本日の一本@日本未公開映画。
『ナイトメア・オブ・サンタクロース』。
2010年の、オランダの作品。
原題は『Saint』だそうです。
ジャンルは、ダークファンタジーホラー。要はホラー。
配給&販売は、我らがアルバトロス(爽やか笑顔)。
──聖ニコラス。サンタさんの由来になったと言われている彼。だが、聖ニコラスの実態は、お供を引き連れ村々を巡り、大量虐殺に走る殺人鬼だった! ……という伝説がある世界の、オランダはアムステルダムが舞台。
十二月五日、聖ニコラスの降誕祭と満月が重なる三十二年に一度の夜、そんな、超悪人だった、でも大昔に逆襲喰らって殺されちゃった筈の聖ニコラスが、伝説通り、お供達と共に(半ばゾンビ状態で)蘇ってきて、アムステルダムの街で大量虐殺に走っちゃう! ……って話。
……全世界の、サンタさんを信じる良い子達の夢を最悪な形で打ち砕くストーリーっぷりですな。
──何はともあれ、ワタクシは問いたい。
オランダの高校生って、こう……良く言えば、あんなに性に奔放なの?
マジで問いたい。だって、学校で、クラス担任の先生の目の前で、大人の玩具をプレゼントし合っちゃう、ってなシーンがあるんだもの。一瞬、何事かと思ったよ。
でも、映画自体は面白かったです。すんなり、最後まで楽しめた。
何と言うか、結構真面目(?)な作りだったんじゃないかなと。
ホラーとしては脅かし系で、ワタクシ基準では、怖くないよー、な類いなんだけど、結構イケた。
誰が主人公なのかビミョーに判り辛い辺りとか、んー……、な感じが無きにしもあらずだけれど、実は殺人鬼なサンタさん&蘇ったサンタさん暴れる! な辺りを楽しむにはナイスかな。
……うん、やっぱ、アルバトロスの拾ってくるB級映画は、他社よりも一歩抜きん出てるかも知れない(笑)。