恐怖のモンスターパニック 巨大吸血ヒル来襲

本日の一本@「やっぱ、こういうのも観ないとね!」な劇場未公開作品。
我等がアルバトロスじゃないよ。アルバトロスが出しててもおかしくないだろうけど(笑)。
『恐怖のモンスターパニック 巨大吸血ヒル来襲』。
2008年の、お米の国の作品。
──タイトル通り、モンスターパニック映画です。
何処までもタイトル通り、襲って来るのは巨大吸血ヒルです。
広大な湿地のある、とある田舎町が舞台な、「きゃー、巨大吸血ヒルが襲って来るー! 血ぃ吸われるー! 倒せー!」って話。
きっと、これ以上の粗筋を語っても益はない。
そもそも、タイトルが全てを語ってる(渋茶啜り)。
──で、中身ですが。

兎に角、色々が酷い。寧ろ、全てが酷い。

画質もストーリーも、ワタクシのお楽しみポイントだった、巨大吸血ヒルの見て呉れも酷い。
どれくらい酷いかは、本編開始五分で、着ぐるみの一部を切り取ったようにしか見えない、デッカい靴下みたいな造形の、人が腕突っ込んで動かしてるんだろうなって感じがヒシヒシと伝わってくる巨大吸血ヒルが、沼地をうろうろしてた町民その1@漁師っぽいオッサンの股間に、いきなり食らい付いちゃうシーンがあるよ! ……って辺りで察して頂けるかな、と。
ギャグにもなっていない…………(黄昏)。
──…………うん、判ってて借りた。
B級~Z級映画として傑作だったら儲け物、と思った。でも、これは、悪い意味でのZ級映画だった。
別に、ゴン太君の尻尾みたいにも見える巨大吸血ヒルが、おっさんの股ぐら噛み付いてもいいけどさ! それはそれで、或る意味シュールだけどさ! どうせなら、突然変異したら人間襲ってもおかしくないような生物じゃなくて、無機質とかに襲わせればいいのに! エイリアンが乗り移ったトングがおっさんの股間喰い千切った! とかだったら、手ぇ叩いて爆笑したのに!(……それも何か違う)
だったら、恐怖系映画としては失敗でも、馬鹿映画として讃えたのに!
……なのに、変な処真面目ぶるしぃぃぃ(ブーイング)。
巨大吸血ヒルが誕生しちゃったのは、昔、湿地の近くにあった化学工場の汚染の所為だー、なんて設定なぞ腐る程あるんだから、馬鹿一直線目指して突き抜ければ良かったのに……。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です