『腹膜播種の治癒をめざす包括的治療』

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なんと! Amazonで、米村豊先生編集 国際腹膜播種学会の『腹膜播種の治癒をめざす包括的治療(周術期化学療法と腹膜切除による新しい治療)』が売っているのである! ちゃんとISBNも取ってて、れっきとした書籍である。

http://www.amazon.co.jp/dp/4990609719

本書の目的は
「腹膜播種の治癒を目指した基本的・臨床的エビデンスに基づいた包括的治療を習得する。
このトレーニングコースは受講をした外科医がこの包括的治療を安全に、高い治癒率を目指して行えることを目的とする。」
とあり、要するに、米村先生の腹膜播種センターでトレーニングを受ける先生方の教科書なのだろう。

ズバリ、素人のオラ向きじゃないことは確かなんだけど、自分が最初にお世話になった外科の先生などに見ていただきたいなと思った。

日本でも、「この包括的治療を理解し施行できる施設を増やし、腹膜播種を有する患者が日本全国でこの治療を受けることができるような体制をつくる必要がある」と。各地で受けられるようになったら本当に嬉しいことだ。

ちなみに、3000円。どなたか、カスタマーレビューを書きませんか?

どんだけ池田が好きなんや?(おまけ)

どうせ池田病院に行くならと、夫は密かに柿田川湧水に行く地図をプリントアウトしていたらしいのだが、私から「んな呑気な」と怒られると思ったらしく、言えずじまいだったとか。柿田川湧水とはまたシブいところに目が行くものだが、そんな夫が、これまたシブいことを言う。

「あの病院にある美術品、なんか面白いんだけど。」

外の池の水がなくなって亀がいなくなったなあとは思っても、中になんか置いてあった? そう? うーん、なんかあったような、気もする。ダラダラ垂れてるのとか、あったっけ? よく思い出せない。

というわけで、次回はあそこにある美術品を撮って一挙掲載! 乞うご期待(って、写真撮ってもいいのかな?)。

今月行かれる方は、そんなところをみどころとして緊張をほぐされますよう。

どんだけ池田が好きなんや?(その3)

もう、今月の池田の話が出ているではないか! 腹膜偽粘液腫患者支援の会の「ご意見・ご感想」なるご意見ご感想でもない掲示板に、役員さんから(って誰だか知ってるくせにィ)、8時から診察が始まるとの情報。ホント〜〜? 先生は前泊っすか???

さて、やっと前回より続きます。

先月の池田病院では、私の行った池田史上たぶん最高人数の外来数70名! 大盛況である。そして、私の池田史上最高人数の知り合いに会った。少し離れて文庫本を読んでいた夫から「ずっと喋り続けてたけど、よく疲れないね」と賞賛、いや、呆れられてしまったくらい。

最初に会ったのは、あつママさん。私が行く時間あたりは、たぶん廊下の椅子に座ってるだろうなと思い、あつママさんが伝えてくれていた、ニット帽に水色のジャケットの、、、あ、いたいた、あつママさ〜〜〜〜ん!

「あ、pomさ〜〜ん!」

ってことで、「初めまして」な対面を果たせた。

最初に会う時って、なんかドキドキしちゃう。なんだろう。これまでいっぱい、カレーは飲み物、とかって話題しているのにィ。

あつママさんは誰からも好かれる雰囲気を醸し出しており、ずっと横にいたくなる人。抗がん剤治療を始めたからそれは大変だろうけれど、暗く考えない、という心意気があるから、良い効果を出しやすいだろう。

その彼女に後でまたね、と言い残し、とりあえず米村外来用(?)待合室へ。

人、いっぱい。。。

毎月来ているRoseさんからは9時半の時点でメールをもらっている。「先ほどから4階のお部屋でケモ開始しています。」

ってことはまだこっちには来ないな。。。えっと、ぺぺろみあさんも来てるはずだけど。とキョロキョロしてるところに、

「pomさん、久しぶり!」

と私を見つけて声をかけてくれたのは、美人の会のWさんではないの。いや〜本当に久しぶりっス。あんまり久しぶりすぎて、その日、最も話した相手がWさんになった。

やがて、Roseさん夫妻にも会った。Roseさんは会う時はいつも元気で、お酒も飲むし〜〜、ケモやってるなんて思えないYO! いや、数日はぐったりしちゃうらしいけれど、それでもやっぱり心意気が違うんだって。

Roseさん情報によれば、4階のお部屋はリクライニングシートみたいな感じで受けるのだそうである。

そして、ぺぺろみあさん。そしてそしてあの人に。って誰よ? カルタンさんだ!(ぺぺろみあさんのブログ参照) イメージ違ったな〜〜。なんか色白なヒョロ〜〜っとした人かと思ってたけど、ちゃんと肉、ついてるじゃん。いや失敬。

ぺぺろみあさんは、先生の診察が「?」な感じだったようだけれど、手術の話にもならなかったそうだから、問題なく引き続き経過観察ということだろう。あると思ったら消えていた、とかもー、ビビらせたり小躍りさせたり、なんだかな〜な病気だからまあしょーがない。

なんだかんだとしていると、ちゅっこさんの名前が呼ばれていた。「ハイ」とすっくと立ち上がるちゅっこさん。これまた久しぶりである。

で、ちゅっこさんの診察後、ちゅっこファミリーが迎えに来て、これまた久しぶりにご主人のM.Hさんとお嬢さんにお会いした。

ちゅっこファミリーに会うと、いつも不思議な気分になる。というのは、まず知り合いになったのはM.Hさんだから。M.Hさんが妻を心配して、このブログのコメント欄を使ってくれたのである。ところが今は、M.Hさんよりもちゅっこさんのほうが親しいし。

ちゅっこさんが岸和田で手術したことなどの情報は、M.Hさんを通じてこのブログでも紹介させていただいた。アミノレブリン酸蛍光ガイド手術には楊枝必携、なんていう、彼からもらった情報もあったなあ。

夫妻に似て、背がスラッとしているお嬢さんはついに、私と同じ目線になってしまった。並んだら、すでに身長はビミョーに私が負けているらしい。もうそんなに。いつかそうなると思ってたけど、早いっすな〜こどもが大きくなるのは。(きっと、お嬢さんから見たら、「pomさんが小さいんだよ」だろうなあ。)

と、まあ、あらヤダおばちゃん年とるワケね〜みたいな親戚の伯母さん状態になったところで、支援の会の臨時総会でお会いした方ともお話ししたり、、、ひたすら喋ってしまったという。

結局のところ、もう少し話したかったあつママさんには、その後、人を紹介したりしに行ったけれど、やや話し足りない感じで時間切れとなってしまった。ざんねんっ。

ひたすら話している合間合間に、血液検査をし、MRIをし、米村先生の診察を受け、、、と話をしに来たのか、診察を受けに来たのか、な私のいた待合室には、辛そうに目をつぶって身を椅子に委ねている人がいて、話をするにも気をつかわねばならない感じもあった。

それはいつもの光景だ。不安に押しつぶされそうになりながら先生の診察を待っている人たちもいただろうし、診察結果に泣きだしたくなる人もいただろう。もちろん、朗報に喜ぶ人だっている。私自身も、ここでビビリまくっていた時があった。何人かのお仲間の思い出も蘇る。・・・あの空間は、カオスそのものである。

どんだけ池田が好きなんや?(その2)

自分ではこんなふうに思っている。定期的な診断で何かが見つかるその前には、なんらかの兆候があるはずだ。なんか調子悪いとか、なんかへそ事変とか。特に何でもなければ、きっと先生の診断は「問題なし」なんだと。だから半年ぶりの池田病院にも、特に不安なく車を運転していった(with 助手席に乗る運転しない夫)。

そして、先生の診断はやっぱり「問題なし」でシタ。

「問題なし」と先生が仰れば、多くの患者さんは「やった!」とか「ふ〜」とか、嬉しさや安堵のリアクションをするのだろうが、当然とばかりに私が何ら喜びを示さず、先生の肩透かしを食らったような雰囲気に、申し訳なく思いつつも、どうもこう、なんつーか、先生を前にして気の利いたことが言えないという。。。上手に話せる人がうらやましっす。

そんな感じではあったのだが、今年度、腹膜偽粘液腫患者支援の会のお仕事を少しさせていただくことになり、米村先生や勝谷さんからお伺いしたことをメモしたりして(先生が面白いことを仰っても全然笑わないので、先生は私をつまらないヤツだと思っておられるに違いない。先生を前に緊張しているか、関西テイストのツボにはまれないか、そのどちらからしい)、気分良く帰ってきたのである。

とーこーろーがーっ。

帰ってきてみたら、トートバッグがないではないか。夫に預けた気でいたが知らないと言うし、車の中を探しまくってもないっ! どうやら病院に忘れてきてしまったらしい。。。

夕食を取ってから帰ってきたので、夜も更けちゃってたけれど、慌てて病院に電話してしまった。

「も、もしもしっ。今日、米村外来に行きましたpomと申しますが、夜分すみません。そちらにバッグを忘れてきてしまったようなのですが。」

「あーーー、黒いバッグですよね、猫の絵の付いた。」

「ソレ〜〜っ! ソレですっっ!」

「預かっていますよ。どうしますか。」

「明日、取りに行きます! ありがとうございマス!!」

と、言うわけで。

またまた翌日、行っちゃったという。

行ったら、ちょうど玄関入るとすぐ目に入る受付左側に、私のバッグが置かれていた、張り紙付きで。

“米村外来 pom様”

クー、恥ずかすぃ〜というかマヌケな私であるが、あってヨカッた。池田病院のスタッフの方々に感謝でっす! ふ〜。

てなわけで、また行っちゃったので、その後、観光気分で沼津漁港にご飯を食べに行きましたとさ。めでたしめでたし、って次もあるでよ。その3が。

どんだけ池田が好きなんや?(たぶん、その1)

池田病院受診から、あっと言う間に1週間。

おかげさまで問題なく、また半年後にMRI予約をして帰ってきた。

その日はもう、1日じゅう、しゃべり続けてしもうたがな。

そのうえ、翌日も行くハメに〜〜〜。(←自分がマヌケだから。)

どんだけ池田が好きなんや?

と、とりあえず投稿して、続きはたぶん数日後。

今日は池田だこれから寝る

タブレット純の「そんなことより気になるの〜♪」をYoutubeで観てたりしたら、こんな時間になりました〜。pomさん、寝なくていいんですかぁ〜。早く寝たほうがいいと思いますぅ〜。

MRIの予約時間が12時なので、10時半〜11時くらい着を目指そうと。

オレンジのバッグを持ってる髪の毛長めなオバお姉さんは私ですぅ〜。ジャカジャン。

かゆみ対策のご回答も、よろしく!)

大募集!アナタの創のかゆみ対策

先日の投稿「ビューティ傷口」では、手術の傷のの見た目の問題について語ったわけだけど、忘れてたことがあった!

かゆみの問題である。

気づかせてくださったのは、Kさんのご質問から。Kさんもお仲間の一人というか重鎮というか、病院でお会いすれば、別れ際にはぎゅっと握手してくださって、なんだか「がんばろ!」って気持ちにいつもしてくださる方である。

そのKさんから、このようなメールを頂戴したのである。

3回開けた手術の創の胃の近くは塊となって変色していて年中かゆいのです!しかも2年前の鎖骨下中心静脈ポートを抜いた創跡は何故かもっとかゆいのです!!

キンカン塗って、ごまかしていますが、いい方法があったらご伝授ください。

あのKさんが、このような話題に乗ってくださるとわ!(「わ」はココは敢えて使用してみましタ。)

考えてみると、私も剣状突起部分が時々かゆいのである。気づけば、胸の谷間をボリボリと、オランウータンか?って感じに掻いている。女子として、いかがなものか。

で、私の対策としては、創部分が下着に擦れるから刺激されてかゆいのだという推測のもと、いまだに住友3Mのマイクロボアテープ(通気性が高く皮膚に優しいテープか、あるいはガーゼを当てる、防水フィルムを貼るとか)を貼ることで、かゆみ防止をしている。

ところが、Kさんは

小生は、乾燥肌で夏はアセモと実は子供のときから1年中かゆいのでした。蚊に刺されると堪りませんが、最近は蚊に刺されてからしばらく経たないと気がつかないのです。

と、カユカユ体質らしく、

創が痒くなるのは、汗をかいたとき、風呂上り、そして他が痒くなった序での場合です。

とのことで、
汗をかいたときは肌が刺激されて、で
風呂上がりは体が温まって、で
他が痒くなった序で、ってのはアルアル〜〜!で、何故なんでしょうね?

どうもテープを貼る方法は効かなそうなので、問題なければステロイドをお医者さんに処方してもらっても良いのかなと、いろいろネット検索しながら思ったり。

で、お仲間の皆々様は、創のかゆみ問題、勃発してませんでしょーか?

かゆみについて、「私はこんな対策してるYO!」なこと、絶賛大募集っす!
キンカン以外でお願いしマス。よろしくネ!

こんな入れ墨があるらしい

4年前に切ったお腹を見て、なんだかなーと思った。その時、冗談で傷をカムフラージュするために入れ墨でもするか、なんて話したんだけど。(「入れ墨はダメよ」

本当に、傷をカムフラージュする入れ墨があるらしい。海外の話だけど。

【一生残る虐待の傷に終止符を】海外の女性タトゥーアーティストの無償の愛に、価値観が変わるかも

う〜ん、、、入れ墨の技術&センスが、今ひとつオラ的には納得いかないが、アートやおしゃれというポジティブなものに変えてしまうところがイイ。

もちろん、日本での入れ墨の歴史や感覚からすると、受け入れられないだろうけど。あと、MRIも受けられなくなりまっす!たぶん。

シルバーウィーク

今年の秋の連休はまとまっていて良かったっすな〜。ほぼ家にいたけど! 歩くとまだ足痛いしね。

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19日時点で撮った写真は、内出血がどーの、というより足がカサカサ! テーピングしたりでアルコール消毒するだけだから余計にそうなった???(今は内出血もカサカサも少しマシになってマス。)

ともあれ、美術館に行ったのと買い物に出たくらいで、あとはほぼ自宅にいて、to do をひたすらこなしたのだった。

でも、目標の7割くらいで終わってしまった。すっきりしない。あまりノリノリではないものは進まない性格。

睡眠時間だけは、いっぱい取ってしまったっス。。。

油断

ビューティ傷口を受けての投稿をしようと思っているのだけれど(「あ、そこ忘れてました!」なご質問なども頂戴しており)、昨夜はまさかのサブイレウス。腸閉塞一歩手前。自治会懇親会で出た「秋のお弁当」のおかずが原因か? それとも桃1個ぺろりが???

前日には終電に間に合わねばと走って足首を捻挫したし。

足首かばいながらのたうちまわるの、結構キツいっすね。。。

どれもこれも、自分の不注意にほかならない。