今宵も本日の一本@有名処。
『ポルターガイスト』。
1982年の、お米の国の作品。
ジャンルはホラー。
製作はスピルバーグ。
三作目まで撮られ、その間、関係者が複数名急死してしまった故に、「呪われた映画」の異名もあるこの映画を、すんごく久し振りに観たくなった。
何で観たくなったんだったっけかな。
──有名処な映画だから、粗筋は素っ飛ばしてOKですよね。Blu-rayでも出てるしね。
なのでダイレクトに本題。
例えば、13日の金曜日みたいな脅かし系とは又一寸違うんだろうし、エクソシストみたいなオンドロ系とも違うし、怖いか怖くないかで言えば、ワタクシ基準では怖くないし、「子供の為にお母ちゃん頑張る!」的な部分が強いor多い映画なんだろうけど、私は好きなんですな、この映画。
お米の国の、お家にまつわる系ホラー映画で一番好きなのは「悪魔の棲む家」だったりするんだけど(オリジナル版の方ね)、これも好き。
面白いと思うよ、ポルターガイスト。
ラストで主人公一家のお家があんな風になっちゃうよ、ってのは兎も角、家々が建てられる以前、その土地に何があったのかの実際の処は良く判らなくて……、ってノリは、現実的だと思うのですよ。
この話の舞台は、主人公一家のお父ちゃんが勤める不動産会社が開発した新興住宅街なんだけど、現実世界でも、新興住宅街って、住宅街になる以前の土地の歴史って案外不明だったりするじゃないですか。
その辺を、上手いこと使ってるんじゃないかな、と思う訳です(←偉そう)。
故に、何と言うのかな、ある意味、設定的に地に足が付いてるホラー、みたいな感じがすると言うかね。
これで、うんと怖かったら言うことないんだけどな。如何せん、怖くない(笑)。