本日の一本@私は知らなかったけど、日本でも公開された映画らしい。
『Limit』。
2009年の、スペインの作品。原題は『Buried』。
で以て、ジャンルは、ワン・シチュエーション・スリラー、だそうです。
──2006年、イラクにて、物資の配達(要はトラックドライバー)の仕事をしていた民間会社社員の主人公のポール氏が、土中に埋められた木製の棺の中で目覚める処から始まる話。
テロリストなんじゃないかな……、な人達に襲われて、気が付いたら生き埋めにされちゃってたポール氏は、一緒に入れられてた携帯電話を使って何とか助けを求めようとするんだけどー……、というストーリー。
──登場人物は、主人公のポールのみで、他の人物は全て携帯越しの声のみの出演、シーンも、ポール氏が生き埋めにされちゃった棺の中オンリー、という作品で、ちょいと、スピルバーグ監督のデビュー作『激突』を思い出す感じ。
色々書くと思いっ切りネタバレになっちゃうから、匙加減が難しい処なんだけど、後味は余り宜しくない映画かと。
観終わった直後、「うわぁ……」って呟いちゃった。
個人的には、こういうノリもこういうストーリー展開も嫌いじゃないんだけど、駄目な方は駄目なんじゃないかなあ、目一杯、不条理系な話だし。
でも、やはり個人的には久し振りに、「ん、中々(←偉そう)」な映画だったかな。