本日の一本@日本未公開映画。
『グランド・クロス ドゥームズデイ・プロフェシー』。
2011年の、アメリカ・カナダの合作。
原題は『DOOMSDAY PROPHECY』。
ジャンルは、発売元の我らがアルバトロスに曰く「SF」で、某TSUTAYAさんに曰く「パニック」だそうだけど、要は、「人類滅亡の危機が!」系。
──邦題&粗筋から汲める通り、宇宙の都合の所為で地球が危機なので、古代人が残してくれたブツで何とか危機を乗り切ってみましょう! って話。
ある意味、大変判り易い映画ですな。
但、観測とかしてた科学者が、地球的には迷惑千万な宇宙の都合を知っちゃって、とかいうパターンではなくて、「現代のノストラダムス」と言われてる予言者なキャラに主人公達が導かれて~、ってパターン。
なので、その部分に関しては、若干だけ目新しい(訳でもないけど)と言えないこともないかな。
──何がどうしてどうなってるのか、主人公達にも理解出来てなくて、取り敢えず、予言者が言ってる通りにすれば何とかなるんじゃないかなー? な勢いで色々諸々をこなしてるので、観てるこっちも、何がどうしてどうなればそういうことになる? って首捻るしかないんだけれども、お話のテンポ自体は悪くない&訳判らんけど何とかなったっぽいからそれでいいんじゃない? と思えるような気はする(笑)。
低予算映画なのかどうなのかは知らないけれど、映像的には、まあまあ頑張ってる方かと。
尤も、多くを突っ込んじゃいけません、ってお約束を守って観た場合の話だけれども。
ワタクシが、常にB級~Z級映画に期待し続けている、爆笑するしかないお笑い要素は皆無だけれど、B級パニック映画としては、それなりかも知れない。
宇宙の都合で地球が危機→でも何とかなった! って部分しか描かれてないから、色々諸々、結構消化不良だけど。