手術とICUの数日(その1)

岸和田徳洲会病院で米村先生に手術していただいた日など、どんな流れだったか。手術を受ける方のご家族からお問い合わせいただいたので、このブログでも記しておこうと思う。今後、どなたかの参考になれば幸いだが、自分の備忘録でもあり、無駄な描写が多いのはお許しを。

【手術前から術後、一般病棟に移るまで。私の場合】
2011年6月24日(金)16:00 麻酔科受診
6月26日(日)14:00  入院
6月27日(月)8:30 看護師さんが準備に病室へ
   同日 9:00 病室を出て手術室へ向かう → 手術!
   同日 16:30頃らしい 手術終了。先生から家族に手術の説明
   同日 17:00前らしい ICUに家族が面会
7月1日(金)11:30過ぎ ナースステーション横のHCUに移動
7月2日(土)昼頃 一般病棟に移動

ICUに4泊か。よく我慢した!なんちゃって。それより手術時間が思った以上に長いことに、今さら気づいたわ。。。先生方、さぞお疲れでしたでしょう。さんきゅ〜!

【麻酔科受診】
月曜手術だと、前日に受診する麻酔科が金曜になる。しかし入院は日曜だから、遠方の者は大阪に留まるなら宿を取らなくてはならない。手術日決定時、米村先生が「木曜でもいいよ」と仰ってくださったが、親戚の家に泊まれるし、仕事の都合もあるからとその日にした。そうして私の「大阪夏の陣」(あるいは「関西弁短期語学留学」とも言ってたな〜)の幕は切って落とされたのだった。切って落とされたのは幕じゃなく腹膜だったけど。

さて、そんなわけで準備万端乗り込んだ大阪。関空から親戚の家に行き、甥の車で病院へ。麻酔科には同じく月曜手術と思われる親子らしき男性2人組が先客におり、甥と二人で順番を待つ間、きょろきょろと周囲を見渡した。場所が、確か手術室の近くだったからだ。月曜はドアを隔てた向こうに行くのだと思うと、さすがに緊張が走る。だものでわざとおどけて、馬鹿話などした。

ようやく私の番。麻酔科の先生の診察だ。麻酔の説明だけかと思ったら、聴診器で肺の音を聞いたり、いろいろ問診もあった。

「普段お酒は飲みますか?」

「飲みます。」

「週に何回、どれくらい?」

「ほぼ毎日。ビール1杯とほかにも。」

「飲んでますね。」

「そうですね。」

「入院すれば飲めません。」

「ハーイ。」(甥と私、ちょっと笑う)

「入院中はずっと飲めません。」

「アハハ。」(甥と私、さらに笑う)

「退院するまでずーっと飲めない。」

(私、作り笑いするも、甥、「おっさんこれ以上言うたらあかんで」な顔で無言)

そのあと、麻酔についての説明があった。術中術後の痛みを取るために、手首から点滴麻酔をするとのこと。それから、

「手術台で顔にマスクを当てますー。マスクから酸素が出てきますー。それから眠り薬が出てきますー。」

眠り薬! 手術の麻酔でも眠り薬と言うんだなあ。麻酔には痛みと眠りの両方があるから、それを説明するとそうなるか。

他にもいろいろ説明を受けたと思うが、忘れた。

こんな、ビミョーに「いちびり」かつ、あんまりウケない麻酔科の先生で大丈夫か?と思ったけれど、米村先生によれば優秀な先生とのこと。実際、手術台で見たこの先生は打って変わって?頼もしく見えたから不思議だ。

つい長くなってしまった。To be continued……

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