本日の一本@日本で公開された……のかどうかは知らない(汗)。
『アフター・デイズ』。
──製作国はドイツ。
映画ではあるけれど、多分きっとドキュメンタリー……、と言うか、シミュレーション映像。
ある日突然、人類が一斉に一人残らず地上から消えたら(理由は問わない。つか、理由は何でもいい)、地球がどうなるかのシミュレーションをしてみたよ、って作品ですな。
これ、どうも、評判が余り宜しくないようなのだけれど、個人的には、大変面白うございました。
これ観て初めて知ったわ、『クジラの歌声』って、ハワイから日本まで届くのね。
凄いな、クジラ。やるな。
──人類が消えて三日後、四日後、ンヶ月後、三十年後、百年後、自然がどうなって行くのか、ってのと、人類が遺した建造物等がどうなって行くのか、っていう、大まかに言えば二つ視点があるんだけど、ラストで、プルトニウムの大凡の半減期でもある約二万五千年後、たった一つだけ遺る人類の痕跡(の予想)が、とっても意外で、思わず声が出た。
興味ある方にはお勧めの一本だす。
「…………だから?」とか、「有り得ん」とか思ってしまったら、これっぽっちも面白くないだろう作品だけれど(笑)。
──それにしても、何よりも意外だったのが、このDVDの発売元が、アルバトロス・フィルムって点。
あの、マニアック過ぎる、愛すべき馬鹿会社な、けれど時折憎しみを覚える(笑)馬鹿会社なアルバトロスが……って、これもある意味マニアックか。