
ただいま、滋賀医科大学は臨床試験として、胃がん、腹膜偽粘液腫、膵臓がん、大腸がんの適応患者さんに腹腔内温熱化学療法を行っているという。なかでも、胃がんのHIPECは先進医療申請中である。
http://www.shiga-med.ac.jp/~hqsurge1/hqsurge1/shinryounaiyou/pg105.html
さて、このぽんぽこ日記でも細々と署名活動展開中なんだけれど、こちらがお願いしているのは、福井大学の片山寛次先生と腹膜播種支援治療機構の我が米村先生が展開しているもので、抗がん剤の腹腔内投与の認可と腹腔内温熱化学療法を手術治療として認可し、保険適用にしてください、っていう署名活動である。
胃がんに限らず、それも先進医療でなくて、フツーに保険適用にしてほすぃ〜〜!って言っているんである。
保険適用でなくても先進医療になればいいじゃないかという人もいるだろう。そのほうが財政を圧迫しないだろうからと。でも、よくよく考えるとかえって損なんじゃないかって思う。先進医療を受けられない人もいるだろう。そして保険は効くけど、がんには効かず、だけど体にはきつい全身化学療法をやり続ける。。。そっちのほうが、社会的損失が大きくはないだろうか?
また、ただいま難病認定もしてもらいたい腹膜偽粘液腫において、標準的治療の確立が待たれているわけだが(もう腹膜切除&腹腔内温熱化学療法のセットが標準的治療だとは思うけど、それを日本のお医者さんみんなが認めてくれること)、それはやっぱり保険適用の範囲じゃないと駄目らしい。。。腹膜切除&腹腔内温熱化学療法のセットこそ、今、私たちを救ってくれるのに、腹腔内温熱化学療法が保険適用にならないのは困るよ〜〜〜。
今回、私はまれにみるお臍切除のみに終わったけれど、それは前回の腹腔内温熱化学療法が奏功したからだとも思う。本当にありがたいことである。
さて、先だっての腹膜偽粘液腫患者支援の会主催のシンポジウムで、米村先生は腹膜偽粘液腫の難病認定の署名活動について触れられたが、こっちの署名活動がその後どーなったのか、私はずっと気になっていた。
それで入院中、米村先生にこちらの署名について伺ったのだった。
今ももちろん署名活動中で、現在4万名ほどが集まっているとのこと。以前、先生が「100万人くらい集めたい」と軽〜い調子で仰っていたけれど、こちらは結構内容が難しいから、集まりにくいのだろう。先生は最新だという「署名活動ご協力のお願い」の紙をくださった(内容は、腹膜播種治療支援機構の署名活動に今、掲載されているものと同じものだったyo)。
このところ、集めてくださった方々からこれまで署名数を聞かれて答えられなかったりして、消極的だったけれど、また改めて署名活動をしていこうと思っている。ご協力、お願いいたします!
りー
2013年12月13日(金)19:21
おひさしぶりです。以前書き込みしたりーです。退院おめでとうございます。12月末に診察予定でしたので、お会いしたいなぁ…と思って久々に日記のぞいて見たら、とても早く退院がきまったそうで!!経過がよく、私も嬉しいです。入院がみじかくてびっくりです。本当によかったです。
pom
2013年12月14日(土)11:26
りーさん、こんにちは! クイック退院しちゃいまして、私もりーさんがどんな方かお会いしたかったな。
お母様の体調はその後いかがでしょうか。寒いし風邪も流行っているので、お母様もりーさんもご自愛くださいね!
ありがとうございました。
りー
2013年12月14日(土)13:20
私は実家が東京なので、シンポジウムにも行きたかったのですが、行けなかったので残念でした…。もしよかったら携帯のアドレスにメール下さい。東京で会えたらうれしいですね。
pom
2013年12月14日(土)18:35
メール送りました! PCアドレスなんですけど、大丈夫かな。
りー
2013年12月14日(土)21:27
届きました!ありがとうございます。返信おくりました(*^-^*)