ジュラシック・プロジェクト

本日の一本@日本未公開映画。

『ジュラシック・プロジェクト』
2014年の、イギリスの作品。
原題は、『The Expedition』。
ジャンルは、パニック。
レーベルも、DVD売ってるのも我等がアルバトロス。
粗筋は、あそこの公式から転載。

南米に広がるアマゾン熱帯雨林。
その大きさは570万平方kmにもわたり、
地球上の60%の生命体種を保持しているが、
科学的に解明されているのはたった30%である。
人類の想像を絶する現実が、そこにはある―。

大ヒットシリーズ最新作「ジュラシック・ワールド」(製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ)が8月7日公開! 夏休みにぴったりの超ド級・恐竜パニックムービー!!

● STORY
製作プロデューサーのミシェルとカメラマンのジェームズは、アマゾン調査隊を取材するためにペルーに到着する。そして、大型捕食動物や霊長類を研究するハウソン教授率いる調査隊と合流し、さらにアマゾンの奥地へと向かう。しかし、道なき道を車で走る途中、突如巨大な“何か”と激突する。原因がわからぬまま、一行は故障した車中でひと晩を明かすことになるが、その渦中でガイドのカルロスが行方不明となってしまう。調査を優先する一行はさらに奥地へと向かうが、進めば進むほど辺り一帯には食い荒らされた動物の死骸が点在し、物々しい雰囲気を醸し出していた…。

確かに、このDVDは、去年の夏の、丁度『ジェラシック・ワールド』が公開された頃に発売された物なのだけれども。
だから何なんだ、とアルバトロスの公式に書いてある上記文章に、一先ず突っ込みを入れてみたい。

半月以上前に観たものなので、大分、諸々を忘れ始めて来ているけれども、やはり、「だから何なんだ」と突っ込みたい心境に陥ったのは記憶に鮮明。
ストーリ上致し方ないのだろうとは思うが、グダクダで、どうでもいいシーンも多くて、本題に至るまでに飽きて来る。
肝心の恐竜も迫力に欠ける小さいサイズのしか登場せず、ラストシーンに至っては、少なくとも私は、「お前がそれを言うか?」と言いたくなった。
……うん。一言で言えば、この手合いがお好きな方以外は観ない方が良い。

赤ずきんvs狼男

久し振りに本日の一本@安定の日本未公開B級映画。

『赤ずきんvs狼男』
2016年の、お米の国の作品。
原題は、『LITTLE DEAD ROTTING HOOD』。
ジャンルは、アクション・ファンタジー。
制作は、これ又安定のアサイラム。レーベルはプライム・ウェーブ、DVD売ってるのは我等がアルバトロス。
粗筋は、毎度の如くアルバトロス・フィルムの公式から転載。

アメリカ北部、山間の町で凶暴な狼が人を襲う事件が頻発。山狩りを決行した保安官のアダムは、狼の大群と遭遇。間一髪の危機を救ったのは、失踪中の女子高生、サミーだった。サミーは、オオカミ人間と代々にわたり戦い続けてきた、“森の番人”と呼ばれる血族の末裔だった。次の満月の夜、巨大な“母オオカミ”が復活し、人間を喰いつくしにやって来る!“赤ずきん”に身を包んだサミーは、邪悪な魔物の軍団に決死の戦いを挑むが…。

アサイラム制作、という部分をすっかり見落として観始めたので、OPでアサイラムの文字を見掛けた瞬間、「ああ、引いてしまった……」と思いつつ鑑賞してみた、この作品。
最後まで、「ああ、引いてしまった……」な思いは変わらなかった(笑)。
……ほんっとー……に懲りないね、アサイラム。
まあ、赤ずきんちゃんに該当する少女がゾンビになるってのも、狼(と言うか狼男)に該当する輩とガチバトルするってのも、良くも悪くも斬新ではあるので良いとは思うし、それなりに見られる作品ではあるとも思うけれども、「だから何なんだ」と、突っ込みたくて仕方なくなる話でもあるかな。
これと言って、お笑い所がある訳でもないから、B級映画マニア向きな作品かもね。

超科学実験体 ゾンビロイド

本日の一本@日本未公開映画。

『超科学実験体 ゾンビロイド』
2015年の、カナダとイタリアの合作。
原題は、『Zombie Massacre 2: Reich of the Dead』。
ジャンルは、パニック・ホラー。
………………原題に、2、ってあるってことは、これ、続き物ってことなのかな。
尚、粗筋は、DVD売ってるトランスフォーマーさんの公式より転載。

第二次世界大戦末期。ドイツ軍の偵察に派遣された米兵のアダムスたちは、敵の奇襲により負傷し、逃げ場を失っていた。深い森を抜けた彼らは廃墟を発見、治療のために、中へ足を踏み入れる。不気味な雰囲気が漂うその廃墟には、人がいた形跡があるものの、物が散乱し、血まみれのベッドが無数に置かれていて、異常な様相を呈している。突然、何者かが彼らに襲いかかり、兵士たちは次々と無残な死体に変わってゆく。実はこの廃墟は、ヒトラーが設置した極秘の人体実験施設で、形勢逆転を狙うナチスの最終兵器として、世にも恐ろしい「ゾンビ兵団」が開発されていたのだ…。

B級映画界ではお約束ネタの一つ、ナチスもの。
「二次大戦中にナチスが変なモノ拵えたよ」ネタ。
ネタ的にはありふれているけど、指差して笑いたくなるくらいB級映画っぽい邦題だなー、と思い、満面の笑みと共に借りた。
でも、一言で言えば酷かった。
お笑い所も無いし、特筆すべき部分のあるゾンビでも無かったし。
ラストも酷かった。
夢オチなのか、それとも妄想系のバッドエンドなのか、はっきりしろ、はっきり、と言いたい。

人間まがい

本日の一本@2015年の「ホラー秘宝祭り」で上映された映画。

『人間まがい』
2013年の、お米の国の作品。
原題は、『ALMOST HUMAN』。
ジャンルは、ホラー。
粗筋は、DVD売ってるキングレコードさんの公式より転載。

ある日、セスは、友人マークが青い閃光に包まれ、目の前で消える瞬間を目撃してしまう。2年後、そんなマークがセスの前に突如現れる。だが以前の彼とは明らかに違っていた。マークの身体には”邪悪な何か”が憑依し、身の毛もよだつ殺人鬼化していたのだ。静かな田舎町は、彼の登場により血の海に変貌する。

個人的に、この映画の訳判らなさは嫌いじゃないけども、鑑賞中、「うーん……」と唸りたくなったのは否めない。
ワタクシ基準では、別に怖くも何ともない話だったし。
どうせなら、もっと判り易く、これはSFホラーです、と打ち出しちゃえば良かったんじゃないかなあ。

シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄

本日の一本@日本未公開映画。だと思う。

『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』
2015年の、お米の国の作品。
原題は、『SHARKANSAS: Women’s Prison』。
ジャンルは、モンスター・パニック。つか、サメ。
レーベルはプライムウェーブ。DVD売ってるのは我等がアルバトロス。
故に、粗筋はアルバトロス・フィルムの公式から転載。

逃げ切るか?喰われるか?
アーカンソー州女子刑務所を脱獄し、森の奥深く逃げ込んだ女囚たち。
そこで待ち受けていたのは、地の底から現れた古代鮫の大群だった。
巨大な顎《ジョーズ》に引き裂かれ、次々と餌食になる女たち。
サメ地獄から脱出し、この森を生きて出られるのは誰だ?

“伝説のセクシー・クイーン”トレイシー・ローズ出演!サメ×女囚のコラボレーションで贈る、モンスター・パニック!!

● STORY
アメリカ南部、アーカンソー州。大森林地帯の地底深く潜んでいた古代鮫が、油井爆破の影響により目を覚ました。同じ頃、野外作業中だった州立女子刑務所の囚人たちが脱走。沼地に身を隠した女囚たちは、そこで古代鮫の大群と遭遇する。水中だけでなく、地中をも自由自在に移動する怪物に襲われ、次々と喰いちぎられてゆく女囚たち。だがその地獄は、まだ始まったばかりだった…。

サメ。
性懲りもなくサメ。
B級映画界のお約束の一つ、サメ暴れる系と、やはりB級映画界のお約束の一つ、女囚ものが合体した、って事だったので、レンタル開始前から、ものすごーーーーーーー……く楽しみにしていた。
何故って、どう考えても駄目映画な匂いがするでしょ?(笑)
邦題も、「ん? ひょっとしてアダルトビデオ?」ってな勢いの駄目っぷりでしょ?(笑)
だもんだから、腹抱えて大笑い出来るんじゃないかと、期待してたの。
……でもねー。予想に違わず、突っ込み処満載な作品ではあったけど、そういう意味でのお馬鹿映画ではなかった。
作品に於ける頑張り処を間違えている気もした。
とは言え、この手のB級がお好きな方には良いかと。
判ってて観る分には無問題……なんじゃないかな。多分。
但、やっぱりこの作品も、B級映画の大切なお約束の一つ、おねーちゃんの乳&おケツ成分が足りない。
あの手合いは、最早様式美の世界だと思うので、欠かしちゃアカンとワタクシは訴えたい。