某ドラマのビデオテープを探していたら、何が録画されているか判らないテープが二、三本出て来て、あ、私が探していたのはこれかも知れない! と勇んで再生を掛けてみたら。
一本目 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』。
二本目 『ルパン三世 カリオストロの城』。
三本目 『ナショナルジオグラフィック 創設120周年特別記念番組』。
ってな、ラインナップだった。
……探していたのは、ドラマの録画テープだったんだがなー……。アニメでもドキュメンタリーでもなかったんだがなー……。
でも、見ちゃった。結局見ちゃった。発掘したんだしぃ、と言い訳しつつ。
自分、この辺のアニメ見るの何度目だよ! と突っ込みつつ。
──上記二本は、劇場版アニメの名作の中に入ると思うのですよ、私。
何度も見たくなる。
んで以て、幾度も幾度も見返したくなる映画というのは、名作であるという以上に、非常に参考になる訳ですよ。
相手は映画なので、勿論、漫画や小説とは表現方法が全く違うけれど、例えば、ストーリーの立て方、とかね。
──数年前にお亡くなりになった、映画評論家の淀川長治氏は、ご自分の娘さんだったか姪御さんだったかに、「映画を観なさい。良い映画を沢山観なさい」と言い遺されたという話を聞いたことがあるけれど、それって、ある意味での真理だと思うな。