2度目の岸和田入院(グッズ編)

入院用パンフレットに出ている基本的な持ち物のほかに、入院生活を快適にするには何を持って行くか。ずっと前なら「こだわりの」、ちょっと前なら「マイ・フェイバリットな」、今なら「俺の」グッズは、以前も話が盛り上がったけれど、人それぞれで面白い。

私も、皆さんのコメントを参考に各種持って行ったのだけれど、その他というか「オラの」グッズはコレ!

2013-12-07 20.53.33

折り畳み座椅子(緑と青のヤツ)、デジタル時計(PCの横の)、保温できるマグ(白いヤツ)、大判ストール(赤いヤツ)。

折り畳み座椅子。何でこんなものを?と思うかもしれないけれど、これは前回辛かった経験を元に、アウトドア用で折り畳める座椅子をわ〜ざわざネットで購入し、持って行ったのである。でも今回は個室で入院期間も短かったので、ありがたみが薄かった。これが相部屋で数週間となると、威力を発揮する。なぜなら、相部屋には椅子がないから。これならベッドから足を下ろして背中は寄りかかることもできる。ベッドで食事をするあのどこかだらしない気分も、ちょっと軽減できる。

個室には椅子があるから昼間は使わなかったけれど、今回、消灯時間後にこんな感じで使っていた。9時消灯で部屋の明かりはとりあえず消さないといけない。それで、読書灯みたいなの(岸和田はあるyo!)をベッド側に向けて、座ってあれこれやっていたという。もちろんベッドは電動なので座椅子状になるけれど、ぼんやり座っているぶんには良いが、作業するには全然良くないわけっす。

次。デジタル時計。目覚ましは必要なくて、必要なのは、日にち、曜日。さらに暗いところでも電気がついて見えるヤツ。日にち、曜日はとくにHCUではわからなくなる気がするので、必要だと思う。あと、ちなみにこの時計は湿度計もついているんだけれど、湿度が30パーセントになっていたから、バスタオルを濡らして室内に干すことにした。そうすると40%を超える。握力のない私が絞ったバスタオルでも1日経たないうちに乾いてしまうので、寝る前には必ず濡らして寝た。

保温できるマグ。女子はやっぱ冬は温かいのがいいからねー。割れないコップの他にこんなのもあると良いかなと。で、これもわ〜ざわざ買った。保温できて、口がちゃんとしまって、中まで洗えて、持ち手が付いてる、、、と思ってたら、たまたまセブンイレブンでこの「drop」なるものが売っていたので、買ってみた。一緒にいくつものポーション(飲み物のリキッド)も買って持って行った(ズバリ、美味しいのとそうでないのがある)。

ポーションをひっかける口が邪魔くさいというか洗いにくいのと、香りが残る感じが嫌な人は駄目だとは思うが、その他の点で優れているとは思う。でもいずれ、サーモスには持ち手の付いたシンプルなマグを売り出してほしいにゃ〜。んで、サントリーには手で普通に開封できるポーションをいっぱい作ってほしいわん。

写真の最後、大判ストール。病院の廊下は大丈夫だったけれど、1階は病衣だけでは寒い。とくに売店付近は寒い。なので、羽織れるものが必要。点滴やら何やらあって袖を通すのが難しいので、ポンチョのようなものが最適かも。私はそういうのを持っていなかったので(なぜかこれは買おうとは思わず)、このストールを持って行った。たまたま、みの虫みたいにグルグルくるまって昼寝してたとき、米村先生が現れてちょっと恥ずかしかったyo。

とまあ、そんな感じ。

さて、これらのものは、手術後すぐに入るHCUでは時計以外必要としない。ということは、HCUにいる間、2階のロッカーに入れておくか、付き添いに預けておくかということになる。これがとても困ったことなのである。

HCUには必要最低限のものしか駄目と言われているが、脱衣場にあるバスケットみたいなのに入る分は持ち込み可だ。よって、HCU脱出後、すぐに使いたいものはバスケットに入るサイズのバッグに入れて、持ち込んだほうが良いという結論に今回達した。持ち込むときに、ついでに飴、ガム、OS-1(経口補水液)も入れておくと良いかも(売店で売っている)。HCUにいるときに、飴を食べろなんて言われる可能性もあるから。

HCUを脱出し、やっと一般病棟の部屋に行けても、寛ぎグッズはロッカーだったりする。2階のロッカーまで行けるかどーか。なんとか行けても、荷物を持つまでの体力はないとなると、どーする!?って感じなわけ。私の場合は甥に預けていたから、甥に連絡して持ってきてもらったのだけれど、彼だって仕事もあり、すぐというわけにはいかない。前回は「明日でいい?」と言われて、かーなーり凹んだ記憶があり、今回はしつこくHCU脱出予定日やら予想される脱出予定時間を彼が見舞ったときに伝え、うまいこと持ってきてもらった。

付き添いの家族も帰ってしまって、自分一人の場合、ロッカーに取りに行くにはどうしたらいいか、はまだ解決策がない。かなり回復した患者仲間がいれば、お願いするのも良いだろう(今回、りんごさんやHappyさんのお役に立てず、ごめんよ〜〜)。が、その前に、病院側もスタッフが取りに行ってくれるとか、してくれると助かる。そう思って、退院前のアンケートにそう書いといたワ。

・・・話が脱線するのだけれど、変なことを思い出したので、ついでに。

手術室に向かうとき、術着だけでパンツを履いていないかどうか、なんだけど、岸和田の場合、履いて行く。歩いて行くから、もちろん履き物も履いている。

HCU脱出のとき、「そういえば履き物は?」と言うと、看護師さんが「だいたいここに、、、ほら、あったでしょ?」と左足側のベッドのマットレスをめくり、挟まっていた私のスリッパが現れたのだった。そしてバスケットの中から、見知らぬ紙袋を発見し、開けると私のパンツが入っていましたとさ。

  • ちゅっこ

    2013年12月19日(木)14:50

    返信

    パンツ問題(笑)私なんて、手術台に上がって次々に色々装着されていく中、「今ならまだ身動きが取れる」という最後の瞬間に思わず聞いてしまいましたよ。「あの・・・私、パンツ履いたままなんですけど、脱ぎますか?」って(笑)

    • pom

      2013年12月20日(金)12:20

      返信

      このコメントでちゅっこさんファンが増えるわ〜〜。w あれさー、5人に1人はそう言ってるよね、きっと。

  • ちありん

    2013年12月20日(金)19:20

    返信

    パンツ、手術室行く時は履いてたよね。
    草津は袋をあらかじめ準備しておいて(自分で準備した白いバスタオルを入れておく)、終わったらパンツ・パジャマなどが入ってましたよ。

    デジタル時計、マグ、椅子、いいですね!

    • pom

      2013年12月22日(日)21:19

      返信

      ちありんさん、病院によっていろいろですね。大学病院での手術のときはパンツを履かず、術着だけで車椅子に乗って行ったんですよ。
      草津の、白いバスタオルというのは何に必要なのかしらん? ただ、脱いだものをくるむだけではなさそうな。。。

  • upa

    2013年12月21日(土)21:35

    返信

    初めまして。自宅から遠い病院で手術することになり不安だったのですが、すごく参考になりました(^◇^)
    ありがとうございます

    • pom

      2013年12月22日(日)21:23

      返信

      upaさん、はじめまして。これから手術なんですね、どうぞバッチリやってきちゃってください!
      術後も楽に退院できますことをお祈りいたします。
      あ、病院に聞くまでもない些細なこととか、ちょっと聞くのは恥ずかしいだけど的な質問もありましたら、私がわからなくても
      いろいろな人たちが教えてくれると思いますので、何なりとどーぞ!

  • なちゅらる

    2013年12月22日(日)13:55

    返信

    こんにちは。遅ればせながらご退院おめでとうございます!こちらも6日に退院し、元の生活に戻ってきました。自宅療養の後、16日から常勤で仕事に復帰しています。食事量も術前と同じぐらいに復活してきました。pomさんも順調に回復されているようですね。寒い時節柄お大事下さいね。

    • pom

      2013年12月22日(日)21:39

      返信

      なちゅらるさんも、ご主人様の退院おめでとうございます! ありがとうございます。
      2週間と経たず復帰!! さすが〜〜。
      こちらも年末休みに入る前にやることがあるのですが、この時期の電車通勤は結構いろいろ辛いので、画策中です。
      ご主人様もなちゅらるさんも、どうぞ無理せずですよ〜〜。
      (なんとなく、良いお年をというのはまだ早い!と思って言いませんでした〜〜。)

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