本日の一本@日本でも公開された映画。
『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』。
2010年のお米の国の作品。
これ、ジャンルは何なのだろう。アクションファンタジー?
数年前に発売された、同名ゲームの映画化ですな。有名(だと私は思うんだけど)シリーズな、このゲームの何作目かを、だーーいぶ以前にワタクシも買ったことありますが、どんなだったかは、忘却の彼方……(笑)。
憶えてないってことは、クリア出来なかったんじゃないかなあ。多分、だけど。
──ちょいとした出来事が、ペルシャの王様の目に留まって、勇気ある少年だねー、ってことで王様の養子になって、後年、ヒロインの王女様の国を攻め陥とした戦勝祝いの席で、おとーちゃん暗殺疑惑を掛けられちゃった主人公の王子さんと、王子さんと一緒に逃走した王女さんが、不思議な力を持ってる短剣を巡って、王子さんの、おとーちゃん暗殺疑惑の濡れ衣も晴らそうとしながら冒険してく話。
尚、原作になった同名ゲームとは、全然ストーリー違うそうです。
──ゲームの方の『時間の砂』は、ワタクシはプレイしたことないので何とも言えないんですが、同タイトルのアクションゲームが原作なんですよー、ってのを、かなり意識して作った映画なんじゃないかなあ、って気がする。
アクションシーンとか観てると、特に。
そういう部分、ゲームチックっぽく思えた。
これ、ディズニーさんが映画化したんですが、個人的には、「ああ、うん、ディズニーの映画だ! 随所がディズニー!」とも思ったかな。
良く言えばベタ。悪く言ってもベタ(笑)。
そのベタさ加減が、良くもあり悪くもあり、って感じで、割合、安定系の映画のような。
でも、個人的には好きだったな。
ラストの展開は、も、「きっちり!」としか言えないくらい想像付くし&その通りになるし(笑)、所々、もう一踏ん張りしてくれよ! って言いたくなるような、有り体に言えば若干勿体ないノリの所もあったと思うけど、ディズニーっぽい、万人向けファンタジーなんじゃないかなあ。
アラビアン・ナイト系の世界観に、毛利元就の「三本の矢」の逸話をブレンドして、ゲームチックと言うか、アニメチックと言うかなアクションと、ディズニー特有のファンタジーも捏ね混ぜると、この映画になるよね、と思ったのは内緒だけど。
私的には、うん、イケる。
結構、俳優さん達が体張る系のアクションだったのも、ワタクシ的には好みかな。