Archive for 2012年08月

弟夫婦が来た

先日、弟夫婦に我が家に来てもらった。古いPCを処分するのにハードディスクを抜いてもらうためだ。あのピロピロの線とかがなかなか抜けないし(以前、やったことがある!)、何しろ力とコツがいるし2台もあるしで、自分でやる気になれない。で、人に押し付けるわけ。

データも吸い取ってDVDにしてもらおうと思ったのだけれど、モニターを先に処分しちゃったから、弟はTVにつないでごちょごちょやっていたがうまくつながらず、とっとと諦めて新しい方のハードディスクだけ外付け用のケースに入れて、それで良しとすることにした。姉弟共に面倒くさがりである。

さて、その後、宴会。「池田病院に付いていけなくてごめんね & 術後1年問題なしでおめでとう!」の乾杯から始まって、その日も軽くワイン4本、空になった。全員「飲めるクチ」なので、その日時間があったらまだまだいきそうな勢いだった。

「姉貴、今度みんなで山登り行こうよ!」

イベント好きな弟が言い出した。

「すごい山じゃなくてさ、ハイキングみたいに高尾山とか。」

「大山とかでもいい?」

「うん。行こうよ、皆で。」

ビールと炭酸以外の「飲み」はほぼ復活した私だが、山登りねえ。薮から棒に。

弟は盛り上がるといろいろなことを言い出す。そう言えば去年、岸和田の病院を退院したときに言った言葉は「退院祝いに飲みに行こうよ! △△にイイ店、見つけちゃったんだよ」だった。胃腸を切ったというのに、飲みに行こうよはないでしょタコが!である。そんな弟なのである。

こんな周囲に支えられ、私はなんだかんだとここまで飲めるほどに戻ってしまった。山登り風ハイキングも、自分がその気になって体力作りをすればすぐにできそうだ。一時期、行動力をフル発揮したあと寝込んでしまったりしたので、おじけづいていたけれど、その時と比べれば食事も格段にできるようになっていることだし。HIMEさんご夫妻からもゴルフのお誘いもいただいたりしているので、本気で体力作りをしよう。

弟の素っ頓狂な提案も悪くはないってことかな。

  • HIME

    2012年08月17日(金)07:59

    返信

    そうですよ〜。がんばって体力つけましょうね。早くしないと私が手術になっちゃうよ⛳

  • pom

    2012年08月17日(金)22:40

    返信

    HIMEちゃん、ありがと。明日の良い知らせを待ってるよ。

  • HIME

    8月 17th, 2012

    返信

    そうですよ〜。がんばって体力つけましょうね。早くしないと私が手術になっちゃうよ⛳

  • pom

    8月 17th, 2012

    返信

    HIMEちゃん、ありがと。明日の良い知らせを待ってるよ。

腹腔内温熱化学療法と抗がん剤感受性試験

池田病院での診察のときに、米村先生から伺ったこと。その3。

私の場合、手術で目に見える腫瘍は完全切除できたということだし、悪性でもないから、再発の可能性は低いようだ。とは言っても、絶対再発しないとは言えないらしい。だから経過観察が必要なのだろう。

でも、完全切除できて、腹腔内温熱化学療法が期待通りに効いていれば、ほとんど再発しないのではなかろうか。

そもそも、温熱化学療法で使われる薬は何か? 再発という「もしも」のために、私は手術時に細胞を採取してもらって、抗がん剤感受性試験を受けているが、この試験結果を見れば、使われた薬が効いたか効かないかもわかって、再発の可能性が予測できるのでは?と、素人の私は考えるのだが。

米村先生は、先生のPCに入っている私の抗がん剤感受性試験レポートをご覧になりながら、

「おお〜、何でもよう効くねえ。ジェムザールも効くわ。」

と大袈裟に感心されている。なんか私の細胞って単純っぽいじゃん。。。レポート結果は、タキソール、タキソテール、ジェムザールが高感受性と出ており、たったの3種類と思うのだけれど、成績がふるわない人が大勢いるのかもしれない。

腹腔内温熱化学療法で使われる抗がん剤は、病気(という仰り方ではなかったかも?)によって違うということだった。腹膜偽粘液腫の場合は、マイトマイシンを使うと仰った。

「アンタ、マイトマイシンは効かんな。」

私の結果は、マイトマイシンは増殖抑制有効率なるものが8.8%で、低感受性なのである。ちょ、ちょっとそれってー!?

「それじゃあ、温熱化学療法やっても意味なかったってことですか?」

「そんなことはない。感受性試験の場合は温熱にできないから条件が違う。温熱にすると薬が効きやすくなるから。」

と仰るので、増殖抑制有効率がゼロでもなかったし効いているはず!と思うことにした。(たとえば、オキサリプラチンとかいうのは0%だったので、それだと期待できない気が。。。)

また先生は、感受性試験をして、先回りしておくのだという。すなわち、先手必勝、もしも再発したときに効く薬剤を先に見極めておけば、当てずっぽうに薬を試して体にダメージを与えることもなく、ドンピシャで戦えるということだろう。再発した時には温熱化学療法でもその最適な薬剤を使えると仰っていた。

腔内? 腹腔内? 温熱化学療法

池田病院での診察のときに、米村先生(& 勝谷さん)から伺ったこと。その2。

署名活動をしている「がんの播種性転移に対する腔内温熱化学療法の診療報酬採択についての陳情」について、「腔内温熱化学療法」はHIPECを言っているが、いつもは「腹腔内温熱化学療法」と聞いている。もしかして「腹」が抜けてました〜なんて?

(HIPEC は Hyperthermic Intraperitoneal  Chemotherapy  の略。Intraperitoneal を調べると「腹腔内」を指すらしいのだけれど。)

先生の答えは「胸腔内もあるし」とのことだった。

勝谷さんへ。「いま何筆集まってますか?」

池田病院での診察時にいらっしゃった腹膜播種治療支援機構の副理事長・勝谷さんに、腔内温熱化学療法についての署名がどれだけ集まっているのか、おおよそリアルタイムでわかるようにしてほしいとお願いした。

署名を集めている者にとって、きちんと活動が続いているのか気になるし、またどれだけ集まっているかを署名してくださった方々、署名をとりまとめてくださった方々にお伝えしなければならない。

勝谷さんのお話では、サイトにカウンターなどをつけてお知らせできるようにするとのこと。

「ブログに書かれたらお尻に火がつくから」と仰っていたので書いちゃいましたからね、勝谷さん!!

勝谷さんもとてもお忙しいと拝察いたしますが、どうぞよろしくお願いします〜。

2012年8月29日「国際HIPEC学会」だそうです

池田病院での診察のときに、米村先生から伺ったこと。その1。

来月29日10時から京都で「国際HIPEC学会」があるとのこと。司会は米村先生。イタリア、日本、トルコ、韓国、アメリカなどから先生方が見えるらしい。Sugarbaker先生もいらっしゃると仰っていた気がする。

「ネットでICHO学会を検索したらわかるから」と先生が仰っていたので、調べてみた。

あった、、、The 11th International Congress of Hyperthermic Oncology (ICHO)
& The 29th Japanese Congress of Thermal Medicine (JCTM)合同大会が。

スケジュール表の29日の欄に「HIPEC for peritoneal dissemination today」があったから、これかと思う。

米村先生は休む間もなくお忙しくて大変だなとは思うのだけれど、こういった面でもご活躍いただき、より良い医療の恩恵を多くの人が受けられるようになってほし〜。

術後3度目の検診(2)

MRIを予約していると診察が優先されるのか、MRIが終わってそれほど待たずに診察に呼ばれた。先に来ていたHappyさんたちよりも先だ。

夫とともに部屋に入ると、米村先生は私の顔を認めるや

「ああアンタか。元気そうだねえ。ぶひっ。」

「先生は人の顔見ると、すぐにぶひって笑いますよね。むすっ。」

「ぶひっ」を訳すと「ヨカッタヨカッタ」で、「むすっ」を訳せば「ありがとうございます」である。

先生はすぐに「再発はしていない。問題なし」と仰った。そして私が受付で出していた銀座医院の紹介状から「アミラーゼは気にしないでだいじょーぶ。お腹、見せて。」

仰向けに寝てお腹を出すと、

「これ、どうしたんだ。」

「あ、コレはえっと、その、何でもないです、ただ貼ってるだけ。」

ケロイド予防というかケロイド治しに、恥骨部分からショーツのやや上まで傷跡にテープを貼っていたので、先生は何かあったかと思われたようだった。なぜか恥ずかしさが先に立って、理由をきちんと話さなかった。

「体重は増えた?」

「うーん、あまり変わりません。」

先生はおへその横あたりを何か所か押して、「だいじょーぶ」。

問題なく診察終了。やはり気が楽にはなる。あとはお聞きしたいことをサクサク伺った。

まず、腫瘍マーカーの値を。なぜかその日は結果が出ていなかったので、看護師さんが「後日郵送します」と仰っていた。半年前の結果を伺うと、CEAが1.1、CA19-9が8.5。だいじょーぶというより、まるっきり問題ないわ〜。

他に伺ったことはHIPECのことについて。署名活動をしていると、協力してくださる方がいろいろ質問を投げてくる。私自身もわからないことがあったので、この機会に伺っておきたかった。(質問内容は後ほどUP。)

HIPECの話に附随し、来月29日に京都で「国際HIPEC学会」があって、米村先生が司会をされるというお話を伺った。(詳細は後ほどUP。)

お話を伺っていると、米村先生はSugarbaker先生の手術数を軽く抜いていることがわかった。世界一だよ、先生。。。

*****

診察後、Happyさんたちに挨拶してから病院を出た。12時前で、これまでになく早い退出時間。次はまた半年後。今度はMRIなしで時間指定がないので、よほど早く来ない限りこんなわけにはいかないだろう。

この日、病院に来るために前々日からお腹のほうも万全に整えているから、お昼ご飯を食べてから帰ろうと、花火大会でにぎわう沼津の街を抜けて漁港に行った。行程には、付いて来てくれた人が楽しかったと思うイベントを盛り込んでおかないとね。

↓こんなの食べた。美味しかったけれど、やっぱり量が多すぎ。

   ちなみにお刺身の右上のビールは夫が飲んだもの。私はビールは胃が苦しくなるし、なんたって運転手だし! 運転できないって、ある意味特権。。。

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翌日、Happyさんから彼女の診察結果を聞いた。メールには「気になっていた症状は、よくあるらしくて心配ないらしいです。(中略)手術までの間、抗がん剤を飲むことになったし、温熱療法もやって下さることに」とあった。

Happyさんは良性だからか、前回の手術では温熱化学療法がされなかったという。今度、やればきっと大丈夫だよね。手術の順番が来るまで、なんとか抗がん剤の服用で症状を抑えて乗り切って。。。