ミュータント・クロニクルズ/トレジャー&ドラゴン 魔の竜神と失われた王国

本日の一本目@日本での公開が実現し掛けて、が、ポシャったらしい映画。
『ミュータント・クロニクルズ』。
2008年のお米の国の作品。
ジャンルはSFアクション……ですな、多分。
私は観るまで知らなかったけれど、同名のRPGが原作らしい。
それはそうと「ことえり」、クロニクルズを、黒に来る図って変換するのは止めないか。
──物語の舞台は、西暦2707年。国対国じゃなく、ユーラシア大陸を支配してる四つの巨大な企業間で戦争やりまくってるような世界で、その企業間戦争の所為で、ン千年前に封印された、地球外からやって来た人類をミュータントにしてしまう『マシーン』が復活してしまい、マシーンと一緒に封印されたミュータントさん達も復活してしまい、このままでは数日で、地球はミュータントさん達に占領されてしまうので、火星への移住計画進めつつ、一部精鋭部隊で何とかしてマシーンをぶっ壊してみましょう、オー! ……って話。
──舞台は二十八世紀、SFな話の筈なのに、「何で、登場人物の皆さんは、塹壕戦なんかやってるのかなー、一次大戦や二次大戦じゃあるまいに」と、思わず突っ込みたくなるよーな戦争シーンから始まる映画で、ちょいと首捻りましたが。
……いや、だって。思わず、西部戦線? とか、マジノ線? とか呟いてみたくなるシーンが結構長く続いたもんで……。
うん、でも割合面白かったんじゃないかなあ、と。
ちょーっと、君は何の為に登場したの? と突っ込んでみたいキャラクター達もいたりはしましたが、それなりに作り込んでる(正しくはおゼゼ掛けてる)感じがしたしね。
ゲームが原作ってのも、言われてみれば納得な雰囲気だったかなー。
毛色は大分違うけれども、バイオハザードとかお好きな方にはお薦めかも。
でも、あくまでもB級ってのは踏まえてご覧になられた方がいいような(笑)。

次。
返却日は土曜日! なので本日の二本目@どー考えても日本未公開映画だと思う。
『トレジャー&ドラゴン 魔の竜神と失われた王国』。
2008年のカナダの作品。
アクションアドベンチャーなんだろうなあ、多分。
で以て、やっぱし、タイトルが色々を物語ってる系。
……うん、まあ、竜神は竜神だったんだけどさ。
──作中で舞台の年代が明らかになってないんで、何とも言えないんですが、装備や建物等々から鑑みるに、多分、十九世紀くらいの話。&何処までも説明が無いので、ひたすら「多分」ですが、北米大陸での話。
何だか(←それも明らかになってない)を探しに行ったまま帰って来ない、考古学者(多分)のお父ちゃんを捜索すべく出掛けたヒロインのお姉ちゃんと、そのお姉ちゃんにホの字(……)な考古学者なお兄ちゃん達と、野心溢れるお姉ちゃんや助手のお兄ちゃん達ってな一行が、アステカな人達の隠された集落に辿り着いて、んで以て、竜神様に襲われるよー、ってな話。
──……だからさ。
考古学的に貴重な遺跡を探してるとか、お宝探してるとか、そういうことも説明出来てないようなストーリーの映画に、トレジャー、ってタイトルを冠するのは、いい加減止めて頂けまいか。
ワタクシは切に願うよ。
出て来てないでしょうが、お宝なんて(机バシバシ)。
どっちかっつーと、Let’s捜索隊な話でしょうが(ひたすら机バシバシ)。
──作中に出て来る竜神様は、ケツァルコアトル、ってことになってるんですよ。
でもね、見て呉れは、どっちかって言えば、FF7くらいのバハムート。
……ケツァルコアトルって、「羽毛を持つ蛇」じゃなかったっけか。白い肌の神様じゃなかったっけか。で以て、善神じゃなかったっけか。
なのに何故、バハムートのような見て呉れなのか。何故、真っ黒なのか。何故、魔の竜神なのか。
あー、突っ込みたい。
あ、でも、ヒーロー役の考古学者な兄さんが、自分では発掘作業とかしない、机に向かっての研究だけしてるような軟弱君タイプで、でも、知識だけで何とか窮地を~、ってのは、一寸面白かったかも。
砂漠の真ん中で、一人、男なのに日傘差してるような兄さんで、そこは受けた(笑)。

んーーー、最近一寸、レンタルDVDでの、打率が低い。
これは受ける! って馬鹿映画に当たらない。悲しい。
でも、そういうのを発掘する為には、めげずに借り続けるしかないので、今週もチャレンジしてみよ。
旧作品のレンタル代値引きフェアみたいな奴、今週もやってるといいなー。

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